自由民主党の総裁選挙が行われました。
与党第一党なので、党の代表になると、一般的にはそのまま総理大臣になります。
1年間のつなぎのような菅首相でしたが、岸田首相になってどう変わるのでしょうか?
自由民主党の総裁選挙は、最初に党員・党友による投票があり、同時に国会議員の投票もあります。
党員は地方議員などの自民党に所属している人。
党友は全国の自民党を支持している人です。(会員登録のような人達です)
投票数の割当は、国会議員が382人いるので、同数が党員・党友の票数になります。
党員・党友が40,000人いても382票となり、合わせて764票で投票が行われます。
ちなみに党員・党友人数は1,205,336人だそうです。
1回目の投票で過半数の票が取れなければ、上位2名で決選投票になります。
決選投票は国会議員の382票のみです。
決戦投票で同数であれば、最後は原始的なくじ引きで決まるそうです。
しかし、自民党の総裁選挙って党員・党友の投票なんて、意味がないように思います。
たとえば3人以上立候補したら、票がバラけるし、党員・党友の投票で、圧倒的に票を獲得しても、国会議員の組織票で少数派の候補に票が流れてしまい、過半数に届かなくなりま。
決戦投票になれば所属議員の多い派閥が圧倒的に優位になります。
出来レースですね、これは。
けど、内閣総理大臣を決めるときも、国会議員が立候補して、国会議員によって投票になります。
1位が過半数を取れなければ、上位2位で決選投票です。
やり方は自民党総裁も内閣総理大臣も同じやりかたですね。
とりあえずは「やっぱりなぁ」って思わせないようにしてほしいものです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます