9月18日(日)
田川郡川崎町の同和教育の識字学級で,漢字の言葉(たとえば夕焼け)を習って初めて,
夕焼けが美しいと感じたの人の話があったが,言語を獲得するということは,
成長期の子供ならいざ知らず,大人になって言葉を覚えるのは大変時間がかかる。
先日,ポルトガル語のテキストにあった「vestibular」(大学入試)という言葉をエスカレータの
横の壁の広告で見つけた時は嬉しかった。
(テキストにあった文章:Ele conseguiu passar no vestibular.
彼は,大学入試に合格することができました。)
自分が知った新しい単語を,町の中で見つけることはちょっとした喜びである。
漢字を習っている小学生も,外で自分が初めて習った漢字を見つけた時の嬉しさも
こんなものなのかと,童心にかえった。
今は,周りのブラジル人が私のポルトガル語の先生である。
この前の朝,学校の警備員に「Hoje está quebrado.」と言ったら,きょとんとしていたので,
間違ったかなと思っていたら,「Hoje está nublado.」(今日は曇っています)の間違いだった。
ケブラードとヌブラードなので,良く似ているのだ。
「Hoje está quebrado.」だと,「今日はこわれています」だ。今日が壊れたら大変だ
まあ,失敗をした単語は絶対に忘れないので,それを繰り返すのみと心得ている。
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