parismaris's days*

アガパンサスがお出迎え*(庭だより*2022.夏)

長引く戻り梅雨(というか、これは単に梅雨が明けてなかっただけじゃ…?)も終盤に入ったようで、ここのところたびたび局所的な集中豪雨に見舞われていて、家に居ても空模様ばかりを気にする毎日です。


そんな梅雨と真夏の狭間の庭では、アガパンサスが花の盛り*

今年も、わが家と庭への共通アプローチで、来訪者をお出迎えするかのように咲いています。




わが家のアガパンサスは、昔ながらの大型の品種。

1メートルを超える背丈に伸びた花が、ちょうど目線で咲いています。




道路から数歩入って、ここを左に折れれば、わが家の玄関ポーチ。

直進すれば、庭。




今夏も涼やかなよい色で、きれいにまぁるく咲きました*




この日は雨の止み間を縫うようにして庭へ出たので、アガパンサスも雨をまとった姿。




不快指数が高く、空模様に翻弄されてうっとおしいばかりの毎日に、一服の清涼感を運んでくれる、癒しの花。

雑木ばかりの緑色の庭では、貴重な夏の差し色です。




おいしい蜜が出るのでしょうか、蝶にも大人気なんですよ*


早々の梅雨明け宣言直後に襲った急激な暑さが影響したのでしょうか、今夏はアガパンサスにタネが全くつきません。

それだけではなく、たくさん実っていたガマズミの実も、青いまま次々にぽろぽろと落ちて、ほぼなくなってしまいました。
(秋に真っ赤に染まるのを、毎年楽しみにしているのに…)

…こんなこと、初めて。

庭の植物たちに現れる不穏な兆候に、気持ちがざわめく今日この頃です。

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