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総裁選挙で総理大臣が決まる

2021年09月30日 06時20分00秒 | 日記
自由民主党の総裁選挙が行われました。

与党第一党なので、党の代表になると、一般的にはそのまま総理大臣になります。

1年間のつなぎのような菅首相でしたが、岸田首相になってどう変わるのでしょうか?

自由民主党の総裁選挙は、最初に党員・党友による投票があり、同時に国会議員の投票もあります。

党員は地方議員などの自民党に所属している人。
党友は全国の自民党を支持している人です。(会員登録のような人達です)

投票数の割当は、国会議員が382人いるので、同数が党員・党友の票数になります。

党員・党友が40,000人いても382票となり、合わせて764票で投票が行われます。

ちなみに党員・党友人数は1,205,336人だそうです。

1回目の投票で過半数の票が取れなければ、上位2名で決選投票になります。

決選投票は国会議員の382票のみです。

決戦投票で同数であれば、最後は原始的なくじ引きで決まるそうです。

しかし、自民党の総裁選挙って党員・党友の投票なんて、意味がないように思います。

たとえば3人以上立候補したら、票がバラけるし、党員・党友の投票で、圧倒的に票を獲得しても、国会議員の組織票で少数派の候補に票が流れてしまい、過半数に届かなくなりま。

決戦投票になれば所属議員の多い派閥が圧倒的に優位になります。

出来レースですね、これは。

けど、内閣総理大臣を決めるときも、国会議員が立候補して、国会議員によって投票になります。

1位が過半数を取れなければ、上位2位で決選投票です。

やり方は自民党総裁も内閣総理大臣も同じやりかたですね。

とりあえずは「やっぱりなぁ」って思わせないようにしてほしいものです。



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