なんかカールしてる

良いことあったら、ちょっとおしえましょう。

栗きんとんとテス

2018-10-10 17:16:51 | 日記
夫が風邪をひいて、わたしもゆうべからハナミズ出たり、熱っぽかったりしたので、てっきり風邪がうつったのかと思っていました。それで、週一回の図書室サポーターも休んでしまった。
   お天気は曇り。たまにポツポツ雨。熱が体にこもっている感じが治らないので、こんなときこそ、とばかりに、庭仕事をすることにしました。生協で注文したチューリップの球根をそろそろ植えないといけないので、玄関前花壇の、夏のなごりのくたびれた花を抜いたり、伸びすぎたアイビーやゼラニウムを整理しました。
   はじめは集中力がなくてだるかったのに、土を触って、どんどんハーブをハサミで切ったりしているうちに、すこし元気になっていきます。こもっていた熱も放出されたみたい。何が作用するのかわかりませんが、土に触れることは、やっぱり、バランスを整えるのに役立っているような気がします。
   産直の千日紅 これは一夏越しても元気 

   ついでに中の庭のムクゲと雪柳とキンモクセイも剪定して、スッキリさせました。落ち葉がお隣の庭に飛んでいく前に先手を打ったのです。夫は「そんなに切って…」と嘆くかもしれませんが、たぶん大丈夫。
 18年前に富士山の見えるサービスエリアで買ったお茶の木 今年はたくさん花をつけてる 
  
   涼しくなって、やっと庭仕事ができるようになって嬉しい。来年の春の庭を思い描いて、球根を植えたりビオラを買ったりする楽しい季節です。今年は去年悩まされた体操の発表もないし、毎年出店していた河崎の一箱古本市にも出られない(夫が仕事で)ので、夏の間に荒れ果てた庭を整えることにがんばろうと思います。やっぱり園芸作業がわたしのココロとカラダに必要みたいだし。


   Bsプレミアムの「プレミアムシネマ」が、巨匠特集をしているみたいで、先週はロマンポランスキー監督の「テス」を観ました。この映画、二十歳ぐらいのときに夫と観た思い出(?)の映画です。(さて、何十年前でしょう。)富士山の麓の大学のある町から、わざわざ新宿まで出かけて行って観たのでした。ナスターシャキンスキーが美しかったことと、最後のストーンヘイジのシーンは覚えていましたが、ストーリーは「こんなに美人なのに、テスは、なんか悲惨な人生になっちゃったな」というイメージだけで、詳しいことは忘れていました。
   二十歳のわたしには、この映画はわからなかったと思います。何十年経って、おばちゃんになってやっとわかるものがあるのですねぇ。若さや美しさは、真っ直ぐであるが故に、ときに残酷な結果をもたらすとか。

 この美しさ

   何十年か経って、「テス」を観た人と一緒に、栗きんとんを食べて渋茶をすすってるなんて、二十歳のわたしは想像していただろうか。

 頂いた赤福さんの栗きんとん 深蒸し煎茶は息子から 湯呑は伊賀焼

   

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