ジャズ・ピアノ・レッスン

私は演奏活動、執筆活動の他に、ジャズ・ピアノ、ジャズ・ボーカルのレッスンをしています。
よく「どんなレッスンをしているのですか？」って質問されるんだけど、大手のスクールの様なカリキュラムに沿った均一的な授業ではなく、個人個人の様子を見て一人一人にあったレッスン内容を心がけているので、とてもではないけど一言で「こんなレッスンですよ！」って言えないところがある。
もちろん、「一人一人に合わせたレッスンをしています！」とは答えているのだけど、これでは質問した人には良い回答になっていないようなのだ。

さて、最近教え始める様になった生徒さんが、ブログに私のレッスンの事を書いてくれた。
彼は私と同じウィントン・ケリーを愛する静岡のジャズ・ピアニストで、私とは目指す方向が同じというか、非常に似ている。なので私が持っていることをそのまま教えることができる生徒さんである。
また私のレッスンの内容を的確に書いてくれていて、とても嬉しかったので、許可を頂いて特別に転載させて頂いた。
以下はその内容である。

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今週土日と、東京に行ってました。

今日は日本でも数少ないであろうWynton Kelly伝承者の川島茂さんのレッスンでした。

僕はもう今定期的にジャズピアノのレッスンを受けてないけどやっぱり１人で練習していると行き詰るところもたくさんあるし、いろいろな人に意見を聞いてみたい。あと自分がいいなと思った演奏をするプロの人の意見を聞くことでモチベーションもあげたい。
ということで７月くらいから不定期にクリニックみたいな形でWynton Kelly伝承者の川島さんに習いに言ってます。

やっぱり川島さんのレッスンは面白い。
実は３時間という長丁場のレッスンをあえて申し込んだんだけどそれが３時間とはとても感じられないほど目から鱗のレッスンでした。楽しすぎて、すぐに終わってしまいました。
実は夜用があったので、終わった後失礼したのですがもっといろいろ川島さんと話したかった。

３時間かけて、歌のデュオの伴奏についてのレッスンをみっちり教えてもらいました・なんだろう、歌のデュオ演奏って今一番僕が追及したい音楽スタイルなんですよね
もちろん管楽器やピアノトリオとやるのもすごく勉強になるし楽しいです。ただjazz standard の曲のすべてって、宝石のようにキラキラした
素敵な歌詞がついていて僕は大好きなんです。それを再現できる楽器、ボーカルに僕は今はとても魅力を感じるわけです。

それから選曲から何から自由の利くデュオという形態は僕はとても気に入ってます。

今日もいろいろ教わったよ。
アドリブはコード進行でなく曲のアドリブをする、オブリガードについて、伴奏パターンについて、ペダルについて、あとソロピアノも教わってきました。

川島さんはKelly伝承者だけあって僕が欲しい
大事なものはすべて詰まってるし、何しろ川島さんのレッスンのいいところは、本当に僕がどう演奏しているかをよく聴いてくれて、適切な
アドバイスをくれる。

演奏もとても素敵です。キラキラしたピアノの音色で遊び心たっぷりにピアノを弾きます。

でもどんなに凄い人から、いいことを沢山学んでも、implementationしなくちゃ意味ないので、これを書き終わってから、今朝の１時ですが、
ちょっと遅い時間ですがimplementationを下のピアノでしてきます。

それはmemoryがfreshな間にした方が当然いいだろうし！！

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ここまで褒めて頂き、指導者冥利に尽きますが、そんなこんなで、こういうその人が知りたいことを教えるレッスンを心がけてます。
もしこの日記を読んでいる人の中でも、色々悩んでいる人がいたら、私の所に来たらいかがでしょうか？「目からウロコが落ちる」かもしれません。
詳しくは、http://music.geocities.jp/pianityrecord/Lesson.html　をご覧下さい！