三味線のお稽古中、お弟子さんがふと言いました。
「先生はどうしてすり下げる時の音が聞こえるの?」
お三味線の技法にすり上げやすり下げというのがあるのですがそれではなく、糸に指はついているものの浮かせてツボからツボに移動する音がいい具合に聴こえると言うのです。
待ってました!
「それは私の三の糸が絹糸だからですよ✨✨」
そう!お弟子さんは糸がジャカジャカ切れたり音が下がったりするのが怖いので、今までナイロンを三の糸に使っていたのです。
でもとうとう『音が違う』ということに気づいてくれました。
そこで今日から「変えましょう!絹糸に!!」となったのです。
こう言う変化は本当に嬉しいもので、欲が出てきたと言うことでもあり自分以外の音に目を。。。いや耳を傾けることが出来てきたということなのです。
こう言う時、教えていて本当に喜びを感じます。
気づいてくれて有難う。。。
しばらくは調弦との戦いですが。
一緒に頑張りましょ♪
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