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聖者

2022-02-19 19:20:39 | 日記
前に障害と雇用で知的や脳性まひの障害を持つ人の就業のことを書きました。障害者と雇用
今回は、20年以上前の就労支援A型の会社で起きた事件から障害者を持つ我が子と親について考えたいと思います。20年以上前に就労支援A型の会社社長が、暴力を知的障害の従業員にしていました。長いこと表に出ることはなく従業員は、日々おびえて寮生活をしてたと思います。親は、知的の我が子が健常者のように自立できたらと望みます。他界後のことを思ってでしょう。それが就労先がないとなると何とかしても探そうとなるのです。その結果就労支援A型の作業所や会社になります。そこには、健常者と違い落とし穴があるのです。作業内容によっては、県の最低賃金が出せないとそれにより社会保険に加入できません。会社は、慈善事業ではないので、利益を出さないと補助金だけでは、成り立っていかないのです。補助金目当てのブラックな会社も存在します。健常者が働く会社にパートでも良いからと言う思いが空回りして、結果就労支援A型の作業所や会社で働くことになるのです。ならなぜ療育を受けさせ15才までに何ができるか見きわめて、できることを就労につなげることをしなかったのかと思います。家庭の事情や環境は関係なく親の務めです。20年以上前に就労支援A型の会社社長が、暴力を知的障害の従業員にしていた水戸事件を知っているでしょうか。水戸事件
暴力を超えた虐待をしていたにもかかわらず障害者雇用で、国から交付される特定求職者雇用開発助成金を受け取っていながら、知的障害者の従業員に対してほとんど賃金を支払っていないことが分かり社長が逮捕されるまで表に出てこず隠されていたのです。親が、寮生活できる就労支援A型の会社だと言うことで、わらをもすがる思いで雇用契約を結んだことで悲劇の始まりになってしまった我が子達は、なすすべもなく辛ぼうするしかなかった。特定求職者雇用開発助成金の支払いに関する事と一緒に裁判が行われたが、被害を受けた日時や状況を正確に証言出来る知的障害の人が少なく、暴行を超えた虐待の事はすべて不起訴です。詐欺罪と言うことで執行猶予の判決になりました。その後もあきらめず水戸事件のたたかいを支える会の努力により賠償命令と言う判決が出て勝訴ではないけど勝利しています。社長は、社名を変えて今でも会社経営を継続です。親は、我が子が知的であるならそのことについて社会福祉や療育のことを勉強すべきと健常者と同じ会社で働けそうもないなと15才の時点で分かったら16才から就労支援B型の施設で訓練を受けさるべきだと思います。水戸事件は、聖者の行進と言うタイトルのドラマ化をし、水戸知的障害者虐待事件となりました。社会福祉協議会も社長に頭の上がらない状態だったのと監査がいい加減で、給付金詐欺に当たることしていた事実を隠すために虐待をしてたと言えると思います。刑務所で服役することもなく賠償金の支払いで終わりですが、水戸知的障害者虐待事件を風化せずに反面教師として、知的障害の我が子の子育をしてほしいです。親の望みや願いではなく二度と同じ様なことの被害者にならないために療育に通わせることが必要になります。療育によって健常者と同じ会社で働けたり自立した生活を送れるようになる可能性があるのです。












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