絵本に学ぶ仕事のコツ

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すべては必要な経験なのです。

2023年10月22日 | 仕事術

今日は「ぐるんぱのようちえん」を紹介したいと思います。          

      

           西内ミナミ さく  堀内誠一 え

 

ジャングルで暮らしていたぞうの「ぐるんぱ」は他のぞうたちから働きに出るよう言われます。

川で他のぞうたちからきれいに洗ってもらって、身綺麗になったぐるんぱは意気揚々と働きにでます。

ビスケット屋さんでぐるんぱは張り切って大きなビスケットを作ります。

ところが、大きすぎて高いビスケットは誰も買いません!!

ビスケット屋さんから「もう けっこう」と言われたぐるんぱはビスケットをもらって出ていきます。

次にぐるんぱが働いたのは「お皿やさん」、ぐるんぱは張り切ってお皿を作ります。

しかし・・・・大きすぎるお皿は売れません。

またもや「もう けっこう」と言われてしまいます。

ビスケットとお皿を持ってぐるんぱが次にたどりついたのは「くつやさん」

ここでも ぐるんぱが張り切って作った大きなくつは誰もはけないので「もう けっこう」

と言われてしまいます。

くつやさんの次はピアノ工場そして自動車工場とめげずに頑張って働くぐるんぱ!!

ここでも「もう けっこう」と言われたぐるんぱ!!

がっかりしたぐるんぱは涙が出そうになります・・・

さあ 困った!!・・・・

でも 大丈夫!! ぐるんぱは 自分の居場所をちゃんと見つけられました。

ぐるんぱ よかったです

 

この絵本も私が子どもの時からある古い絵本ですが、今もたくさんの子どもたちに読まれています。

図書館でも本屋さんでもだいたい見つかる絵本の一つではないでしょうか?

ぐるんぱは働きに出る前は「さびしい さびしい」といって草原で泣いて暮らしていましたが、身綺麗になり

張り切って働いて 頑張って物を完成させます。

残念ながら「人間の常識に合った物」を作らなかったぐるんぱはあちこちで「もう けっこう」と言われ続けますが

めげずに何度も挑戦していきます。

一つずつ 頑張った証を形にしていくことで、ぐるんぱは自己肯定感を高めていったのではないかと思っています。

そして、最後にはぐるんぱが作った物すべて 活用して素敵なぐるんぱの居場所と役割が与えられます。

どれもが必要な物・事だったのです。

ぐるんぱのいいところはどこでも「一生懸命頑張り、ここでは「これを作った」」というものがあったことだと思います。

最初のビスケット屋さんでめげていれば、ぐるんぱは自分の居場所と役割を見つけられなかったはずです。

すべての経験は必要なことだったのです!!

バブル期に青春時代を過ごした私たちは、学校を卒業して当たり前の様に正社員・正規職員として働く人が多く、

リタイアするまでずっと終身雇用というのが一般的な時代でした。

今でこそ派遣社員・契約社員・パート・非常勤雇用で働く人も数多くおられることと思います。

諸般の事情からいろいろな種類の仕事を転々としている人も少なくないのではと思います。

でも 私は全然ウィークポイントではないと思っています。

もし、あなたがいろんな仕事を転々としてつながっていない・・・と感じていたとしても、大丈夫です。

すべては繋がっていますから!!

一つ一つの場所で自分なりに頑張ってきたのであれば、きっと いつか経験が統合され それぞれが納得する形に落ち着くことが

できると思います。

とはいえ・・・実は私はまだ、具体的に今までの経験を全て統合した事は出来ていないので、「思います」・・・より「思いたいです」

と言う表現の方が適切なのかな?(笑)

でも、役割みたいなことは少しずつ見えてきたように思います。

だから、この経験が必要だったんだ・・・・ 経験の順番も大切だったんだ・・・と納得できてきます。

もし、不本意ながら 今の仕事を選んだ人、選ばざるを得なかった人がいれば・・・・まずは 目の前の事を全力でやってみて下さい!!

きっと 次につながる何かが待っているはずです。

 

 

 

 

 


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