和の異空間

先日解いた紬の反物を、八王子にある染物屋さんに持っていきました。

喧噪のつづく駅から歩いて5分、商店街を抜ける手前にその店はありました。
平屋の古い建物の、昔ながらの大きなガラス張りの木戸を開けるとある畳敷きの店構え。
江戸時代にタイムスリップ？というような異空間が広がります。

「いらっしゃいませ」と畳に手をついて迎えてくれるお店の人。
時折会話に挟まれる「お嬢様の。。。」という言葉もそれほど違和感ないのは、「和服の世界では私ぐらいの年齢ではまだまだお嬢扱いなんだなぁ。。。」という思いが湧いてくるから。

セレブという言葉が軽々しく感じる和の世界でした。
母や祖母から譲り受けた着物を洗い張りして仕立て直す。。。それはとてもエコロジーだったりするのです。
着物は代々もの、というのは間違っていないのでしょうね。

今度はカビが生えたりしないように衣更えもしっかりしないとな～。。。と、思ったりする今日この頃です。（父の着物にカビが生えたので洗いにだすの～）

ちなみに洗い張りや染め直しは数か月単位で時間がかかるので、お早めにね♪（誰へのメッセージでもないけれど）



　　　　　　　　　

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