ビックリした!とにかく驚く。
いきなり何が起こったのか分からない音が、私と会場を包む。
わかることは「音が溶け合っている」という事。
眠くなるなんてとんでもない!
まんじりともせずに、ただひたすら舞台に引き寄せられた。
山田明美・木村玲子・宮越圭子。
箏を弾く人なら誰でも知っている名演奏家。
でもそんな世間の評判なんてどうでもいいの。
この人たちの演奏はスゴイ!凄すぎる!!!凄すぎた!
私は、チラシやプログラムを作らせていただいているという御縁と、レッスンを見ていただいたり春宵のメンバー二人の師匠だったりという御縁で、とても身近に感じているし大好きなお三人。
でも、そんなことどうでも良いの。
とにかく、誰が弾いているのかわからない。
3人の音が一つの曲に向かって真っすぐに進んでいく。
こんなに1つになるアンサンブルを聴いたことは、いまだかつて無い!
断言できる。
無い!!!!
20絃2面と十七絃の演奏は、楽器が違うにもかかわらず音がまったく違和感なく溶け合っていた。
会場もみんな息をつめて聴いているのがわかる。
演奏やビジュアルにまどわされることなく(全部美しいから!)、本当にサウンドそのものが楽しめた。
「あぁ。。。いい曲なんだな。。。」なんて思える余裕があるのは、演奏者がいかに素晴らしいかということだと思う。
そう!その超絶技巧はともかく私は今日、箏弾きじゃなかった。
一人の『音楽愛好家』になって心の底から楽しんだ。
一緒に聴いていたこちょう(春宵の相棒)とも、言葉少なく反省するのみ。
こんな風になれる日はいつなんだ~~~~~~!!!!
会場はティアラこうとう。客席数は140。
はっきり言ってこの3人の大物演奏家が演奏するには、小さすぎる。
(これは私たちクラスの会場なのに~!!

)
でも、この会場を選んだ意味がすごくわかる。
いやはやこれほど演奏者の意図が丸ごとわかる演奏会なんて、はじめての経験だよ~。
あぁ。。。。ビックリした。。。。
追伸:くじらくん、明美先生が「ブログもいつも見てるよ~!」って。頑張れ~!!!
★写真は画面左から、こちょう・明美先生・ぴっくんだよ~