なんかカールしてる

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岩手への旅 2日目 その1

2017-08-11 16:30:27 | 旅にでてみた
あんなに早朝からわしわし鳴いてわたしを悩ませていたクマゼミは、すっかりおとなしくなりました。
今朝は遠くでひぐらしの鳴く声もして、なにやら夏も終わりの雰囲気です。夫は一足早く大阪の実家へ。わたしと息子はあさって、電車で向かいます。



  では、旅の2日目、8月6日のことを。
  岩手の東山町の宿でゆっくり眠り、目覚めたわたしは、夫と近くの散歩に出かけました。妹は日頃の疲れのせいでまだまだ眠い様子だったので、そうっとしておいて。



  宿から歩いてすぐのところに猊鼻渓の船着き場があります。ここは、学生時代など帰省した折に、朝の散歩でよく訪れていました。砂鉄川に川霧がたって、ちょっと神秘的です。白い鷺がじっとしたまま早い流れの中に立っています。昼間はにぎやかな観光地ですが、朝は川の音だけが聞こえてとても静か。
  住宅地の中を通って、宿に帰ることにしました。中学のときの親友ハルヨちゃんの家の近くに来ました。昔、ハルヨちゃんの家の畑だったところが花畑になっています。いろんな種類の花が咲いていてとてもきれいです。お互い会うこともなくなったけれど、同じようにお花好きになっていて、なんだかすごく嬉しい。背が低くてぽっちゃりしたハルヨちゃんと、ひょろっと背の高いわたしはいつも一緒にいるデコボココンビ。40年たった今、岩手と三重で同じように花を育てることを楽しみに生活してるんだな。

 ハルヨちゃんの花畑

  高校生のときの友達、今はオーストラリアにお嫁に行ってしまったケイコちゃんの家の前も通りました。思春期の悩み多きわたしは、実際どんな子だったか自分ではわからないけれど(ちょっと変わっていたような気がする)、一緒に過ごしてくれる友達がいてくれて良かったね、とその時のわたしに言ってあげたい感じです。この通りを親友通りと名付けよう。

  宿に戻り朝食。この宿はお料理がおいしいので有名なのです。朝は「はっとう」がつくとのこと。

 目玉焼きが目立つけれど

普通のメニューですが、丁寧に作ってあってどれもこれもおいしい!そして「はっとう」は一口食べてうなりました。妹と二人「おばあちゃんの味だー」と感激しました。「はっとう」とは「すいとん」のことですが、昔おばあちゃんが作ってくれたものととてもよく似た、ダシの効いた味です。なんだろう、水が違うんだろうか…なかなか出せないこの味は、わたしとって、この旅で食べたものの中のベストワンになりました。

 おいしい朝食で英気を養って、この日は親戚にご挨拶まわり、お墓参り、そして、実家に風を通したりといそがしく動きまわりました。続きはまた、明日。



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