スターウォーズEP3（その３）…蛇足版レビュー

今日の北部九州は天気よかったです
週末は天気悪いっていう噂も聞いてたんですが、明日からなのかな？？

さて、大変長かった真面目版レビューに続き、蛇足版レビューです。

最初は調子に乗って、なが～いのをまた書いてたんですが（自分でも）読みづらいので短めにまとめたつもりですが、さて…

では蛇足版
スターウォーズっていうのは変わった作品で、実は結構、演出とかストーリーとかがヘボめの映画なのに、熱心なファンがいて、それにつられてか（？）観客もムチャクチャ動員されます。で、イマイチ感も当然あるんでしょうが批判されない…
その理由については各所で（プロの評論家も含めて）語られてるんで、今更私が語るものでもないので割愛。

…私が思うに、見てる人の気持ちとして、演出やストーリーなんかどうでもいいんです。
お祭騒ぎに参加させてくれてありがとう。って事なんじゃないかな（？）概ねの正常な意見って。

…アナキンが、ダース・ベイダーになるお話なんか実はどうでもよくって、チューバッカが出る。だの、ヨーダがセリフでチューバッカを呼ぶ。だのそういうところが重要なんでしょう。

ですから今回のEP3の作りは大正解。楽しく見れました。
演出とかそういうの気にする必要はありませんぜ、ジョージ・ルーカス監督
…っていうのがファンの意見（と思う）。
…けど、ジョージ・ルーカス自身はどうかというと、結構マジで作ってるような気もして滑稽。マジ具合もストーリーとかにもマジなつもりなんだろうけど、技術面ばかり特にマジで勘違い感も…

特撮技術（とくさつぎじゅつ）が最高の映画は何ですか？って尋ねられたら、スターウォーズエピソード３で答えは間違ってないんだと思うけど、特撮映像（とくさつえいぞう）が一番なのはっていう質問だと、そうじゃない。
頑張って作ってる映像も、なんだか見せ方が↓。アングルなのか、前後のつなぎ方なのか、専門的なことはわかんないけど、あんまり感動する映像はなかったです。
特撮の無駄使い感は否めません。

どこがとかいって説明していくとまたまた長くなるので、一例をいうと、
ウータパウのトカゲ。
必要以上にアピールした登場のしかたしますけど、あんなの必要だったでしょうか？（トカゲ自体ね）…まあいいけど。

批判じゃないんですよ。
なんだか意図不明な強制CG削ったら、大人な映画にもなったかもなぁ（ならなくていいけど）と思っただけです。


あと気になるのはジェダイの宗教観。
旧3部作だとジェダイって、ヨーダとオビ＝ワンしか登場しなくて良くわかんないけど、新3部作だと多少教義っぽいものが語られる。
ジェダイはフォースというものを中心としたシャーマニズムのような顔してるけど、やはりキリスト教圏の人が考えたんだなぁ、なんて感じも受ける。死後の世界とかありそうだし。で、結局ジェダイって、兵隊なのか、政治家なのか、宗教化なのか？？
どうなんでしょう。


書いてたらキリないんで、こんなところで。
では、次回作、スターウォーズエピソード４新たなる希望（リメイク版）の制作があることに期待しつつこの辺で

…いろいろ削った結果（当然余計なことを削った結果）、蛇足版っていうほどじゃなくなってるけど、まぁ良いか…

（当ブログ内の関連記事）
2005年11月21日　明日ですなぁ…アレの発売
2005年11月22日　スターウォーズEP3のDVD買ってきました。
2005年11月23日　スターウォーズEP3（その１）…特典ディスクの一部を鑑賞
2005年11月27日　スターウォーズEP3（その２）…真面目版レビュー

（関連HP)
http://www.starwarsjapan.com/