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回転寿司と音楽 (本物の寿司-①)

2008-07-20 15:26:43 | ライブ・レポート
私のピアノをよく聴きに来てくれるお客さんの中で、寿司がとても大好きで、私の演奏を聴きにくるときも、必ずその近所のおすし屋さんで寿司をつまんでから来るという人がいる。

その方に言わせると
「回転寿司は寿司ではない」
そうだ。
私は日頃回転すし専門で、滅多にすし屋のカウンターで食べないと言ったら、
「あんたのピアノは本物なんだから、無理してでもおいしい寿司を食べてくれ」
と言われてしまいました。

「あんたのピアノは本物!」
というのは、人生の中で何回か言われたことがある。そのことは素直に喜ばしいことなので、ありがたいお言葉だと思う。
しかし私の様な大して売れてもいないピアニストのピアノを本物と思えるということは、世の中に「まがい物」がたくさん出回っているということなのか。

確かに『売れている音楽がいい音楽か?』あるいは『有名なピアニストがいいピアニストか?』という疑問はある。
どちらにしても、どうやらそのお客さんは、私のピアノを回転寿司ではない、きちんとしたお寿司屋さんの寿司と同じように聴いていただいているようだ。

大手回転寿司チェーンなどははあちこちに支店があり、多くのお客さんの胃袋を満たしている。
一方、「味が落ちる」と支店を出さず、一店だけで勝負する昔ながらの頑固なすし屋もある。
要するに回転寿司」と「味で勝負しているが支店は無い寿司屋」、どちらが本物の寿司なんでしょうね?ということなのだろうか…。


最もこの問題、日頃回転寿司にしか行けない私には答えが出せないでいる。

これからは年に1回くらい、カウンターで寿司を食べてみようかな?
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