8月16日は、エルヴィス・プレスリーの忌日である。
以前、同人は双子の弟で兄は死産だった、と、なんとかのひとつ覚えのように
ネット上で繰り返し「訴えて」るむきがいた。とるにたらない事柄である。また、
8月16日はベイブ・ルースの命日でもある。映像に残ってるあの独特の美しい
スウィングのセンスは、何度観てもウットリするし、感激のあまり涙があふれる。が、
サミー・ソウサの打撃フォームからは何の感動も感じれないし、
いくら速く走っても、ラドクリフ女史のような汚らしいフォームにはなじまない。
さて、今日は「女子大生(誕生)の日」でもあるらしい。大正2年、
今日、地震が起きた方面にある東北帝大の理科大学に
牧田らく(26歳、女子高等師範教授、数学専攻)、
黒田ちか(30歳、女子高等師範教授、有機化学専攻)、
丹下むめ(25歳、日本女子大助教授、専攻不明)、
という才媛ティフィックな東北3女博士が合格したそうである。
「ハイカラさんが通る」の花村紅緒、みたいな
えび茶色の袴に編み上げのショートブーツ姿ではなかったと思うが、
それにしても、当時の入試は欧米なみの9月開講に合わせてたのか、
暑い時期にやったものである。クリスマスのお話「ハシバミ割り人形」と
セットな「イョラーンタ」の舞台は花村が紅に咲く春である。
さて、「イョラーンタ#6(景とロベールのアーリア)」である。
(景)
アッレーグロ・ヴィーヴォ(2♪=138)、C、無調号)。
舞台裏からロベルトと友人ヴォデモンの声が聞こえてくる。
イョランダが住む庭園宮に迷いこんだという筋書きである。
やがて、戸口からふたりが入ってくる。
ヴォデモンはその美しい庭園に感嘆する。その場面は実質変ニ長である。
ロベールが立て札を見つける。変ニ長の属音をホ長の第3音に取り替えて、
「引き返せ。さもなくば、死刑に処す」
というお触れ書きを読みあげる。
ヴォ:「なんちゅうこっちゃ? ロベール君、説明頼むで」
→ポーコ・メーノ(2♪=126)。
ロベ:「わてにもかいもく解からへん」
ヴォ:「そぅか。ほな、はよ、帰ろ」
ロベ:「いいや。とんでもあらへんで。こないな庭園から立ち去るやなんて……
→アッレーグロ・ノン・タント(2♪=116)。
まるで天国やないの。また、引き返すなんて、水くさい・ごめんくさいやわ」
→ポーコ・ピウ・アニマート(2♪=138)。
ヴォ:「もし、誰かが入ってきよって捕まってもうたら?」
この箇所、木管による実質ロ短の
♪ドーーー・ーーーー・>シー>ラー|
<シーーー・ーー>ソー・>ミ<ソ<シ>ソ・>ミ>シ>ソ>ミ♪
というフレーズが目立つ。
ロベ:「それがどないいうんや?
→アッレーグロ・ノン・タント(2♪=116)。
すごんでみせても、そこまでや。わてらの剣にかなうわけないがな。
いずれにしても、そのあとゆっくりやな、
姫の件でルネ王に会いにいくんわ。
このパラダイスを満喫せんではルネ王んとこには寄ランド、ってこっちゃ。
それにしても、憂鬱やなぁ。できることなら、
ヨランドが消えてくれたらいうふうに思うんや。それくらい、
この件のことは煩わしいで、正味!」
ヴォ:「まぁまぁ、ロベ君、ルネ王はきっとわかってくれまっせ。
ロベ:「うぅぅん、どないやろなぁ。もしも、もしもやで、ヴォデ君」
ヴォ:「終いまで言うてくれるな。ああ、ええよ。君の道連れに喜んでなったる。
ところでな、その姫がもしもごっつチャーミングやったらどないする?」
→ウン・ポーコ・アニマンド。
ロベ:「誰がや? ヨランドがか?」
ヴォ:「そや」
→モデラート(2♪=100)。
ロベ:「きっと四角四面で高慢ちきな……
わてやて修道女いうんがどないなもんか知っとるで……
『食前のお祈り』だとか『アーメン』だとかばかり言うとる、
墓石のように冷たくて血の通っとらんやっちゃ、おおかた」
ここから、「ロベールのアーリア」が始まるんであーりあせんか。
以前、同人は双子の弟で兄は死産だった、と、なんとかのひとつ覚えのように
ネット上で繰り返し「訴えて」るむきがいた。とるにたらない事柄である。また、
8月16日はベイブ・ルースの命日でもある。映像に残ってるあの独特の美しい
スウィングのセンスは、何度観てもウットリするし、感激のあまり涙があふれる。が、
サミー・ソウサの打撃フォームからは何の感動も感じれないし、
いくら速く走っても、ラドクリフ女史のような汚らしいフォームにはなじまない。
さて、今日は「女子大生(誕生)の日」でもあるらしい。大正2年、
今日、地震が起きた方面にある東北帝大の理科大学に
牧田らく(26歳、女子高等師範教授、数学専攻)、
黒田ちか(30歳、女子高等師範教授、有機化学専攻)、
丹下むめ(25歳、日本女子大助教授、専攻不明)、
という才媛ティフィックな東北3女博士が合格したそうである。
「ハイカラさんが通る」の花村紅緒、みたいな
えび茶色の袴に編み上げのショートブーツ姿ではなかったと思うが、
それにしても、当時の入試は欧米なみの9月開講に合わせてたのか、
暑い時期にやったものである。クリスマスのお話「ハシバミ割り人形」と
セットな「イョラーンタ」の舞台は花村が紅に咲く春である。
さて、「イョラーンタ#6(景とロベールのアーリア)」である。
(景)
アッレーグロ・ヴィーヴォ(2♪=138)、C、無調号)。
舞台裏からロベルトと友人ヴォデモンの声が聞こえてくる。
イョランダが住む庭園宮に迷いこんだという筋書きである。
やがて、戸口からふたりが入ってくる。
ヴォデモンはその美しい庭園に感嘆する。その場面は実質変ニ長である。
ロベールが立て札を見つける。変ニ長の属音をホ長の第3音に取り替えて、
「引き返せ。さもなくば、死刑に処す」
というお触れ書きを読みあげる。
ヴォ:「なんちゅうこっちゃ? ロベール君、説明頼むで」
→ポーコ・メーノ(2♪=126)。
ロベ:「わてにもかいもく解からへん」
ヴォ:「そぅか。ほな、はよ、帰ろ」
ロベ:「いいや。とんでもあらへんで。こないな庭園から立ち去るやなんて……
→アッレーグロ・ノン・タント(2♪=116)。
まるで天国やないの。また、引き返すなんて、水くさい・ごめんくさいやわ」
→ポーコ・ピウ・アニマート(2♪=138)。
ヴォ:「もし、誰かが入ってきよって捕まってもうたら?」
この箇所、木管による実質ロ短の
♪ドーーー・ーーーー・>シー>ラー|
<シーーー・ーー>ソー・>ミ<ソ<シ>ソ・>ミ>シ>ソ>ミ♪
というフレーズが目立つ。
ロベ:「それがどないいうんや?
→アッレーグロ・ノン・タント(2♪=116)。
すごんでみせても、そこまでや。わてらの剣にかなうわけないがな。
いずれにしても、そのあとゆっくりやな、
姫の件でルネ王に会いにいくんわ。
このパラダイスを満喫せんではルネ王んとこには寄ランド、ってこっちゃ。
それにしても、憂鬱やなぁ。できることなら、
ヨランドが消えてくれたらいうふうに思うんや。それくらい、
この件のことは煩わしいで、正味!」
ヴォ:「まぁまぁ、ロベ君、ルネ王はきっとわかってくれまっせ。
ロベ:「うぅぅん、どないやろなぁ。もしも、もしもやで、ヴォデ君」
ヴォ:「終いまで言うてくれるな。ああ、ええよ。君の道連れに喜んでなったる。
ところでな、その姫がもしもごっつチャーミングやったらどないする?」
→ウン・ポーコ・アニマンド。
ロベ:「誰がや? ヨランドがか?」
ヴォ:「そや」
→モデラート(2♪=100)。
ロベ:「きっと四角四面で高慢ちきな……
わてやて修道女いうんがどないなもんか知っとるで……
『食前のお祈り』だとか『アーメン』だとかばかり言うとる、
墓石のように冷たくて血の通っとらんやっちゃ、おおかた」
ここから、「ロベールのアーリア」が始まるんであーりあせんか。
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