昨日も稽古に参加してまいりました。
何せ慣れないことばかりで、終わったらどっと疲れます。
何年か前に、三輪えりかさんの『シェークスピア遊び語り』というシリーズで、劇伴は慣れているつもりでしたが、全然違ってました。
遊び語りは、朗読劇でお芝居をしながらも、要所要所に俳優陣の歌が入る…という、ライブ的な要素がかなり強く、世界観が現実とお芝居を行ったり来たりしながら…と言う感じなので、言い方は変ですが“リラックス”しながらやれたんですね。
あ、リラックス…と言うのは、何も“ガウン来て、ソファーで白いペルシャ猫をひざにのっけて、ブランデー飲む”…みたいなんじゃなくて、自分もピアニストとして楽しみながら参加する…みたいな感じです。
でも、今回、ほとんどリラックスできません。緊張感の固まりです。
2時間、お芝居の世界に行きっぱなしです。
もちろん、リラックスできないまでも、やりがいはものすごくあるんですけど…。
変な話、本番で作り上げていくジャズとは違い、稽古場で完成品を作らなければならない訳です。
完成品を作ろうと思うと、それは、実は果てしない道のりなんですね。
ジャズの場合、完成させる必要は無い…というと変な言い方になりますけど、ミュージシャン同士の即興の掛け合いが楽しい…というか、そのためには、未完成の部分が多分に出てくるわけですけど、お客様はその部分も一緒に楽しんで下さるわけですよね。
変な話、ジャズの場合、1つのバンドがサウンドが完成してくると、それはメンバーチェンジの時期というか、そういう感じになってくるわけですね。
マイルス、ブレイキーなどの名門バンドは、バンドとして音が完成されてくると、変化を求めて、まったく違うタイプのミュージシャンとメンバー・チェンジしていくわけです。
(あ、1ヶ月くらいでチェンジしている場合は、ビーク(クビ)と思って下さい!)
確かに、同じメンバーで3年くらい活動してくると、その時期のライブ盤は、“どれを聴いても同じような演奏”になっている感はありますね。もちろん、超クオリティーが高い事は言うまでもないですが…。
話はお芝居に戻ります。
過去、現在、未来のアメリカの日々を、30シーンの言わば“オムニバス”の様な形でつないでいくのですが、そのシーンをピアノで、その選曲や演奏スタイルでどの時代のアメリカを表現していくわけです。
そして、効果音も出しますし、数シーン、セリフは無いまでも、ピアニストの役を演じる訳です。
そういえば、えりかさんの遊び語りではセリフまであったのに、なんでこんなに、セリフもないのに緊張するかと言うと、えりかさんの時は、1人のピアニストとしてトークする…という感じだったのですが、というか、台本に「川島」と書いてあることもありましたが、今回のお芝居は、そのシーンの中のピアニスト…な訳です。
これは、もう全然違いますね。
リアクションが取れません。どうしよう…。演出家の村田先生は、「自然にしていればいいですよ…」と言いますが、その“自然”が一番難しい。
えーい、こうなったら、素人丸出しのリアクションをしよう。
という事で…。
T=PROJECT vol.4
アメリカの日々
Scenes from American Life ピアノ演奏と共に贈る30のエピソード
出演;田中正彦、浅地直樹、本田一夫、渡辺慎平、江崎泰介、小沢寿美恵、朝倉佐知、前野未来、染谷麻衣
ピアノ演奏;川島茂
2013.11.19.(火)~11.24(日)
下北沢シアター711
公演日時
11月
19日(火)19:00~、20日(水)14:00~、21日(木)14:00~、19:00~、
22日(金)19:00~、23日(土)13:00~、18:00~、24日(日)13:00~
料金
指定席4000円(ソファー席)、自由席3500円(パイプ椅子、ベンチシート)
学生3000円(自由席、要身分証明)
観覧をご希望の方は、pianity@nifty.comまでその旨メッセージを下さい。
折り返しチケットの購入方法に付きましてご連絡いたします。
または、直接T=PROJECTまで。
メールアドレス;t-project.2011@softbank.ne.jp
公演専用携帯電話;080-4435-9244
今夜は、神楽坂『もりのいえ』の舞台に立ちます(笑)。
ソロです。ジャンルにとらわれないで、いろんな曲を川島流に弾くつもりです。
是非ともお越し下さい!
new 2013年10月のスケジュール
下北沢の劇場の舞台に立ちます!
12月23日(日祝)Mari-Styleクリスマスライブのお知らせ!
第3回DUMBO2チャリティーライブの寄付のご報告!
Marie-Style2ndアルバム『heartiness』大好評発売中!
東日本大震災、寄付活動のご報告
チャリティー活動のご報告
何せ慣れないことばかりで、終わったらどっと疲れます。
何年か前に、三輪えりかさんの『シェークスピア遊び語り』というシリーズで、劇伴は慣れているつもりでしたが、全然違ってました。
遊び語りは、朗読劇でお芝居をしながらも、要所要所に俳優陣の歌が入る…という、ライブ的な要素がかなり強く、世界観が現実とお芝居を行ったり来たりしながら…と言う感じなので、言い方は変ですが“リラックス”しながらやれたんですね。
あ、リラックス…と言うのは、何も“ガウン来て、ソファーで白いペルシャ猫をひざにのっけて、ブランデー飲む”…みたいなんじゃなくて、自分もピアニストとして楽しみながら参加する…みたいな感じです。
でも、今回、ほとんどリラックスできません。緊張感の固まりです。
2時間、お芝居の世界に行きっぱなしです。
もちろん、リラックスできないまでも、やりがいはものすごくあるんですけど…。
変な話、本番で作り上げていくジャズとは違い、稽古場で完成品を作らなければならない訳です。
完成品を作ろうと思うと、それは、実は果てしない道のりなんですね。
ジャズの場合、完成させる必要は無い…というと変な言い方になりますけど、ミュージシャン同士の即興の掛け合いが楽しい…というか、そのためには、未完成の部分が多分に出てくるわけですけど、お客様はその部分も一緒に楽しんで下さるわけですよね。
変な話、ジャズの場合、1つのバンドがサウンドが完成してくると、それはメンバーチェンジの時期というか、そういう感じになってくるわけですね。
マイルス、ブレイキーなどの名門バンドは、バンドとして音が完成されてくると、変化を求めて、まったく違うタイプのミュージシャンとメンバー・チェンジしていくわけです。
(あ、1ヶ月くらいでチェンジしている場合は、ビーク(クビ)と思って下さい!)
確かに、同じメンバーで3年くらい活動してくると、その時期のライブ盤は、“どれを聴いても同じような演奏”になっている感はありますね。もちろん、超クオリティーが高い事は言うまでもないですが…。
話はお芝居に戻ります。
過去、現在、未来のアメリカの日々を、30シーンの言わば“オムニバス”の様な形でつないでいくのですが、そのシーンをピアノで、その選曲や演奏スタイルでどの時代のアメリカを表現していくわけです。
そして、効果音も出しますし、数シーン、セリフは無いまでも、ピアニストの役を演じる訳です。
そういえば、えりかさんの遊び語りではセリフまであったのに、なんでこんなに、セリフもないのに緊張するかと言うと、えりかさんの時は、1人のピアニストとしてトークする…という感じだったのですが、というか、台本に「川島」と書いてあることもありましたが、今回のお芝居は、そのシーンの中のピアニスト…な訳です。
これは、もう全然違いますね。
リアクションが取れません。どうしよう…。演出家の村田先生は、「自然にしていればいいですよ…」と言いますが、その“自然”が一番難しい。
えーい、こうなったら、素人丸出しのリアクションをしよう。
という事で…。
T=PROJECT vol.4
アメリカの日々
Scenes from American Life ピアノ演奏と共に贈る30のエピソード
出演;田中正彦、浅地直樹、本田一夫、渡辺慎平、江崎泰介、小沢寿美恵、朝倉佐知、前野未来、染谷麻衣
ピアノ演奏;川島茂
2013.11.19.(火)~11.24(日)
下北沢シアター711
公演日時
11月
19日(火)19:00~、20日(水)14:00~、21日(木)14:00~、19:00~、
22日(金)19:00~、23日(土)13:00~、18:00~、24日(日)13:00~
料金
指定席4000円(ソファー席)、自由席3500円(パイプ椅子、ベンチシート)
学生3000円(自由席、要身分証明)
観覧をご希望の方は、pianity@nifty.comまでその旨メッセージを下さい。
折り返しチケットの購入方法に付きましてご連絡いたします。
または、直接T=PROJECTまで。
メールアドレス;t-project.2011@softbank.ne.jp
公演専用携帯電話;080-4435-9244
今夜は、神楽坂『もりのいえ』の舞台に立ちます(笑)。
ソロです。ジャンルにとらわれないで、いろんな曲を川島流に弾くつもりです。
是非ともお越し下さい!
new 2013年10月のスケジュール
下北沢の劇場の舞台に立ちます!
12月23日(日祝)Mari-Styleクリスマスライブのお知らせ!
第3回DUMBO2チャリティーライブの寄付のご報告!
Marie-Style2ndアルバム『heartiness』大好評発売中!
東日本大震災、寄付活動のご報告
チャリティー活動のご報告