絵本に学ぶ仕事のコツ

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仕事の全体像を把握する!!

2023年11月12日 | 仕事術

今日は 「リパの庭づくり」の絵本を紹介したいと思います。                                                                  

この絵本は新しい絵本です。

主人公はリパという女の子、うでのいい庭師です。

リパが友達の野鳥「シーコル」と共に リシュカおばあさんのお庭を素敵に蘇らせるお話です。

リシュカおばあさんが 飼っていたねこのマリーがいなくなってしまい、生きる意欲をなくし、

好きだった花を育てることもしなくなり 庭が荒れ放題。

そこにリパが訪ねてきて あまりの変わりように驚き、「私がお庭をきれいにする!!」と宣言。

とりあえず窓をおおっていたツタを切ったあと、いよいよ仕事にとりかかります。

さて、最初に取り組んだのは・・・・

お庭の現状を把握すること。

友達のシーコル(野鳥)に頼んで、空からお庭の様子をみてもらい、地図のように紙に書いていきます。

それから仕事の手順の計画を立てます。

庭づくり・・・ですから、くさひき、そうじ、土づくり、植物のうえかえ・・・・

その過程で、リパは虫たちにも配慮をし、感謝しています。

リパはシーコルに言います 「いい庭にはいろんないきものが すんでいて、おたがいにたすけあっているの」

シーコルは「みんなで、庭をつくっているんだね」と。

リシュカおばあさんの庭は「雨」や「おひさま」の力も借りてしっかり育っていきます。

お花もいっぱい咲きました!!

何か月も家にとじこもっていたおばあさん、リパの誘いでお庭に出てみます。

すると・・・とっても素敵な出来事が!!

なんということでしょう

・・・・・ここで書いてしまうと興ざめ(笑)でしょうから・・・・ここまでにしておきます(笑)

ヨーロッパの香りがする 心がウキウキしてくる絵本です。

是非 読んでみて下さい!!

    福井さとこ 作・絵  のら書店  2022年11月8日初版発行

 

 

リパがまず最初に手掛けたこと、「空から庭の全体像を把握する」ことでした。

どこに何が植わっているか、どんな虫が住んでいるのか・・・

太陽がどこから登り、どこに沈むか(=庭の方角を知る) などなど・・・・

庭師にとって、理解していないといけないことなのでしょう。

それらを理解しておくことで、効率よく仕事が出来、いい仕上がりにつながるのではと思います。

さすが!! うでがいい庭師です。

している仕事はみなそれぞれ・・・・ 一つの仕事を一人で担当する場合も、複数で担当する場合も、している仕事の全体像を把握する

ことはとても大事なことなのではと思っています。

余裕がないと、自分が今している作業ばかりに必死になりがちですが、全体の中での「この作業」の立ち位置を知ると、優先順位や

力のかけ具合、改善した方がいいこと・・・・などなど いろいろ見えてくることがあります。

仕事の全体像の把握!!これ大事です

そして、リパは仕事にかかわるみんなのことを理解し、配慮し、感謝の気持ちも忘れません。

これもとても大切なことなのではないでしょうか?

チームで仕事をしている方は「そんなの当たり前のことじゃない!?」と思うかもしれませんが、

リパのように一人で仕事をしている人(例えばリパのような職人さんなど・・・)

は意識しにくい事なのでは?

作業をする人は一人でも、道具だったり、対象物そのものが持つ力や、天気なんかも味方になってくれる場合もあるかもしれませんね。

リパのように周りのみんな(擬人化しちゃいます)のことを理解し、感謝する、なかなかできることではないかもしれませんが、

とても大切なことなのではないかと思います。

それがいい仕事をすることに繋がっていくのではないかと思いました。

リパ!! グッジョブです

 

 

 

 


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