フジTVで「平成教育学院」の「漢字キング決定SP」をやってた。
「難読名字」のコーナーがあった。この手は、だいたい
つまらない。くだらない語呂合わせで作られたものが
ほとんどだからである。その最後に出てきたのが、
「十」。「木」の枝がない状態、つまり、
左右のハライを取り去ったということで、
「えだなし」「もげき」「もぎき」
などと読ませるそうである。ちなみに、
説明がない誠意のかけらもないことも、
一部社会ではもぎきというらしい。
ともあれ、
この番組にはお笑い芸人浅草キッドの
水道橋博士も出てた。同人は先月、
番組収録中に尿意と激しい腹痛を訴えて
病院へ緊急搬送されて処置を受けたたらしい。
この番組の収録は今月2日だったそうだが、
番組をみるかぎり元気のない顔をしてた。そして、
本人のブログをみてみたが、翌3日付けで、
<朝から東京医大へ。
神経内科の担当医から、検査結果報告。
僅かながら懸念されたギラン・バレー症候群は、
杏林大学病院で陰性判定。
脊髄炎も否定され、「髄膜炎の尿閉症」と確定。>
と書かれてた。同人にはあてはまらないとは思うが、
髄膜炎の尿閉症といったら、
HTLV-1関連脊髄症の特徴的な症状である。
目や口にも麻痺があるようなことを書いてるので、
仮にHTLV-1関連脊髄症だとしたら、
かなり進行してると思われる。
HTLV-1関連脊髄症はその名のとおり、
成人T細胞白血病(ATL)のもとである
ウィルスHTLV-1によって引き起こされる疾患らしい。
かといって、ATLが発症してるとはかぎらない。
ところで、
ATLは世界的にみて、日本がとくに多い。
九州(とくに鹿児島・宮崎・長崎)、沖縄、四国南部沿岸、
紀伊半島南部沿岸、そして、三陸沿岸、アイヌ。
同じく極東でも、中国人と朝鮮・韓国人にはいない。
台湾先住民、東南アジア島嶼部、インド、ニューギニア、
イヌイット、ネイティヴ・アメリカン、カリブ海沿岸、アンデスの先住民。
そのキャリアであるHTLV-1抗体陽性者も当然、
同様な分布をしてる。縄文人の分布に近い。
感染経路は、ウィルスはリンパ球に潜んでるため、ほとんどが
母乳授乳。わずかに子宮内感染、そして、
輸血(現在はまずないはず)、性行為。
宮城県知事だった浅野史郎は母親から感染したらしい。
本人の弁によれば<母は九州にはまったく縁戚はない>
とのことであるが、上記の如く、同人の出身仙台は、
三陸海岸の南端とみなすことができる。それに、
九州はたしかに抜群に多いが、なにも
九州に限ったものではない。しかも、明治になってすでに
150年近くが経つ。5世代が経過してることになる。とくに、
戦後は地方から東京に出てくる者が多いので、
分布はかなり広がってるものと考えてほうがいい。
かつての頻出地帯以外は検査をしない。いずれにしても、
このウィルスが発見されたのは、たったの
30年ほど前である。
ほとんどのキャリアは発症しない。が、
上記の浅野元東京都知事候補のように、
オッサンになってから発症することが稀にある。つまり、
潜伏期間が数十年から百年(その前に別の原因で死んでしまう)
ということができる。
百年の眠りについたオロール姫の物語による
チャイコフスキーのバレエ「眠れる森の美女」の第15曲のa)Pas d'Actionは、
【前】[Andante cantabile、6/8拍子、1♭]
→[Pochissimo piu animato]→[Tempo Primo]→[Piu mosso]
【後】[Allegro、3/8拍子、1♭]
その【後】[Allegro、3/8拍子、1♭]
この【後】部は[主要主題の変型-中間部-主要主題の変型の再現]
というサンドウィッチ式3部で成り立ってる。
ピッコロ、そのオクターヴ下のフルート2管、そのまたオクターヴ下のクラリネット2管が、
****♪ラー│<ドー、>ミー<ラー、│>レーーー、<ソー│
<ドー、>ミー<ラー、│<レーーー、<ソー│
<ラッ<シッ│、<ド>シ>ラッ<シッ、│
<ド>シ>ラッ>ソッ、<ラ>ミ│
<ソッ>ファッ、>ミ>レ><ミッ>レッ│
>ド>シ、<ミ>レ、<ラ>ソ♪
と、【前】部の主要主題の変型を吹奏する。
****♪●ド<ミ>ド>ラッ>ソッ│>♯ファーー<ソ<♯ソー♪
という音型の中間部に移行し、主要主題の変型が戻って、
このa)Pas d'Actionは終わる。終いは、
オーボエ2管+ファゴット2管が、ヘ長調から変ロ長調の属7に導き、
次のb)オロール姫のヴァリアスィヨン(変ロ長調)をお膳立てする。
水道橋から桜蔭の脇の坂を順天堂のほうに上がってくと、
本郷給水所公苑とか東京都水道歴史館がある。
江戸時代に湿地や埋め立て地だった江戸の町に
上水道が整備されてった過程がよくわかる。
玉川上水は驚異的である。
「難読名字」のコーナーがあった。この手は、だいたい
つまらない。くだらない語呂合わせで作られたものが
ほとんどだからである。その最後に出てきたのが、
「十」。「木」の枝がない状態、つまり、
左右のハライを取り去ったということで、
「えだなし」「もげき」「もぎき」
などと読ませるそうである。ちなみに、
説明がない誠意のかけらもないことも、
一部社会ではもぎきというらしい。
ともあれ、
この番組にはお笑い芸人浅草キッドの
水道橋博士も出てた。同人は先月、
番組収録中に尿意と激しい腹痛を訴えて
病院へ緊急搬送されて処置を受けたたらしい。
この番組の収録は今月2日だったそうだが、
番組をみるかぎり元気のない顔をしてた。そして、
本人のブログをみてみたが、翌3日付けで、
<朝から東京医大へ。
神経内科の担当医から、検査結果報告。
僅かながら懸念されたギラン・バレー症候群は、
杏林大学病院で陰性判定。
脊髄炎も否定され、「髄膜炎の尿閉症」と確定。>
と書かれてた。同人にはあてはまらないとは思うが、
髄膜炎の尿閉症といったら、
HTLV-1関連脊髄症の特徴的な症状である。
目や口にも麻痺があるようなことを書いてるので、
仮にHTLV-1関連脊髄症だとしたら、
かなり進行してると思われる。
HTLV-1関連脊髄症はその名のとおり、
成人T細胞白血病(ATL)のもとである
ウィルスHTLV-1によって引き起こされる疾患らしい。
かといって、ATLが発症してるとはかぎらない。
ところで、
ATLは世界的にみて、日本がとくに多い。
九州(とくに鹿児島・宮崎・長崎)、沖縄、四国南部沿岸、
紀伊半島南部沿岸、そして、三陸沿岸、アイヌ。
同じく極東でも、中国人と朝鮮・韓国人にはいない。
台湾先住民、東南アジア島嶼部、インド、ニューギニア、
イヌイット、ネイティヴ・アメリカン、カリブ海沿岸、アンデスの先住民。
そのキャリアであるHTLV-1抗体陽性者も当然、
同様な分布をしてる。縄文人の分布に近い。
感染経路は、ウィルスはリンパ球に潜んでるため、ほとんどが
母乳授乳。わずかに子宮内感染、そして、
輸血(現在はまずないはず)、性行為。
宮城県知事だった浅野史郎は母親から感染したらしい。
本人の弁によれば<母は九州にはまったく縁戚はない>
とのことであるが、上記の如く、同人の出身仙台は、
三陸海岸の南端とみなすことができる。それに、
九州はたしかに抜群に多いが、なにも
九州に限ったものではない。しかも、明治になってすでに
150年近くが経つ。5世代が経過してることになる。とくに、
戦後は地方から東京に出てくる者が多いので、
分布はかなり広がってるものと考えてほうがいい。
かつての頻出地帯以外は検査をしない。いずれにしても、
このウィルスが発見されたのは、たったの
30年ほど前である。
ほとんどのキャリアは発症しない。が、
上記の浅野元東京都知事候補のように、
オッサンになってから発症することが稀にある。つまり、
潜伏期間が数十年から百年(その前に別の原因で死んでしまう)
ということができる。
百年の眠りについたオロール姫の物語による
チャイコフスキーのバレエ「眠れる森の美女」の第15曲のa)Pas d'Actionは、
【前】[Andante cantabile、6/8拍子、1♭]
→[Pochissimo piu animato]→[Tempo Primo]→[Piu mosso]
【後】[Allegro、3/8拍子、1♭]
その【後】[Allegro、3/8拍子、1♭]
この【後】部は[主要主題の変型-中間部-主要主題の変型の再現]
というサンドウィッチ式3部で成り立ってる。
ピッコロ、そのオクターヴ下のフルート2管、そのまたオクターヴ下のクラリネット2管が、
****♪ラー│<ドー、>ミー<ラー、│>レーーー、<ソー│
<ドー、>ミー<ラー、│<レーーー、<ソー│
<ラッ<シッ│、<ド>シ>ラッ<シッ、│
<ド>シ>ラッ>ソッ、<ラ>ミ│
<ソッ>ファッ、>ミ>レ><ミッ>レッ│
>ド>シ、<ミ>レ、<ラ>ソ♪
と、【前】部の主要主題の変型を吹奏する。
****♪●ド<ミ>ド>ラッ>ソッ│>♯ファーー<ソ<♯ソー♪
という音型の中間部に移行し、主要主題の変型が戻って、
このa)Pas d'Actionは終わる。終いは、
オーボエ2管+ファゴット2管が、ヘ長調から変ロ長調の属7に導き、
次のb)オロール姫のヴァリアスィヨン(変ロ長調)をお膳立てする。
水道橋から桜蔭の脇の坂を順天堂のほうに上がってくと、
本郷給水所公苑とか東京都水道歴史館がある。
江戸時代に湿地や埋め立て地だった江戸の町に
上水道が整備されてった過程がよくわかる。
玉川上水は驚異的である。
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