休日出勤の後は、キューティーハニー

今日は休み予定だったんで、映画何本か見ようって思ってたんですが、急に仕事になっちゃって、見れたのは１本。
で、キューティーハニーを見ました。

ブログをはじめてから、映画系のブログを拝見することが多く、その中で見たいなぁって思った一本。
TSUTAYAでレンタルしました。半額の日だったんで。

「キューティーハニー」
（監督：庵野秀明、主演：佐藤江梨子、2003年邦画）
ストーリーは、超簡単。説明しても意味ない感じ。
「アニメじゃない」「実写じゃない」…実写ですおおむね^^;。

見た感想ですが、
豪華キャストのＤＡＩＣＯＮフィルムじゃん（※リンク先参照）
古くは80年代にパルコ配給とかであった映画の流れを、良くも悪くも（主に悪くも）引き継いだ、サブカル系（？）Ｂ級邦画というような趣。そこに80年代東映特撮映画のテイストを加味。
テレビブロスのライターとかで良く見かける出演者がもりだくさん。
カメオ出演者、ゲスト出演者（全員？）を捜す楽しみ、とかがないとキビシイかもしれません。テンションは高いような低いような…ＮＧテイクとかなさそうな（そんな訳ないけど）作り。
同じ不条理（？）系コメディなら、宮藤官九郎の方が何枚も上手（あたりまえだけどね）。

で、
疑問がいっぱい…
「何故、サトエリをもっと可愛く美しく撮ってあげないのか？」
「何故、世界のワーナーブラザーズがお届けするのか？」
「何故、松田龍平？」（多分「恋の門」つながりかな？）
「何故、松田龍平の母親はキモイのか？」（関係ないですね）
「作品のテーマが『愛』って、庵野秀明本気なの？」
疑問の答えとか求めるだけ無駄？


余談ですが、ハニーのコスチュームデザインって、たしか寺田克也。先日買った「西遊記４」のあとがき、昨日の「ＢＬＯＯＤ」の映画版キャラクターデザイン…と、ここのところ毎日、寺田克也が私のまわりに出現してます。

更に余談ですが、係長で出演の松尾スズキ氏が、テレビブロスの連載コラムで「隣のアパートから『キューティーハニー』の主題歌が爆音で聞こえてきて、自分が出ている映画の主題歌なのに癪にさわる」てなこと書いてました。
主題歌が頭に残ります（良い意味で）。耳にもつきますね（良い意味でも悪い意味でも）。爆音だとイタイかも。

点数は付けたくないけど、１～２点の間（５点満点中）。ちなみにデス＆リバースは０点。
散々言ってますけど、子どもは楽しんでおりました。
私も期待してなかった分、裏切られた感とかはないです…エヴァンゲリオンと違って…そこそこ楽しめましたし（エヴァは楽しんだどころじゃなくて熱狂…落ちてないんである意味熱狂中）。

シスタージルの「木」はエヴァのパロディなんでしょうか？