チャイコフスキー庵 Tchaikovskian

有性生殖生物の定めなる必要死、高知能生物たるヒトのパッション(音楽・お修辞・エンタメ・苦楽・群・遺伝子)。

「モーツァルト『レクィエム』の踏襲採写楽」

2008年10月29日 18時57分00秒 | チャイコ全般(6つの目のチャイコロジー
高橋尚子選手がマラソン競技から「Q」uitすると会見した昨日は、
米大リーグのワールド・スィリーズ第5戦が6回表終了時点で
「サスペンディド・ゲイム」になった。これは、
大リーグでは珍しいことである。5回裏終了時点でなら、
home(後攻め)が一点リードしてたので、
打ちきり試合となる可能性もあったが、さすがはtvドラマ
「コウルド・ケイス(cold case)」の舞台である
「フィル(フィラデルフィア)」では、
「コールド・ゲイム(called game)」にはならなかった。
今日もまた雨で順延になったらしい。ちなみに、
フィリーズのワールドスィリーズ制覇は、唯一の1980年だけであるが、
当時のメンバーには、ホウムラン王マイク・シュミット三塁手、
一発屋グレッグ・ルーズィンスキ左翼手、通算最多安打ピート・ロウズ一塁手、
スタンフォード大卒のインテリ捕手ボブ・ブーン、投の柱には、
奪三振王左腕スティーヴ・カールトン投手、抑えには、
イチローが真似をしたことで知られるようになった「背面キャッチ」を、
練習中に外野の観客に見せる芸で楽しませてくれてたタグ・マッグロー投手、
などがいた。ちなみに、カールトン投手が投げる試合だけは、
正捕手ブーン(元マリナーズのブレット・ブーンの父)ではなく、
ティム・マッカーヴァーという、墓も隣同士にというくらい仲がいい
副捕手が受けてたのである。が、この年はすでに捕手はできなくなっており、
マッカーヴァーはロウズの控えの一塁手で、しかも、出場数は少なく、
カールトンの女房役がつとまらない以上は在籍価値がないとされ、
ワールド・スィリーズ終了後に解雇されたのである。ときに、
野球といえば“星屑野ジャパン”が五輪の対韓国戦では中国の観客に
「チャイヨー」と声援され、反対に韓国ティームがブーイングされてたのも、
もう記憶に薄れてきてる。が、中国では今も、というとり、さらにいっそう、
嫌韓ムードが強まってるのだそうである。そりゃあ、
敗戦国であるからして、また、国内の反日の朝日・毎日・一部NHK・日教組、
などのために領土問題に強く出れない日本とは違って、ずっと昔からの属国で
“日帝”によって初めて独立させられてしまった国に領土問題や
各種起源捏造噺をふっかけられたら、中国様が黙ってるわけはないのである。
「端午の節句」は朝鮮が起源なのだと。そりゃ、いくら
パクリ多売なことやってる連中でも怒るよ。他方、なんでも、
「東洲斎写楽」は朝鮮通信使の一人でその絵の踏襲なんだとか。でも、
漢字も自分たちのもの、と言いださないのはハングルを自慢にしてるからだが、
とくに漢字使用を廃止してからあんなに瞬時に読みづらい文字列はない。
韓流ドラマなどを観てると、若い男性主人公は
「室長」「理事」という役職がもっぱらで、たいていは
MITもしくはハーヴァードのMBAかロースクール出、である。
会話はすべて「不平不満愚痴り」「罵倒」「自慢」「卑屈」、所作は喧嘩腰で
「怒鳴りちらかす」「アゴを横に反らして威嚇する」「口を尖らせて愚痴る」「すねる」、
というものがほとんどを占めてる。いわゆる「普通の会話」がない。
たとえ女性主人公であってもそのキャラクターを魅力的に描くことは稀で、
これが主人公かと訝られるほどに、
性根の曲った・図太い神経の・品のない人格設定ゆえに、極端にいえば、
日本では「冬ソナ」のチェ・ジウ女史しか女優は人気が出なかった。そして、
老若男女、チッチッチッチッという舌打ちをするのが特徴である。とはいえ、
「俳優」でもそのほとんどが必要もない「大学に進学」してる、という
学歴を誇示しなければ立ち行かない社会背景や、
芸能人でもない一般人でも美容整形しなければならない歴史的事情を、
相当程度は酌量してあげなければならない。ところで、
江戸時代の読本の「南宋里芋発見伝」は、鎌倉幕府と友好な関係だった南宋が
蒙古に駆逐されてくさまを描いたもの(※)ではないが、BGMには
いかにもモンゴルの楽器がよく合うのである(曲亭馬頭琴)。ちなみに、
当時世界最強軍の蒙古が二度にわたって襲来したにもかかわらず、
あっけなく自滅し海の藻屑となり残党は這々の体で逃げ戻った。が、それは、
日本侵略という戦略そのものが、もっぱら、自己保身のためにそれを
水軍のない領袖国蒙古に執拗にヒキも切らず具申した
高麗王の処世術によるところだったためである。そんな
矜持もへったくれもないなりふり構わぬ姿を不憫ライ、
に思ったことはないだろうが、もう「やるっきゃないっ」と、
「交易」というタテマエで鎌倉の北条氏を威嚇し、恭順させて
事なきを得ようとした。が、使者が時宗に
「モウコないでちょうだいっ!」
という意思表示で無視されあるいは切り捨てられては、
日本侵攻を実行せざるをえなくなってしまったのである。が、
高麗水軍の船の作りは相当に杜撰だったらしく、
対馬くらいまでは壱岐おいよく来て残虐の限りをつくしたものの、
九州沿岸に辿り着くのがやっとのゲンカイ灘だったようである。
今では釜山から大挙して対馬に押し寄せてるそうで、
同島も韓国領などとほざいてるそうである。すでに、
我が国の思慮が足りない面々はアジアの諸外国人と結婚して
そのハーフを産み、さらにその子が、と相当に
“稀釈”させられてしまってる。これはすでに止められないし、
まして元に戻すことなど無理、不可逆である。アジア内に限らず、
様々な人種が混合してくことは“自然”な方向で、遠い将来には
世界には人種の別などなくなることだろう。が、
それはまだまだ先の話である。まず、この先50年100年について、
日本は真剣に考えねばならないときなのである。
今年の2月6日のエントリ「純愛のシンボル」(なぜ「白鳥」が選ばれたか)
http://blog.goo.ne.jp/passionbbb/s/%C2%E7%B6%B2%B9%B2
の中で、
<今は大恐慌の1929年直前によく似てると言われる。
政局を見誤ると重大なことになるというのに……云々>
と書いた。もっとも、他人の説のウケウリにすぎないが、その説が
まことしやかだというニオイを嗅ぎつけるハイエナのごとき嗅覚があった、
ということである。とはいっても、同エントリの中で、
<私の予想では民主党内の予備選では(ヒラ・クリは)オバマ氏には勝つ>
などという、翌日はおろか当日の天気さえ当てれないのが日常茶飯事な
気象“予想士”も真っ青なくらいのハズしっぷりである。さらに、現在、
「下馬評」ではオバマ氏がマケイン氏に勝ちそうなのだそうである。
<マケインは負ケイヌにならない>という予想もハズれそうである。
ここはひとつ、マケイン翁の相方ペイリン女史が、
「ペインリン・オヴ・チョイトイ・ッパツ」と改名してM字開脚でも披露して
「最後のお願いに上がりましたっ」とか言って遊説すれば、
世評を覆すことは可能かもしれない。ときに、
同女史の眼鏡は、当然に小浜市製ではないが、
同じく福井県の鯖江市が起こしたメガネ産業の福井市の
「増永眼鏡」製なんだそうである。同女史の共和党は、
「増税眼鏡」はかけておらず、現状の低税率維持がその経済政策であり、
法人税は減税する意向らしい。。いっぽう、
オバマ氏の民主党は高所得者増税&中間以下層減税、
という、一見庶民の味方、みたいな方針だそうである。
法人税の減税はないようであるが、日系人だけには、
邦人税還付金相当として収容所にただで泊まらせてくれるかもしれない。但し、
建物はお粗末な「バラック」であるが……。いずれにしても、日本でも
「民主党のオバマに政治を変えてほしいですね」
などと言う思慮に不向きなかたがたも少なくないようであるが、民主党というのは
「日本に辛く当たる党」ということを未だに知らないらしい。クリントンのときに、
どんなめにあったか、忘れたか知らないか、気にもしてないか、である。まぁ、
それでもいいというのであるから、自己犠牲の精神に満ちた、
幸せな人々である。さて、税金といえば、昨今、
「還付金詐欺」なるものが詐欺業界では流行りなんだそうである。拙脳な私など、
「カンプキン」と「パンプキン」も聞き分けれないので、
カボチャのかぶりものをした子供らを装った一味が
「トリック or トリート!?」
って玄関先に現れでもしたら、「孫」と詐称する一団でなくとも思わず、
「はっぴー、はろうぃーん」
と、嬉々として現ナマお菓子を渡してしまいそうである。が、
もちろんそれではいけない。たとえば、
町で撮ったスナップ写真を写ってる人に断りもなしにブログにアップして、
たとえそれが写され掲載されたら差し障りがある人もいそうな、たとえば
競馬場やウィンズ(場外馬券発売所)でのものでも無神経に載せ、
当該者の人格権を損なったり迷惑を顧みなかったりする“ふり”や、
提訴されることなどないだろうとたかをくくってる“ふり”をして、
「良い子のみんなはこんなまねをしてはだめだよ」という
中国共産党用語で言う“反面教師”たらん、とする立派なタレントさんの
甘いツメ垢を煎じて飲まなければならないと思う。が、それでもまだ、
ギローの「アルルの女」第2組曲第2曲「アンテルメッゾ」中のサックスとの
混合音色における「角笛兄弟」のホルン君とコルネット君との音色の違いを、
スコア上の楽器名(視覚)からだけでなく、
普段いっぱい聴いてるらしいCDその他から仕入る聴覚でも、
何十年も錯綜フォーンちゃんしたまま判らない“ふり”をしてたらしい、
わざと恩知らずで無礼で傲慢尊大にも見せ、また、意図的に自分を
論旨すり替えに終始するふうにおとしめて見せる、
喧嘩腰なふうなヒール役をかって出た馬子にも移調屋さんよりは、
馬引きを生業とせず、また、馬の扱いを教育する立場にもないぶん、
まだまだ足もとにも及ばない。それにしても、日本はまだ捨てたもんでもない。
漫才のボケ役、クイズ番組のおバカタレントは、なぜ必要か、といえば、
見下せる偶像がいないとはけ口がない大衆を安堵せしめるためである。
そんな損な役をかってでるという奇特なかたが我が国にもいらっしゃったのである。
生徒が理解できそうにないとき、
「先生だって専門分野なのにこんなにとんちんかんな理解度なんだよ」
と、本当は理解してるのに故意に間違ってたふりをしてみせ、
同じ高さの目線で向かいあってあげることが、初等教育には大事なのである。
高級鮨店でタネを薄くす切るのは、ケチってるのが本意なのではない。
魚貝にはまず寄生虫がいると思ったほうがいい。
外にくっついてればわかるが、中に入り込んでるものは、
ちょっとわからない。だから、煮たり焼いたり、
酢じめ・昆布じめにしたり、ワサビを塗布したり酢飯を合わせたり、
ショウガをかませたり、茶を飲ませたりするのである。でも、
煮たり焼いたりしてないものは、たとえ死んでたとしても、
口に入れてから虫が出てきた、では済まされないのである。だから、
薄く切る。ところが、こういう人格者な先生は、わざと、
「高級店なんてのはネタを薄く切って利益をさらに上げてる、
きたない奴らだ。それに、高級店にはサーモンが置いてない。
あれは利益率が低いから置いてないのさ。寿司なんて、
回転寿司で充分。ネタが大きいのに安くて旨い」
と、まったくわかってないふうを装ってみせるのである。
サーモンには寄生虫が多いし、“回転寿司”の中には、
代用魚・偽装魚に高級ダネの名をつけて出してるところが多い。
自身は愚か者を装って頼りなく見せ、結果、生徒が自発的に
物事の真の姿を捉えれる思考を身につけ、
偽装・ごまかしに気づくように仕向ける、男の中の男、である。
「こんな聴く耳を持たない先生がイイと言うものは、本当なのか?」
という、学問に重要な「疑問」を抱かせるがための芝居である。
感服した。そんな賞美に値する立派な先生に教わる生徒さんは、
果報者である。

チャイコフスキーの“師”、ニコライ・ルビンシテインも、
「わざと」チャイコフスキーの力作・新作を貶し、
自身を嫌われ役悪役愚か者役にして、チャイコフスキーの
「自信」を引き出させようとした「真の教師」である。
「冬の日の夢想」に対する評も同様だった。
18「66」年、チャイコフスキーが26歳(=「13」*2)
のときに作曲した、作品番号「13」の交響曲である。
「弦軍の伴奏に乗って、ファゴットが旋律を吹き始める」
という、モーツァルトの遺作「レクィエム」の開始戦術を、
モーツァルト・マニアのチャイコフスキーは、その最後の2作品、
「悲愴交響曲」と「pf協奏曲第3番」
のどちらにも引用した。いっぽう、
数あるモーツァルトの交響曲のうち、唯一の短調調である
「ト短調」を、モーツァルト・マニアのチャイコフスキーは、その
「最初」の交響曲に採り入れた。そして、
「弦のトレモロに乗って、ファゴット1管、
とその2オクターヴ上のユニゾンなフルート1管、
という混合音色が主題を吹き始める」
という「ひねり」を加えた。が、これは、やはり、
「弦のトレモロに乗って木管の混合音色が主題を吹き始める」
というシューベルトの「未完成交響曲」の開始技なのである。そして、
その木管の混合音色とは、
「オーボエ1管*クラリネット1管」
である。チャイコフスキーは「4種」の木管の中から、その
シューベルトが選んだ2種とは別のものを採った、
ということなのである。話を「冬の日の夢想」に戻す。
主題がヴィオーラによって「確保」されるとき、
オクターヴに振り分けられたフルート2管が、
ヴィオーラの主題にオッブリガートを合わせる。
**♪(●●)♯レ♯レ・♯レー<ミー|ミー<ファー・【ファー>ミー|
   ミー】●●・●●●●|●●ミミ・ミーミー|ミー●●・
  <【ファーーー|ーー>ミー】・>ラー>ミー|>ラー**♪
(すべての音に「スタッカート」が附く)
である。これは、モーツァルトの「交響曲第40番」の主題、
*♪【ファ>ミ|ミー】、<【ファ>ミ・ミー】、【ファ>ミ| ミー】 <ドー・●*♪
の【嘆息の動機】をモしてるのである。いっぽう、
愚脳で醜い容姿でみすぼらしい私であるが、他はどうでもただただ、
【短足】を嘆くのみである。

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