тринадцать,ブタナーツァチ。
我が国には「飛び石連休」なる言葉がある。
数度にわたる法改正によって、そういう
連休もずいぶんと減ったが、今般の
"GW"に於ける5月7日乃至8日も、
広義には「飛び石」と言えるかもしれない。いっぽう、
グルジアでは"GW"などないことだろうが、
軍部クーデタ未遂騒ぎでも首都が
トビリシであることに変わりはなかったようである。こんな
摩擦ューセッツなことが、アメリカ独立の頃もあったかどうかは、
レキシントン&コンコードの戦いの歴史もとんとわからない
拙脳な私には解かるべくもないが、
ハレある独立に、13州などという「忌数」を以て成立させた
アメリカ合衆国という国は一筋縄でいかないな国である。ときに、
新型インフルエンザなどといっても、発表されてすでに半月も経って
感染者ですら全世界じゅうでも「たった」2500人程度。そんなに
騒ーグナーという声も聞こえてきてる。
リヒャルト・ヴァーグナーは、18「13」年に生まれた。
1+8+1+3=13、である。が、その半年後に、
「父」とされてる人物は発疹チフスで死んだ。ただし、
実父だとされてるのはGeyerという人物だとされてる。
ガイアの夜明けとズイークフリートのラインへの旅、である。ともあれ、
Richard Wagnerという綴りは「13」文字。そんなヴァーグナーは、
1883年2月「13」日に死んだ、ヴェネッツィアに於いて。さて、
今日5月7日は、1813年の前年1812年にまつわる曲を書いた
チャイコフスキーの、169回めの誕生日にあたる日である。ときに、
169=13^2というように、169は13の平方数であるから、
チャイコフスキー26(13*2)歳の年に作曲された、
作品番号13の「交響曲第1番」のスコアを取りだして
見かえしてみた。この作品はチャイコフスキー自身が、
"Зимние грёзы"
と名づけたらしい。
зимние(ズィームニエ)は、
形容詞зимний(ズィームニィ=冬の)の複数主格形、
грёзы(グリョーズィ)は、
女性名詞грёза(グリョーザ=夢想)の複数主格形、
である。というわけで、我が国では一般に
「冬の日の幻想」と呼ばれてる。いずれにせよ、
今日、この曲を味わうというのは、
「季節はずれ」の「冬の夢想」である。
この交響曲の終楽章の結尾部
アッレーグロ・ヴィーヴォ(2分の2拍子)のピウ・アニマート部で、
2管のトランペットがユニゾンで突如吹く、
**♪ミー・ーー│<ソー・ーー│<ラー・ーー│<ドー・ーー♪
という音型は、記憶に残り易い。かつてエノケンも歌ってた
「私の青空」を「すばらしい世界旅行」のスポンサーだった
日立の洗濯機のCMソングでは最後に
そのように修飾されてた。他にも、
「黄色いさくらんぼ」(曲:浜口庫之助)
♪わぁ~かい娘は(ウッフン)、お色気ありそで(ウッフゥ~ン)♪
「グッド・ナイト・ベイビー」(曲:むつひろし)
♪(グッナーイ、グッナーイ、ベイビっ。)なみだこ(らえてぇ~~~)♪
「四つのお願い」(曲:鈴木淳)
♪たとえば(私がこいっを、恋をするぅ~なぁ~らぁ~~~、)
四つの(お願い聞いって、聞いてほしぃ~いぃ~のぉ~~~)♪
など、強烈な存在感を持った音型である。
さて、チャイコフスキーの"冬の日の幻想"では、
ホルンが相当に重用されてる。1楽章第1主題の推移部で、
3番&4番ホルンが25小節以上にもわたって曲の音色を彩ってる。
再現部へはホルンが導く。
2楽章では1番&2番ホルンのユニゾンのソリが主題を吹く。ちなみに、
その節は、
***♪【ドー・>シ>ラ・・>ソー・ソー│ソー・ーー・・ーー・ーー】│
<【【ラ>ミ・<ラ<ド・・>シー・>ソー】】│ソー・ーー・・ーー・ーー♪
である。ときに、
私の父と死んだ時期が近かったZARDこと故坂井泉水女史の
「負けないで」(曲:織田哲郎)
が発売されたのは、チャイコフスキー没後100年の年である。その、
「負けないで」のサワリは、
***♪【【ド>ソ・<ド<ミ・・>レー・>シー】】│
<【ドー・>シ>ラ・・>ソー】・●●♪
【【】】内の箇所を短化すれば「冬の日の幻想」になる。ともあれ、
3楽章でも中間部でワルツ主題のオッブリガートを吹き、
4楽章では結尾部へ導く箇所をホルンが支える。ところで、
F管ホルンの第13倍音は(記音二点イ)実音二点ニであるが、実際には
平均率からはかなり「低い」音である。つまり、
変ニに近い。「冬の日の夢想」において、
チャイコフスキーはF管ホルンの上限を、
二点トもしくは二点嬰ドでに置いてる。
偶然ではあるまい。
毎年暖かくなると、私はこの
「冬の夢想」や「くるみ割り人形」といった
「季節はずれ」な音楽が、むしょうに懐かしくなる。
13歳の夏からである。
我が国には「飛び石連休」なる言葉がある。
数度にわたる法改正によって、そういう
連休もずいぶんと減ったが、今般の
"GW"に於ける5月7日乃至8日も、
広義には「飛び石」と言えるかもしれない。いっぽう、
グルジアでは"GW"などないことだろうが、
軍部クーデタ未遂騒ぎでも首都が
トビリシであることに変わりはなかったようである。こんな
摩擦ューセッツなことが、アメリカ独立の頃もあったかどうかは、
レキシントン&コンコードの戦いの歴史もとんとわからない
拙脳な私には解かるべくもないが、
ハレある独立に、13州などという「忌数」を以て成立させた
アメリカ合衆国という国は一筋縄でいかないな国である。ときに、
新型インフルエンザなどといっても、発表されてすでに半月も経って
感染者ですら全世界じゅうでも「たった」2500人程度。そんなに
騒ーグナーという声も聞こえてきてる。
リヒャルト・ヴァーグナーは、18「13」年に生まれた。
1+8+1+3=13、である。が、その半年後に、
「父」とされてる人物は発疹チフスで死んだ。ただし、
実父だとされてるのはGeyerという人物だとされてる。
ガイアの夜明けとズイークフリートのラインへの旅、である。ともあれ、
Richard Wagnerという綴りは「13」文字。そんなヴァーグナーは、
1883年2月「13」日に死んだ、ヴェネッツィアに於いて。さて、
今日5月7日は、1813年の前年1812年にまつわる曲を書いた
チャイコフスキーの、169回めの誕生日にあたる日である。ときに、
169=13^2というように、169は13の平方数であるから、
チャイコフスキー26(13*2)歳の年に作曲された、
作品番号13の「交響曲第1番」のスコアを取りだして
見かえしてみた。この作品はチャイコフスキー自身が、
"Зимние грёзы"
と名づけたらしい。
зимние(ズィームニエ)は、
形容詞зимний(ズィームニィ=冬の)の複数主格形、
грёзы(グリョーズィ)は、
女性名詞грёза(グリョーザ=夢想)の複数主格形、
である。というわけで、我が国では一般に
「冬の日の幻想」と呼ばれてる。いずれにせよ、
今日、この曲を味わうというのは、
「季節はずれ」の「冬の夢想」である。
この交響曲の終楽章の結尾部
アッレーグロ・ヴィーヴォ(2分の2拍子)のピウ・アニマート部で、
2管のトランペットがユニゾンで突如吹く、
**♪ミー・ーー│<ソー・ーー│<ラー・ーー│<ドー・ーー♪
という音型は、記憶に残り易い。かつてエノケンも歌ってた
「私の青空」を「すばらしい世界旅行」のスポンサーだった
日立の洗濯機のCMソングでは最後に
そのように修飾されてた。他にも、
「黄色いさくらんぼ」(曲:浜口庫之助)
♪わぁ~かい娘は(ウッフン)、お色気ありそで(ウッフゥ~ン)♪
「グッド・ナイト・ベイビー」(曲:むつひろし)
♪(グッナーイ、グッナーイ、ベイビっ。)なみだこ(らえてぇ~~~)♪
「四つのお願い」(曲:鈴木淳)
♪たとえば(私がこいっを、恋をするぅ~なぁ~らぁ~~~、)
四つの(お願い聞いって、聞いてほしぃ~いぃ~のぉ~~~)♪
など、強烈な存在感を持った音型である。
さて、チャイコフスキーの"冬の日の幻想"では、
ホルンが相当に重用されてる。1楽章第1主題の推移部で、
3番&4番ホルンが25小節以上にもわたって曲の音色を彩ってる。
再現部へはホルンが導く。
2楽章では1番&2番ホルンのユニゾンのソリが主題を吹く。ちなみに、
その節は、
***♪【ドー・>シ>ラ・・>ソー・ソー│ソー・ーー・・ーー・ーー】│
<【【ラ>ミ・<ラ<ド・・>シー・>ソー】】│ソー・ーー・・ーー・ーー♪
である。ときに、
私の父と死んだ時期が近かったZARDこと故坂井泉水女史の
「負けないで」(曲:織田哲郎)
が発売されたのは、チャイコフスキー没後100年の年である。その、
「負けないで」のサワリは、
***♪【【ド>ソ・<ド<ミ・・>レー・>シー】】│
<【ドー・>シ>ラ・・>ソー】・●●♪
【【】】内の箇所を短化すれば「冬の日の幻想」になる。ともあれ、
3楽章でも中間部でワルツ主題のオッブリガートを吹き、
4楽章では結尾部へ導く箇所をホルンが支える。ところで、
F管ホルンの第13倍音は(記音二点イ)実音二点ニであるが、実際には
平均率からはかなり「低い」音である。つまり、
変ニに近い。「冬の日の夢想」において、
チャイコフスキーはF管ホルンの上限を、
二点トもしくは二点嬰ドでに置いてる。
偶然ではあるまい。
毎年暖かくなると、私はこの
「冬の夢想」や「くるみ割り人形」といった
「季節はずれ」な音楽が、むしょうに懐かしくなる。
13歳の夏からである。
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