今日はすこし風があって蚊があまり出てこないので、ごしゃごしゃした庭の枯れた植物を整理しました。
モントブレチアの葉を切ってみるとその下に、ひっそりとヤブランの花が咲いていてうれしい発見。
植えた覚えはないので、どこかから頂いた花といっしょにウチにやってきたのでしょう。調べてみると花言葉は「忍耐 謙遜」。確かに日陰で咲くこの花はそんな感じです。ウチの庭でも秋の準備がひっそりと行われているわけですね。
隠れてた
昨日に続き岩手二日目(8月7日)。
アブに刺された(正確にはアブは皮膚をかみ切るそうです。こわーい)宿を後にし、実家のある町へ。
お墓そうじを済ませ、お線香をあげていたらそこで偶然に本家のおじさんに出会いました。そのまま本
家へ行きごあいさつ。この日は「なのかび」といって、お墓の掃除をする日だそうです。そして、お赤飯を仏さまにお供えするそうです。おばあちゃんがしていたかもしれませんが、わたしは知らなかった。
本家のおばさんが、お昼に「ちょうどなのかびのお料理作っていたから」と、ささげのお赤飯とお煮しめを
ご馳走してくれました。これが、おいしかった。ささげはほっこりとし、お煮しめも良いお味。
泣ける
昔から慣れ親しんだ、体がおぼえているおばあちゃんの味です。この旅のベスト1のしみじみとおいしいお料理でした。お手製の「シソ巻き味噌」も懐かしく、つい作り方を訊きました。甘辛いクルミ味噌(小麦粉か片栗粉、どっちだったかな、を加える)をシソでクルクルと巻き、楊枝でとめて少なめの油で揚げるも
のです。焦げやすいので注意するようにとのこと。ウチの庭に毎年、青紫蘇がたくさん生えるので一度作ってみようと思います。この年になると、郷土の料理を作れる人って、尊敬します。何年もその地で作り続けてきた経験がものをいう世界です。地に足がついた本物の生活人という感じがします。
今年はバッタに食べられていない ウチの青紫蘇
岩手に帰ると、いつも、この田舎のおばちゃんたちの揺るぎない存在感に圧倒されて「スミマセン、スミマセン、ものを知らなくてスミマセン」という気持ちになります。三重で気楽なよそ者暮らしをして何十年のわたしは、つくづく大人になりきれていない甘ちゃんだなあと感じるのです。
誰もいないのに咲いている
母が植えた百日紅
誰も住んでいない家に風を通し、親戚や近所におみやげを配って、わたしたち姉妹の憩いの場、柴宿という所の産直へ行きました。ここのソフトクリームがおいしくて、岩手に来る度に楽しみにしているのです。妹はこのソフトクリームを食べるために、ソフトクリーム断ちをしていたほどです。今年は夫も一緒。大人三人でおいしくいただきました。
これでなくっちゃ
この日の宿は一関市の繁華街(?)に近いホテル。一関駅からまっすぐ伸びた道沿いにあって、わたし
は高校生のとき、この道を毎日バスで通っていました。すこし行くと磐井川にかかる橋があります。
知っている人は知っている、フォークグループのNSPの歌「夕暮れ時はさびしそう」は、この磐井川の河川敷の風景を歌っています。
夫が朝の散歩で撮りました
田舎の堤防 夕暮れ時に ぼんやりベンチに座るのか
散歩するのも いいけれど 寄り添う人が 欲しいもの
桜並木も有名で、磐井川の土手の桜の下を誰かと歩きたいなんて、地味で目立たない高校生のわたしでしたが、夢みていたのです。
でも、今は河川工事で伐採されたみたい。どうしてー。みんなのココロの風景が消えちゃった。
★また、桜並木再生されるみたいですが、時間がかかるよねー。
モントブレチアの葉を切ってみるとその下に、ひっそりとヤブランの花が咲いていてうれしい発見。
植えた覚えはないので、どこかから頂いた花といっしょにウチにやってきたのでしょう。調べてみると花言葉は「忍耐 謙遜」。確かに日陰で咲くこの花はそんな感じです。ウチの庭でも秋の準備がひっそりと行われているわけですね。
隠れてた
昨日に続き岩手二日目(8月7日)。
アブに刺された(正確にはアブは皮膚をかみ切るそうです。こわーい)宿を後にし、実家のある町へ。
お墓そうじを済ませ、お線香をあげていたらそこで偶然に本家のおじさんに出会いました。そのまま本
家へ行きごあいさつ。この日は「なのかび」といって、お墓の掃除をする日だそうです。そして、お赤飯を仏さまにお供えするそうです。おばあちゃんがしていたかもしれませんが、わたしは知らなかった。
本家のおばさんが、お昼に「ちょうどなのかびのお料理作っていたから」と、ささげのお赤飯とお煮しめを
ご馳走してくれました。これが、おいしかった。ささげはほっこりとし、お煮しめも良いお味。
泣ける
昔から慣れ親しんだ、体がおぼえているおばあちゃんの味です。この旅のベスト1のしみじみとおいしいお料理でした。お手製の「シソ巻き味噌」も懐かしく、つい作り方を訊きました。甘辛いクルミ味噌(小麦粉か片栗粉、どっちだったかな、を加える)をシソでクルクルと巻き、楊枝でとめて少なめの油で揚げるも
のです。焦げやすいので注意するようにとのこと。ウチの庭に毎年、青紫蘇がたくさん生えるので一度作ってみようと思います。この年になると、郷土の料理を作れる人って、尊敬します。何年もその地で作り続けてきた経験がものをいう世界です。地に足がついた本物の生活人という感じがします。
今年はバッタに食べられていない ウチの青紫蘇
岩手に帰ると、いつも、この田舎のおばちゃんたちの揺るぎない存在感に圧倒されて「スミマセン、スミマセン、ものを知らなくてスミマセン」という気持ちになります。三重で気楽なよそ者暮らしをして何十年のわたしは、つくづく大人になりきれていない甘ちゃんだなあと感じるのです。
誰もいないのに咲いている
母が植えた百日紅
誰も住んでいない家に風を通し、親戚や近所におみやげを配って、わたしたち姉妹の憩いの場、柴宿という所の産直へ行きました。ここのソフトクリームがおいしくて、岩手に来る度に楽しみにしているのです。妹はこのソフトクリームを食べるために、ソフトクリーム断ちをしていたほどです。今年は夫も一緒。大人三人でおいしくいただきました。
これでなくっちゃ
この日の宿は一関市の繁華街(?)に近いホテル。一関駅からまっすぐ伸びた道沿いにあって、わたし
は高校生のとき、この道を毎日バスで通っていました。すこし行くと磐井川にかかる橋があります。
知っている人は知っている、フォークグループのNSPの歌「夕暮れ時はさびしそう」は、この磐井川の河川敷の風景を歌っています。
夫が朝の散歩で撮りました
田舎の堤防 夕暮れ時に ぼんやりベンチに座るのか
散歩するのも いいけれど 寄り添う人が 欲しいもの
桜並木も有名で、磐井川の土手の桜の下を誰かと歩きたいなんて、地味で目立たない高校生のわたしでしたが、夢みていたのです。
でも、今は河川工事で伐採されたみたい。どうしてー。みんなのココロの風景が消えちゃった。
★また、桜並木再生されるみたいですが、時間がかかるよねー。