人より長く大学に在籍していると普通の医学生にしてはextraordinaryなことが起こるのかもしれない。
耐えて我慢しなくてはいけないことしかない・・・そう悲観的になったこともある。
みんなより遅れていることは決して喜ばしいこととは言えない。
それでも、自分を信じ、神様を信じてきた。
私の夢は医師になることではなく、医師になることは夢をかなえるためのツールのひとつにしか過ぎない。
さらに夢は些細なものから大きいものまでたくさんある。←欲張り
5ー6月にDreamgirlsのキャストたちと仲良くなったが、それはほんの序章でしかなかったのだと実感。
今回のstayで色々なことが起こり、私はすごすぎて、呆然としてしまった部分がある。
もういい加減、すごくないわよ。
だって、みんな友達なんだからとママは言うけど、そんなことない。
すごいものはすごい。
到着した日に、電車を降りたら、その電車にDreamgirlsのキャストEricを見かけた。相手は電車だったので声はかけられなかったが、
なんて狭い世界だろう・・・と実感した。
まーパフォーマーなんてものは云万といる街なので狭いも何もないのかもしれないけれど。
到着2日後、友人というか恩人Chesterのライブがあった。
私は知らなかったがけっこうすごいアーティストの前座らしいというのを会場で知った。
NYCが本拠地の彼のライブはこれで6回目。
私の滞在中に突然決まるなんて、私は運が良すぎる!笑
そう思った。
NYCにいないことで、何度もライブに行けない悲しい思いをしてきたからだ。
彼からつまらないベネフィットをもらおうと思ったことはない。
タダでライブに入れてもらうとか、ミュージカルのチケットを手に入れてもらうとか。
だから、今回も一お客さんとしてライブに行くつもりだった。
ところが、朝、メールをしてたら・・・
U'll sell CD...とのtxtが。
え?
米国当局的には私は滞在1週間の観光客ですけど?笑
いいんですか?
私で。
本拠地なんだからもっと他にいるでしょうに。
おっかなびっくり私が持っていた28枚のCDを持ってvenueに行くと、黒人の長蛇の列。
97%は黒人です。3%がその他。日本人どころか黄色人種は私だけ。
インド系はいたからアジア人は私だけとは言わないよ・・・笑
この状況にはすっかり慣れっこだけど、いつでもウケる。
ブラックというかジャマイカン好きの友人がジャマイカンファミリーの話をしてくれて、
写真をみるとブラックの中の唯一のアジア人だったり、
NYで歌手になるべく活動してる友人の写真で見るのもそういう状況だったり、
ちょっとかっこいいなーとかうらやましいなーって思った事もある。
決して彼女たちほどブラック好きではないけれど。
確かにサイコーにかっこいい人種だとは思うし、
生まれ変わったらブラックになりたいと思うけど、
カルチャーやファッションにどっぷりハマってるタイプじゃないので違うと思う。
まず、彼女たちはまさにいわゆるブラックルックが非常に似合うのだ。
hiphopな感じとか派手色とかブレードとかとにかく一般的なブラックなイメージな感じ。
私は絶対に似合わないと思う。
話が大脱線したけど、自分も彼女達と同じ状況に変わらないことに気が付いた。
名前はリストにあるというが意味がわからず待っていると、まもなく友人が現れ、
長蛇の列を無視して、リストにある私の名前を伝え、一緒に先に入る。
リストとかちょっと業界っぽくてカッコイイー!
それが正直な感想だけど、ホントどきまぎ。
何が起こるかわかってないんだから。
メインのEric RobersonのCDを売ってるおじちゃんに販売責任者と紹介され意味不明笑
売り子はおじちゃんってことで一安心したのも束の間。
彼のCDの責任は私にあるらしい。
なぜに?
このライブは非常に彼のキャリアに意味のあることらしく、緊張してるのもよくわかる。
ものすごーく伝わってきた。
こっちまで緊張するくらい。
だから、もう反論するのも、ジョーク言うのもやめ、ひたすら右に倣え状態の私。
でもせっかくなので、ライブを楽しもうと、デジカメ動画をとりやすい位置を確保したけど、
メールでお呼び出しがかかり、大事な大事なiPhoneを手にvideo撮ってと。
だーかーらー、いい場所確保してたんじゃん!!と思いつつ、神経を逆撫でしたくないので大人しくお仕事をいただきつつ、私でいいんですか?という感じでした。
でも、この信頼度の高さには本当に感謝した。
めちゃ背の低い私がどこで撮るっていうの?と思って高い位置を探したけど、
それでもちょっと前のおじちゃんの背が高すぎて、手を最大限伸ばさないと無理。
まさかのノンストップ25分。
二の腕の筋トレですか??
音量もすごいし、お客様も立ってるし、今までにないライブ感にテンションあがるけど、私は撮影笑
彼の出番が終わり、一緒に、時には1人でCDを売る。
この時点で会場で私が目にした黄色人種3名。
でも、CDを売ってたら、たまに好奇な目で見られた。
黒人にはもちろん、同じ肌の色の女の子にまで。
そりゃそうか、黒人率97%のとこで、東洋人がCD売ってるんだから。
でも、やっぱりそこまでの信頼感がすごい。
だって、私にとってはスターなんだよ?
命の恩人なんだよ?
頭で友達ってわかってても、スターというか、ファンであるってのには変わりない。
まだ不思議だ。
一生不思議かもしれない。
その後、DGキャストの中で本当に仲良くなったJarranと一緒によく遊んだ。
彼こそは本当にgood friendで、本人もミュージカルファンだから話してると面白い。
裏話はもちろん、いろんな秘密も教えてくれるし、ミュージカルファン冥利につきることばかり笑
一緒に、West Side Storyを観にいったら、彼の友人の彼女が出ていて(知らなかった)、
たまたまその彼氏も見ていて、とんとん拍子でバックステージツアーが実現してしまった。
私はステージに立ってしまった。
えーありえない!
写真とかとるどころじゃない。
こんな簡単にできるものなら(簡単なわけない)、なんで今までしたことがないのかメチャクチャ不思議。
ただひょいって頼めば可能そう。
その後、2日後に観劇を予定しているFELA!のキャストJLと落ち合い、キャスト2名、そのお友達、Jarranと私でごはん。
とその前に、また違うDreamgirlsのキャストJaredに遭遇。
なんだこの街は?
というか、ショービジネスの世界は狭い。
ちなみに、ものすごい伝説的な女性にも会った。
すれ違って、わけもわからず紹介されて、とある舞台の握手した人が主役だったりする。
3メートル歩けば、友人は誰か知り合いに会っていた。
劇場外じゃなくてもそうだ。
SoHoで買い物してても、DGの新しいキャストTerranceに遭遇したり、本当にウケる。
私がFela!を観た日は友人の親友が出演していなかったけれど、
劇場内でインターミッションで名前を呼ばれ、顔を上げたらDGのダンスキャプテンBritが立っていた!
え?まじ?
会えてとっても嬉しかった。
別のショーを観てる友人を迎えにいったら、DGのキャストであるFelliciaとRobertが向こうからやってきて、
思わぬ再会。
DCに行く予定だったけど、NYCでもこんなに会えてしまった。
彼らに会うと、もう1回、彼らが出ているDGを観たい・・・そう思ってしまった。
チャンスはないわけじゃないけど、難しいかなー
でも観たい。
ミュージカルの世界の人、特にブロードウェイのパフォーマーなんて当然、澄む世界の違う人である。
彼らと一緒にいると、本気で耳年増になる。
内緒にしてないとダメ!って話もメッチャ多くて、書きたくても書けない。
そんな世界を体験できているというか、ここまで知ることができているってのはブロードウェイファンとしては喜び以外の何物でもない。
感覚的には芸能人に簡単に会ってるようなものである。
ハリウッドスターではないが、やっぱりそう。
特に私の中で恩人は特別だ。
彼と友達になり、普通に会話し、メールし、普通のことをしているのがメチャクチャすごいことだ。今でも。
やっと、ファンみたいに写真とれなくて残念って気持ちがなくなった。
いつでも会えるから写真なんていらなーい。そうやっと思えた。笑
プロのパフォーマーの友達ができるなんて夢に描いていたことだ。
その夢が叶った。
彼らは友達だけども、サポートとしたいと思うパフォーマーが増えた。
私にできることは限られているので、彼らのために耳鼻咽喉科をしっかりやりたいと思うようになった。
もしかしたら整形外科も。マッサージみたいのでもいいかもしれないな。医学的見地に基づいたもの。氣功とか?笑
彼らがどう生きてるかをシェアしてもらえるだけで幸せだと思う。
今、ツアーにいるみんながブロードウェイという聖地で活躍する日がきて欲しいと切に願う。
彼らは本当に一瞬一瞬をしっかり生きていると思った。明日、何があるか分からないのも事実だ。急に仕事がなくなるかもしれないし、いい役のオーディションに受かるかもしれない。
一瞬一瞬を生きているから、輝いているし、オーディエンスにものすごいエネルギーを与えてくれるのだ。
念ずれば叶う、何事も。
本当にそうだと思う。
自分にとって必要なものであれば、自ずと向こうからやってくるのだ。
きっと彼らは将来の私の夢に力を貸してくれるに違いない。
そう確信している。
耐えて我慢しなくてはいけないことしかない・・・そう悲観的になったこともある。
みんなより遅れていることは決して喜ばしいこととは言えない。
それでも、自分を信じ、神様を信じてきた。
私の夢は医師になることではなく、医師になることは夢をかなえるためのツールのひとつにしか過ぎない。
さらに夢は些細なものから大きいものまでたくさんある。←欲張り
5ー6月にDreamgirlsのキャストたちと仲良くなったが、それはほんの序章でしかなかったのだと実感。
今回のstayで色々なことが起こり、私はすごすぎて、呆然としてしまった部分がある。
もういい加減、すごくないわよ。
だって、みんな友達なんだからとママは言うけど、そんなことない。
すごいものはすごい。
到着した日に、電車を降りたら、その電車にDreamgirlsのキャストEricを見かけた。相手は電車だったので声はかけられなかったが、
なんて狭い世界だろう・・・と実感した。
まーパフォーマーなんてものは云万といる街なので狭いも何もないのかもしれないけれど。
到着2日後、友人というか恩人Chesterのライブがあった。
私は知らなかったがけっこうすごいアーティストの前座らしいというのを会場で知った。
NYCが本拠地の彼のライブはこれで6回目。
私の滞在中に突然決まるなんて、私は運が良すぎる!笑
そう思った。
NYCにいないことで、何度もライブに行けない悲しい思いをしてきたからだ。
彼からつまらないベネフィットをもらおうと思ったことはない。
タダでライブに入れてもらうとか、ミュージカルのチケットを手に入れてもらうとか。
だから、今回も一お客さんとしてライブに行くつもりだった。
ところが、朝、メールをしてたら・・・
U'll sell CD...とのtxtが。
え?
米国当局的には私は滞在1週間の観光客ですけど?笑
いいんですか?
私で。
本拠地なんだからもっと他にいるでしょうに。
おっかなびっくり私が持っていた28枚のCDを持ってvenueに行くと、黒人の長蛇の列。
97%は黒人です。3%がその他。日本人どころか黄色人種は私だけ。
インド系はいたからアジア人は私だけとは言わないよ・・・笑
この状況にはすっかり慣れっこだけど、いつでもウケる。
ブラックというかジャマイカン好きの友人がジャマイカンファミリーの話をしてくれて、
写真をみるとブラックの中の唯一のアジア人だったり、
NYで歌手になるべく活動してる友人の写真で見るのもそういう状況だったり、
ちょっとかっこいいなーとかうらやましいなーって思った事もある。
決して彼女たちほどブラック好きではないけれど。
確かにサイコーにかっこいい人種だとは思うし、
生まれ変わったらブラックになりたいと思うけど、
カルチャーやファッションにどっぷりハマってるタイプじゃないので違うと思う。
まず、彼女たちはまさにいわゆるブラックルックが非常に似合うのだ。
hiphopな感じとか派手色とかブレードとかとにかく一般的なブラックなイメージな感じ。
私は絶対に似合わないと思う。
話が大脱線したけど、自分も彼女達と同じ状況に変わらないことに気が付いた。
名前はリストにあるというが意味がわからず待っていると、まもなく友人が現れ、
長蛇の列を無視して、リストにある私の名前を伝え、一緒に先に入る。
リストとかちょっと業界っぽくてカッコイイー!
それが正直な感想だけど、ホントどきまぎ。
何が起こるかわかってないんだから。
メインのEric RobersonのCDを売ってるおじちゃんに販売責任者と紹介され意味不明笑
売り子はおじちゃんってことで一安心したのも束の間。
彼のCDの責任は私にあるらしい。
なぜに?
このライブは非常に彼のキャリアに意味のあることらしく、緊張してるのもよくわかる。
ものすごーく伝わってきた。
こっちまで緊張するくらい。
だから、もう反論するのも、ジョーク言うのもやめ、ひたすら右に倣え状態の私。
でもせっかくなので、ライブを楽しもうと、デジカメ動画をとりやすい位置を確保したけど、
メールでお呼び出しがかかり、大事な大事なiPhoneを手にvideo撮ってと。
だーかーらー、いい場所確保してたんじゃん!!と思いつつ、神経を逆撫でしたくないので大人しくお仕事をいただきつつ、私でいいんですか?という感じでした。
でも、この信頼度の高さには本当に感謝した。
めちゃ背の低い私がどこで撮るっていうの?と思って高い位置を探したけど、
それでもちょっと前のおじちゃんの背が高すぎて、手を最大限伸ばさないと無理。
まさかのノンストップ25分。
二の腕の筋トレですか??
音量もすごいし、お客様も立ってるし、今までにないライブ感にテンションあがるけど、私は撮影笑
彼の出番が終わり、一緒に、時には1人でCDを売る。
この時点で会場で私が目にした黄色人種3名。
でも、CDを売ってたら、たまに好奇な目で見られた。
黒人にはもちろん、同じ肌の色の女の子にまで。
そりゃそうか、黒人率97%のとこで、東洋人がCD売ってるんだから。
でも、やっぱりそこまでの信頼感がすごい。
だって、私にとってはスターなんだよ?
命の恩人なんだよ?
頭で友達ってわかってても、スターというか、ファンであるってのには変わりない。
まだ不思議だ。
一生不思議かもしれない。
その後、DGキャストの中で本当に仲良くなったJarranと一緒によく遊んだ。
彼こそは本当にgood friendで、本人もミュージカルファンだから話してると面白い。
裏話はもちろん、いろんな秘密も教えてくれるし、ミュージカルファン冥利につきることばかり笑
一緒に、West Side Storyを観にいったら、彼の友人の彼女が出ていて(知らなかった)、
たまたまその彼氏も見ていて、とんとん拍子でバックステージツアーが実現してしまった。
私はステージに立ってしまった。
えーありえない!
写真とかとるどころじゃない。
こんな簡単にできるものなら(簡単なわけない)、なんで今までしたことがないのかメチャクチャ不思議。
ただひょいって頼めば可能そう。
その後、2日後に観劇を予定しているFELA!のキャストJLと落ち合い、キャスト2名、そのお友達、Jarranと私でごはん。
とその前に、また違うDreamgirlsのキャストJaredに遭遇。
なんだこの街は?
というか、ショービジネスの世界は狭い。
ちなみに、ものすごい伝説的な女性にも会った。
すれ違って、わけもわからず紹介されて、とある舞台の握手した人が主役だったりする。
3メートル歩けば、友人は誰か知り合いに会っていた。
劇場外じゃなくてもそうだ。
SoHoで買い物してても、DGの新しいキャストTerranceに遭遇したり、本当にウケる。
私がFela!を観た日は友人の親友が出演していなかったけれど、
劇場内でインターミッションで名前を呼ばれ、顔を上げたらDGのダンスキャプテンBritが立っていた!
え?まじ?
会えてとっても嬉しかった。
別のショーを観てる友人を迎えにいったら、DGのキャストであるFelliciaとRobertが向こうからやってきて、
思わぬ再会。
DCに行く予定だったけど、NYCでもこんなに会えてしまった。
彼らに会うと、もう1回、彼らが出ているDGを観たい・・・そう思ってしまった。
チャンスはないわけじゃないけど、難しいかなー
でも観たい。
ミュージカルの世界の人、特にブロードウェイのパフォーマーなんて当然、澄む世界の違う人である。
彼らと一緒にいると、本気で耳年増になる。
内緒にしてないとダメ!って話もメッチャ多くて、書きたくても書けない。
そんな世界を体験できているというか、ここまで知ることができているってのはブロードウェイファンとしては喜び以外の何物でもない。
感覚的には芸能人に簡単に会ってるようなものである。
ハリウッドスターではないが、やっぱりそう。
特に私の中で恩人は特別だ。
彼と友達になり、普通に会話し、メールし、普通のことをしているのがメチャクチャすごいことだ。今でも。
やっと、ファンみたいに写真とれなくて残念って気持ちがなくなった。
いつでも会えるから写真なんていらなーい。そうやっと思えた。笑
プロのパフォーマーの友達ができるなんて夢に描いていたことだ。
その夢が叶った。
彼らは友達だけども、サポートとしたいと思うパフォーマーが増えた。
私にできることは限られているので、彼らのために耳鼻咽喉科をしっかりやりたいと思うようになった。
もしかしたら整形外科も。マッサージみたいのでもいいかもしれないな。医学的見地に基づいたもの。氣功とか?笑
彼らがどう生きてるかをシェアしてもらえるだけで幸せだと思う。
今、ツアーにいるみんながブロードウェイという聖地で活躍する日がきて欲しいと切に願う。
彼らは本当に一瞬一瞬をしっかり生きていると思った。明日、何があるか分からないのも事実だ。急に仕事がなくなるかもしれないし、いい役のオーディションに受かるかもしれない。
一瞬一瞬を生きているから、輝いているし、オーディエンスにものすごいエネルギーを与えてくれるのだ。
念ずれば叶う、何事も。
本当にそうだと思う。
自分にとって必要なものであれば、自ずと向こうからやってくるのだ。
きっと彼らは将来の私の夢に力を貸してくれるに違いない。
そう確信している。