昔は、中東情勢に影響して、原油採掘量を制限されたり、輸送が出来なかったりして価格が高騰していました。
しかし、最近はアフガニスタンの米軍撤退により、タリバン勢力が掌握したぐらいしか、目新しい情報はありません。
とくに原油に関する話題はないと思います。
ん、じゃあ、なぜガソリンは高騰してるの?
普段はオートバイにハイオクを入れているので、レギュラーの価格動向は分かりませんが、滋賀県ではハイオクは165円前後になっています。
先日、京都府の舞鶴市に行ったときは、ハイオクは179円のところもありました。
では、なぜ高騰してるの?
調べていたら、やはり新型コロナウイルスの影響があるようです。
「風が吹けば桶屋が儲かる」と同じような考え方です。
風が吹けば砂ぼこりがたち、盲目の人が増える。盲目の人が増えれば三味線が売れる。三味線が売れると猫の皮が必要になる。猫が減るとネズミが増える、ネズミが増えると桶をかじる。桶をかじられると桶げ売れる。桶が売れると桶屋が儲かる。
これと同じで、新型コロナウイルスが流行ると旅行の規制がかかる。旅行の規制がかかると旅行に行かない。旅行に行かないと飛行機が減便する。減便するとジェット燃料を使わなくなる。ジェット燃料を使わなくなると原油からの精製が少くなる。精製が少くなるとガソリンが出来ない。ガソリンが出来ないと価格が上がる。
もともと、ガソリン、ジェット燃料、軽油、灯油、重油は、原油から精製するときの沸点の違いで出来上がるものです。
30〜180℃・・・ガソリン
170〜250℃・・・ジェット燃料、灯油
240〜350℃・・・軽油
350℃以上・・・重油
大量に消費するジェット燃料を基準に精製する量を決めているみたいです。
じゃあ、ガソリンを貯めておけばいいのでは?
いえ、ガソリンなどは長期保存できません。変質して使えなくなります。
それに貯蔵タンクも限りがあります。
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