親子関係と反抗期

積み木くずしと言うドラマを知っているでしょうか。俳優の穂積隆信さんにより娘の穂積 由香里さんが、学校での持病によるいじめによる不良少女になってから止めるまでの親子の葛藤を書いた本をドラマ化した作品です。
私が幼稚園の頃だった思います。大ヒットドラマで、高視聴だったそうです。穂積由香里さんが、不良になって非行をするようになったのは、いじめだけではなく不良に顔をカッターで切られ家に帰って一人で消毒をしカーゼをはり手当をしたが、帰宅した母親はずぐに気づかず時間が経ってから気づいたと言うことに対していじめで他校の男子生徒にレイプされたことは、一生誰にも話さないでいようと心に決めて不良になることを決意したからです。母親のしたことは、無関心と言う虐待になります。穂積由香里さんは、不良を止めても立ち直ってれずに薬物に手を染めたのです。近年このように親から虐待を受けていたことにより、反抗期に入ってから不良になって犯罪をしたり不良にならずとも非行をして少年院送致になる男女が増えていると言うことを報道番組で知りました。少年院では、警務官との面談をして閉ざしている心を開いてくれるようにしようと対話をしていますが、難しいようです。私は、対話、傾聴と同時に虐待の後遺症の治療を受けさせてあげることが最善ではないかと思います。社会に出でも虐待の後遺症に苦しめられ立ち直ってもまた犯罪や非行を繰り返すことになるでしょう。そこを警務官は理解してないようです。虐待をした親は、少年院を出ることになった我が子の身元引き受けを拒否し、居場所のなくなった子は、更生施設である就職支援施設に入所することになる。身勝手だけど虐待をした親も脳のケアと心の治療が必要で、しないと身元引き受けをしようと言う気にならないのでしょう。就職先が決まり内定をもらって就職支援施設を退所し、入社してから一生懸命労働して、会社に貢献しても少年院送致されたことがあると言うことが知られたら退職の勧奨を言われて、辞めるしかない状態にさせられます。これで良いとはいえないし、社会が排除しようとしたら再犯や再非行をして逆戻りすることにもなりかねません。虐待を受けた子にまず傾聴で、話しを否定せずに聞くと言うことは大事ですが、そこで貴方はこうすべきや自分のことだけを考えなさいとアドバイスをするのはどうかと思います。寄りそう言葉をかけてあげ何があっても虐待は、暴力と一緒で罪だと言うことを教えて、親に対する気持ちを聞くことです。そして親との関わりをどうしていくか考をえると言うのが理想的だと思います。虐待を受けたことによる犯罪や非行をしても親のことを嫌いになれないのです。それがいちばん辛いことになるでしょう。私は、少年院や鑑別所にいたことがある子が再犯や再非行をしないように話しを聞いてあげ寄りそって一緒に考えてくれる所が必要だと思います。反抗期は、人間であれば誰もがあることなので、排除するのではなく認めてあげ１人の人間として尊重することです。憲法で人権が守られています。そのことを忘れないで温かく見守ってあげてほしです。