昨夜は、水天宮のロイヤルパークホテルで、渡辺明日香さんとのデュオでした。
渡辺明日香さんといえば、今日本で活躍しているジャズ・ボーカリストの中では、事実上の人気ナンバーワン、メジャー・デビューしていないのが不思議なくらいです。
実は一緒に演奏するのは、昨夜が初めてではなくて、2,3年前に一度、吉祥寺の「赤いカラス」というお店で、共演した事はありました。しかし、この時は、総勢6名の大所帯バンドだったことと、その時のリーダーが上村さんというトランペッター(&ボーカリスト)だったこと、私自身が急遽呼ばれた事などがあり、印象そのものが、お互いかなり薄かったかもしれません。
そういう意味では、デュオというのは、お互いの魅力(逆に言うと悪い部分も…)を充分に満喫できるので、好きなフォーマットです。(もちろん演奏上は、トリオか、せめてベーシストだけでもいる方が楽なのだが…。)
なので今回デュオの仕事が決まって、結構楽しみにしておりました。
で、昨日の話です。
写真も無いし、中々文字だけで音楽を伝えるのは、難しいのですが、
『何故彼女がこんなに人気があるのか!』
という事だけははっきり分かりました。
それは、明日香さんの1stアルバムのタイトルにもなっている「アンアフェクテッド」という言葉が全てを語っていると思います。
「動じない」「影響を受けない」「気取らない」
という意味があるのだが、全ての言葉が、彼女の歌に当てはまるような気がしました。
言い換えると、ルックス、ステージング、ボーカル(歌唱と言う意味)がトータルでカッコイイのです。
で、その全てに、彼女のオリジナリティを感じる事が出来るのです。
というのも、とてもキレイな人なんだけど、それだけではあそこまでの人気は出ない。
ちまたに『美人ジャズ・ボーカリスト』というのは結構いて、皆さんそれぞれ人気があると思うのだが、明日香さんはそういう感じの人気ではない。
というよりか、逆にミュージシャン内でも人気があり、数多くのミュージシャンのCDなどに参加して、それらのアルバムに華を添えている。こういうボーカリストは実はほとんどいない。
それは、単に「歌のうまいorへた」でも単純に片付けられない。ただ上手いだけの人なんかもたくさんいるからだ。
そこいくと、明日香さんのオリジナリティは、誰からの影響も受けず、自分の気取らない姿をステージで出していることなのだろう。
あと休憩室で結構色んな話をしたが、「この人凄いな~!」と思ったのは、ほとんど話すのは初めてなのに、もう、何年も友達でいる気分にさせてしまうこと。分かり易くいうと、「ものすごく気さく」なんです。
多分そのスタンスは、お客さんと話すときも変わらないんでしょうね。多分あれでは、男性のお客さんは、メロメロになってしまうんでしょうね。
あくまで私の推測だが、多分、メジャー・デビューのオファーはかなりあるのだと思う。
だけど、メジャーでCDを作るとなると、多かれ少なかれ“会社の意向”というものが反映されてしまい、彼女のオリジナリティである「影響を受けない」部分がオミットされてしまう可能性があり、断っているのではないかと思う。
いつか、「金は出すが口は出さない」的なメジャーレコード会社が現れたとき、凄いアルバムを作ってくれると思います。
現在発売中の明日香さんの1stCDの『アンアフェクテッド』、とても素晴らしい作品です。
素晴らしいと同時に“正しい”と思います。Amazonでも買えますので、是非皆さんも聴いてみてください。
今日のブログ、1つもライブレポートになっていないけど、明日香さんのライブの素晴らしさは、来れば分かります。
来なければ分からないと思うので、皆様も是非一度、ライブにも足を運んでみてください。
PS.明日香(あすか)というと、どうしてもライオネスを思い出してしまうオレって一体…。(あっちは飛鳥だけど…)
渡辺明日香さんといえば、今日本で活躍しているジャズ・ボーカリストの中では、事実上の人気ナンバーワン、メジャー・デビューしていないのが不思議なくらいです。
実は一緒に演奏するのは、昨夜が初めてではなくて、2,3年前に一度、吉祥寺の「赤いカラス」というお店で、共演した事はありました。しかし、この時は、総勢6名の大所帯バンドだったことと、その時のリーダーが上村さんというトランペッター(&ボーカリスト)だったこと、私自身が急遽呼ばれた事などがあり、印象そのものが、お互いかなり薄かったかもしれません。
そういう意味では、デュオというのは、お互いの魅力(逆に言うと悪い部分も…)を充分に満喫できるので、好きなフォーマットです。(もちろん演奏上は、トリオか、せめてベーシストだけでもいる方が楽なのだが…。)
なので今回デュオの仕事が決まって、結構楽しみにしておりました。
で、昨日の話です。
写真も無いし、中々文字だけで音楽を伝えるのは、難しいのですが、
『何故彼女がこんなに人気があるのか!』
という事だけははっきり分かりました。
それは、明日香さんの1stアルバムのタイトルにもなっている「アンアフェクテッド」という言葉が全てを語っていると思います。
「動じない」「影響を受けない」「気取らない」
という意味があるのだが、全ての言葉が、彼女の歌に当てはまるような気がしました。
言い換えると、ルックス、ステージング、ボーカル(歌唱と言う意味)がトータルでカッコイイのです。
で、その全てに、彼女のオリジナリティを感じる事が出来るのです。
というのも、とてもキレイな人なんだけど、それだけではあそこまでの人気は出ない。
ちまたに『美人ジャズ・ボーカリスト』というのは結構いて、皆さんそれぞれ人気があると思うのだが、明日香さんはそういう感じの人気ではない。
というよりか、逆にミュージシャン内でも人気があり、数多くのミュージシャンのCDなどに参加して、それらのアルバムに華を添えている。こういうボーカリストは実はほとんどいない。
それは、単に「歌のうまいorへた」でも単純に片付けられない。ただ上手いだけの人なんかもたくさんいるからだ。
そこいくと、明日香さんのオリジナリティは、誰からの影響も受けず、自分の気取らない姿をステージで出していることなのだろう。
あと休憩室で結構色んな話をしたが、「この人凄いな~!」と思ったのは、ほとんど話すのは初めてなのに、もう、何年も友達でいる気分にさせてしまうこと。分かり易くいうと、「ものすごく気さく」なんです。
多分そのスタンスは、お客さんと話すときも変わらないんでしょうね。多分あれでは、男性のお客さんは、メロメロになってしまうんでしょうね。
あくまで私の推測だが、多分、メジャー・デビューのオファーはかなりあるのだと思う。
だけど、メジャーでCDを作るとなると、多かれ少なかれ“会社の意向”というものが反映されてしまい、彼女のオリジナリティである「影響を受けない」部分がオミットされてしまう可能性があり、断っているのではないかと思う。
いつか、「金は出すが口は出さない」的なメジャーレコード会社が現れたとき、凄いアルバムを作ってくれると思います。
現在発売中の明日香さんの1stCDの『アンアフェクテッド』、とても素晴らしい作品です。
素晴らしいと同時に“正しい”と思います。Amazonでも買えますので、是非皆さんも聴いてみてください。
今日のブログ、1つもライブレポートになっていないけど、明日香さんのライブの素晴らしさは、来れば分かります。
来なければ分からないと思うので、皆様も是非一度、ライブにも足を運んでみてください。
PS.明日香(あすか)というと、どうしてもライオネスを思い出してしまうオレって一体…。(あっちは飛鳥だけど…)