早起きは三文の徳

何気ない喜びや驚き、発見は日常の中にある

スカイツリー、見えた

2024-01-10 15:05:13 | 日記

 この病室は”魔の三角地帯”があると、前に書いた。結果的に窓も一面だけを向いているのではなく、違う角度も見られる。三角の隅に寄って視点を変えると、なんと東京スカイツリーが見えた。

 

 ずいぶん背が高いらしいけど、オレは好きではない。半分くらい建ったころになんかの都合ですぐ近くの橋の辺りまで行ったが、それきり観光はもちろん、そばを通りかかる機会もない。見るとしても、この程度に写真を撮ればボケる程度の位置から偶然に、と言う感じ。

 風情がないよね。東京タワーはスカイツリーよりずいぶん背が低いが、情緒があるデザイン、というか、建築物に見える。何かの仕事をするためにノッポさんなんだろうけど、なんかの会合で、地元の観光関係者の人と話すと「地元は儲かりなんかしないよ。結局、東武鉄道で来て、スカイツリーで観光してまた東武で帰るだけだから、地元が潤ったとか、聞いたことがない。東武の観光物資みたいなもんだよ」って言ってた。

 この写真、なんか、廃タイヤのの山の中からニョッキリ突き出しているように見えるんだが。オレの撮り方が悪いんだろう。


病棟はナゾがいっぱい

2024-01-10 09:46:55 | 日記

  病棟内に小さめな4人掛けテーブルが6つくらいと自販機が置いてあるスペースがある。スタッフは「サロン」と呼んでいるが、ほとんどの患者が「転ぶと危ないから部屋から出るな」ベースなので、患者同士が集っているところを見たことはない。このスペースの隅っこに身長・体重計があるんだが、これがいくつもあるナゾのひとつだ。

 よくあるものと思うが、体重だけでなく、身長も計ってくれる。オレは部屋は出れるが、フロア以外は外出禁止なので、ロの字型の廊下を徘徊するくらいしか運動する機会がないのだが、その途中にあるサロンで毎日のように、時には一日数回この機械に乗っている。

 しかし、ナゾなのは、その数値のバラツキだ。服装はいつも同じ、財布やスマホは持ち歩かない。それでも体重は63キロから65キロ超までバラつく。食事後とか関係あるのかなと思い、まず起床後、朝食前に計るようにしてみた。それでも、さっきのように一定しない。増える傾向にあるとか、日々減っているとかではなく、円相場かなんかみたいにジグザグ。家ではタニタの普及品を使っていたが、68、9でだいたい安定していた気がする。

 そして身長部門。計るために頭に当たるまで降りてくる棒というか板がヘソを曲げて降りてこないことがある。

 1回、偶然通りかかったナースの前で身長が計れないところを見てもらった。「あら、業者さんに連絡しとくわ」と言って立ち去ったが、その後も身長計君の気まぐれは変わっていない。

 どうしたもんかね。


吉宗、美人さんには弱い?

2024-01-10 06:04:25 | 日記

  入院11日目。あす退院だ。ここでベッド柵に枕を置いて寄り掛かり「暴れん坊将軍」を見るのもあと2回だな。

 吉宗は大大名の悪事を暴くことから町民の暮らしを助けることまで、活動域が広い。けさは働き口のない浪人たちの味方になった。泰平な日々の続く吉宗の時代には、各大名とも兵隊となる武士をたくさん抱える必要がなくなり、失業する武士(浪人)が増えていた。そこに目を付けて一儲けしようとした悪党旗本は表向き油問屋の近江屋と手を組み、浪人たちに士官(武士としての就職)の口を世話する代わりに大金を要求していた。浪人は近江屋に飛び込んでカネを借りるが、もともと士官の口などない特殊詐欺みたいなものだから、当然借金は返せず、近江屋の命ずるままに強盗を繰り返してカネを返させる。儲けは当然、悪旗本の手にも。

 その”うまい話”に乗りそうになっている若い浪人と何とか悪事から手を引かせようとする許嫁・お篠(伊藤美由紀)と知り合った吉宗は彼らを助けようとさらに近づく。それにしても、吉宗は酒が好きだ。

 そして美しいお篠の相談相手にもなる。

 ホント、おせっかいな将軍様だな。そして”濡れ手に粟”をむさぼっていた旗本とさらに裏にいた越前の小藩の大名を成敗して、浪人たちが悪道に染まる仕組みをぶち壊した。

 この美人のお篠を演じた伊藤さん、朝の連ドラにレギュラー出演したり、ほかの時代劇では御庭番(密偵)を演じたりしてたんだって。「暴れん坊将軍」にもまだまだ出るみたいだから、期待しよう。

 


高橋克典の多加賀主水

2024-01-09 17:35:07 | 日記

 今週中に出所、いや退院のメドがついた。きょうは大盤振る舞いのテレビカード贅沢使いで、午後から2時間ドラマ再放送「庶務行員・多加賀主水」を見る。

 主水(高橋克典)は第七明名和銀行高田通り支店の庶務行員。要は雑用係だ。これまで植木職人からパティシエまで様々な職業を転々としており、おまけに刑事の偉い人やチンピラ、中国料理長などなど人脈が異常に広く、アラビア語も話すナゾの人物だ。

 しかし、同支店の取引先や支店自体に問題が起きると、独自の動きで解決に導く。きょうの対象は街の中核病院・高田通り病院。経営はかんばしくなく、銀行としては融資引き上げを一部幹部が強く主張する。すなわち同病院は破産するということだ。病院では、嫌がらせの類のできごとが続発し、患者もどんどん転院していく。

 ここの病院長のモットーは「子供は社会の希望」。苦しい経営の中で利益の少ない小児科を廃止すべきという意見が出る中、逆に小児病棟を新築しようとする。病院内には異常なまでに強硬に反対する一派も。主水は銀行と病院の両方に悪がいて、それを束ねる黒幕が身近におり、病院乗っ取りを企てようとしているとみて、事務員の相棒・香織(夏菜)とともに、”捜査”に乗り出す。合間には活弁士の経験もあるとして、入院中の子供たちに紙芝居を見せる場面も。

 このシリーズには夏菜のサービスカットも欠かせないことも、付け加えよう。

 悪どもは、今の病院を潰して、儲けの多い自由診療の富裕層向け新病院を建設しようとしていたのだ。最後は悪の親玉を突き止め、お決まりのキツネの面を被って追い詰めると、それを脱ぎ捨て、

木刀による大立ち回りで悪を成敗する。ラストは「暴れん坊将軍」に似てるな。

 とにかく、高橋がうまい。冴えない庶務行員から、正義の味方に変身するのだ。間隔はどうでもよいが、続編を待っている。 


頑張れ! 朝の三姉妹

2024-01-09 10:16:41 | 日記

 「暴れん坊将軍」からCMなしで直結する「グッド!モーニング」。ニュースショーだ。オープニングで美女3人が今日の日付を言う。

(左から、森千晴さん、住田沙里さん、荒井理咲子さん)

 この3人で硬軟問わずに、5時25分までニュースを読んでいく。平穏な日なら軟らかめが多いかな? 余計なお世話だが、若い3人で30分間、よくやっていると思うよ。森さんは確か何かの雑談っぽいときに「2時半出社」と言っていた気がする。荒井さんは入社1年目だ。住田さんがリーダー格かね。

 5時25分になると、リスタートという感じで男性アナとメインキャスターの斎藤ちはるさんが登場し、荒井さんが残っての3人になる。といっても、ほかの2人はお役御免ではない。出番は減るが、ともに8時番組終了まで、3時間頑張るのだ。

 そして、番組が終わっても、「それでは、お先に失礼します」とはいかないようだ。「あらいいな」コーナーのレポや話題モノ取材、「林修の言葉検定スマート」のまとめ撮りなどそれぞれ、昼も仕事がある。

 もちろん、ほかの番組への出演もあるだろう。こないだは住田さんが午後の大雪の時に新宿駅からカサ差しながらレポートしていた。たいへんなお仕事だろうが、これからも頑張ってほしい。