雪が降っては薄く積もり、溶けることを繰り返した一日に、こっくりと甘いおやつが食べたくなって、ブラウニーを焼きました。
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香ばしくローストしたクルミがたっぷり入った、ナッツブラウニーです。
生地に混ぜ込まれたセミスイートチョコレートが、濃厚で温みのある、深い味わい。
けれど食感は軽くて、くちあたりはサクッ、そしてホロッとしています。
NYのブラウニーのように、むっちりとした重厚なものも食べがいがあって大好きですが(母の作るのはそのタイプ)、おやつにちょっとつまむのは、軽めが便利です。
必要な材料が少なくて、冷蔵庫の中にあるものだけでできちゃうのも、いいところ*
十二指腸潰瘍を再発させてからというもの、その痛さと不快感とで食への欲求が激下がりしていたのですが、これを焼く香りで、ようやく「食べたい」という気持ちが動き出しました。
でもまだあまり食べられないので、半分を隣家の母におすそ分け。
治療のかいあって、もう痛みもほぼなくなったので(ホッとしました…)、ゆるゆると味わっていただきます*