チャイコフスキー庵 Tchaikovskian

有性生殖生物の定めなる必要死、高知能生物たるヒトのパッション(音楽・お修辞・エンタメ・苦楽・群・遺伝子)。

「オリンパスの果実……社運を案ず」

2011年11月09日 23時54分59秒 | 慣性の改革(ウケのひとこと一発ギャク店
胃カメラを開発した内視鏡の世界的メイカーであるオリンパスの
不正経理が、外人CEO解任に端を発して明るみに出た。
ご多分に漏れず、バブル時に手を出した投機で大失敗して、
千数百億円という莫大な含み損を抱えてしまった。
それまで誤魔化してた損失を時価会計では隠せなくなって
海外ファンドに迂回させてたという。いわゆる「飛ばし」である。
M&Aの買収資金を原資として粉飾してたのである。さらに、
M&Aのやりかたを"coach"したという
"企業買収アドヴァイザー"なる者への過大な報酬まで支出したとか。
そんなのがバレないわけがない。子供だましの程度である。
なのに、20年近くも明るみに出なかったのは、
菊川、森、山田をはじめ、歴代経営者や財務担当が、おそらく、
「隠蔽」を「最重要事項」としてきたからだろう。
バブル期の財テクからは、
"杏の実"ひとつも「果実」が生じることはなかった。
隠蔽隠しの首脳陣が将来を"案ずのみ"だった。が、
やはり露見してしまったのである。
"太宰"府に左遷、では済まされない。

[あなたがたは、いったい、欲が好きだったのでしょうか]

田中英光と岩崎弥太郎が同族筋か否か知らない
拙脳なる私にはわかるはずもない。
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