赤い風鈴が、今年も庭で揺れ始めました*
ハイビスカスの仲間の、フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)です。
沖縄の旅のおみやげとしていただいて、早3年。
手のひらサイズでやってきた苗は、今では毎秋に強剪定をほどこしてなお180センチ超の樹高を保つほどとなり、幹も太く、たくましく育ちました。
*つぼみ*
南国生まれのこの植物は、わが家のあるこの地では冬が越せないので、鉢植えにしています。
(晩秋から桜の花が終わるころまでは、室内に)
その大鉢も、とても健やかに育ったがゆえにすっかり根がまわってしまい、ちょっと窮屈そう。
だからなのか、今夏の花は例年よりやや小ぶりです。
葉の黄変もほぼないし、蕾もたくさんついているので、今は特に心配はしていないのですけれど…この秋には必ず植え替えてやらなきゃ!と思っています。
それにしても、すてきな花でしょう?
夏の白い日差しに映えるこの色も、不思議な形状も、風に揺れるそのさまも、ほんとうにすてき。
一日で終わってしまう花が惜しくて、窓からもよく見える場所に置いて、日に幾度も眺めています。
*
昨日今日と、秋の訪れを感じさせる気温が続いています。
昨夜は久しぶりに、エアコンなしで快適に眠りました。
よく見れば、庭のそこここにもちいさな『秋』が顔をのぞかせていて、毎朝それらを見つけるたびに胸が躍ります。
春・夏・秋・冬、いずれの季節も好きだけれど…いちばんは、季節が移ろう、いまこのとき。
庭や道端や空に見つけた『秋』を家族で報告し合っては、季節の狭間で一喜一憂しています(笑)