ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

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【映画】エイリアン:コヴェナント…デヴィッドは怖いし、ダニエルズは近藤春菜に似ているし

2018-10-08 14:15:30 | 映画

昨日、2018年10月7日(日曜日)は、研修に行くという嫁さんを下関の海峡メッセまで送って行ったり、迎えに行ったりしました。…自力で車を運転して行った方が便利で楽だと思うのですが、関門橋なり関門トンネルを車で行き来するのが嫌なようです


本日、2018年10月8日(月曜日・体育の日)は、夜勤明けに実家に帰るという娘を迎えに行った後、八幡のイオンモールに行きました。特に収穫はありません。
帰宅後、当然娘は寝ています

と、結構無駄に三連休を終えようとしている今現在です



以下は映画鑑賞記録
エイリアンシリーズを怪獣映画と呼ぶのは弊害も抵抗もありますが、まぁ流れなので怪獣映画連続投稿(4)」です



「エイリアン:コヴェナント」
監督 :リドリー・スコット
出演 :マイケル・ファスベンダー、キャサリン・ウォーターストン、ビリー・クラダップ
制作年:2017年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸/イギリス🇬🇧
原題 :Alien: Covenant

TSUTAYA ディスカスから、同じく宇宙で未知の生物となんやかんやある「ライフ」と一緒に届いた1本。
半年前、多分2018年2月24日(土曜日)の午後に鑑賞しました(ブルーレイ)
日本語吹き替え版で鑑賞(時々、草稿には吹き替えで観たのか字幕で観たのかが書いています。最近、レンタルは概ね日本語吹き替えでの鑑賞です)



概要
1979年公開の映画「エイリアン」の前日譚シリーズの2作目で、2012年公開の「プロメテウス」の続編。
「プロメテウス」、「エイリアン:コヴェナント」よりも前の時代。ウェイランド社社長ピーター・ウェイランド(ガイ・ピアース)に作られたアンドロイドは、ミケランジェロのダビデ像を見て、自身にデヴィッド(マイケル・ファスベンダー)と名付ける。
西暦2104年、植民船コヴェナント号は、船を管理するアンドロイドのウォルター(マイケル・ファスベンダー)、冷凍睡眠中の乗組員15人、入植者2,000人、1,000体以上の人間の胚芽を乗せ、植民星に向けて航行していたが、突如ニュートリノの衝撃波を受け、甚大な被害にあう。乗組員は強制的に冷凍睡眠から目覚めさせられるが、船長のジェイコブ・ブランソン(ジェームス・フランコ)は冬眠カプセルの火災で死亡。副船長のクリス・オラム(ビリー・クラダップ)が船長となる。そんな中、船外を修理していた船員テネシー・ファリス(ダニー・マクブライド)が謎の信号を受信、解析の結果、発信源は目的地の星よりも近く、さらに移民に好条件の惑星と判明。惑星へ向かうことを死んだ船長の妻ジャネット・ダニエルズ(キャサリン・ウォーターストン)は反対、元々の任務を遂行すべきと主張するが、オラムは惑星行きを強行。惑星に降りた調査隊は、11年前に消息を絶ったプロメテウス号の乗組員、E・ショウの名前が書かれたドッグタグと写真を発見する。



感想
(カッコ内は2018年10月現在の補足)
あんまり細かいことまでは書きませんが、ネタバレは含まれますのでご注意。
(比較的、時間がある時に書いた草稿では、このように親切に「ネタバレ注意」とか書いているのだけど、実際このブログではネタバレをあまり気にしていないです。他でもご注意、というか、ネタバレ嫌な人は他人の映画ブログなど読んではダメだ

冒頭で、ガイ・ピアースがノンクレジットで出演。
前作では誰だかわからない状態で出演だったので「誰これ」となった観客の方も多いのではないだろうか。
ノンクレジット出演といえば、現代のカメオ出演王たるジェームス・フランコも、ノンクレジットで死体役…まぁ、この映画ではほとんどの出演者が何処かのタイミングで死体役な訳ですがジェームス・フランコについては死体役とはいえ、他の出演者よりも比較的幸せなお亡くなりかた。
ジェームス・フランコは、特典映像の未公開シーンには結構たくさん登場。カメオ出演が趣味だから出てきたのではなくて、ちゃんとキャスティングされての出演っぽいです)
前作の主人公役、ノオミ・ラパスもノンクレジット。前作であんなに頑張ったのに今回は…これもエイリアンシリーズの伝統なのか。「エイリアン3」の冒頭観たときと同じ感情が狙いなのでしょうか
…と、ノンクレジット出演、カメオの出演方が、そうでない出演者よりも豪華キャストな映画で、メインキャストは、マイケル・ファスベンダー以外、よく知らない俳優陣が集合。
ギリギリ、オラム副船長→オラム船長と、生き残るチーフパイロットの二人は、どこかで見たかもという程度。
(オラム役のビリー・クラダップ「ウォッチメン」の放射能の人。あの映画では生の顔がほとんど出てこないのだけど、よく見覚えがあったものだ。誰かと勘違いしたのだろうか
有名キャストだと、活躍の上、生き残っちゃう感じが出るから、あえてのそうでもないキャストなのでしょうか…個人的な感覚かもしれませんが「プロメテウス」の時は、如何にもノオミ・ラパスが生き残っちゃいそうでした
そういう意味では、考え抜かれたキャスティングなのでしょう
(この鑑賞後にヒットした「カメラを止めるな!」の取材で監督がこの理屈を言っていました。やはりそういうキャスティングなのでしょう)

で、映画自体ですが…

面白かった
少なからず、難解ということを中心に酷評も耳に入ってきた「プロメテウス」も、元々嫌いじゃなかった私ですが、この「エイリアン:コヴェナント」は、よく分からない事態が起こっている雰囲気ながらも、映画見てる側からすれば、よく分かる事態しか起こっておらず…と、謎な雰囲気と、明快な展開のバランスがいい良作。続きも気になります。
私は「プロメテウス」で、ガッカリもモヤモヤもしなかったのですが、「プロメテウス」で、そんな気にいらない点があったという人にとっても、それらが解消される一作だったかと思います

で、ちゃんと怖い。

SFというフィルターがないと、ホラーとかスプラッターに耐えられない私には、そのフィルター使ってちょうどギリギリの怖さ。
エイリアンより、人間だったら“かなりレベルの高いサイコパス”なデヴィッドが怖い。
こんな拗れたA.I.は作っちゃダメという戒めな映画。
…デヴィッドを怖く描くあまり、逆にエイリアン自体は「エイリアン2」くらいの感じで立ち向かえば、人間でも倒せそうな程度の怖さの描写に思えてしまいましたが。
(今考えたら、ホラー映画の続編をアクション映画にしちゃった「エイリアン2」ってデタラメだなぁ…ホラー嫌いな私からしたら嫌いではないのだけど)

エイリアン自体は「エイリアン2」くらいのテンションで倒せそうと思わせられたとか書いちゃいましたが「エイリアン2」のような雑な描写でもデザインでもなく、「エイリアン」な雰囲気を壊さず、かつ怖カッチョ良いクリーチャーでした
デヴィッドが試行錯誤の上作ったと思しき、黒いやつ=ゼノモーフよりも、目に見えない微粒子から人間に寄生できる、白いやつ=ネオモーフの方が、見た目も性能も怖い気がするのだけど、そのあたり今後の続編では、この2種類の差の意味について説明してくれるんですかね
…寄生される本人たちからしたら、知らないうちに感染してて、気分が悪くなったと思ったら死んじゃう白いやつよりも、なんかがっつり植え付けられるゼノモーフの方が、気分悪くて怖いからデヴィッドが恐怖心に重きを置いて品種改良したとかなのでしょうか
…ともかくデヴィッドは怖い
…なのでウォルターを応援するのだけど…あー
…そんな彼が最後にあんな感じなので、次回作への期待、ストーリー展開上の不安が高まるまま映画が終了します。


ということで点数は5点強(5点満点中)高評価です。

まとめると

・難解ではない。分かりやすい。分かりやすいけど雰囲気は損ねていない「プロメテウス」の良さも継承し、多くの観客が求める「エイリアン」感もちゃんと出した良作
(謎解きサイトなんかの解説情報は、映画を1回見れば普通にわかるものばかりじゃん…というぐらい分かりやすい映画)

・デヴィッドというキャラクターが狙い通り怖い。これが映画のキモ

・だったらエイリアンは脇役なので、やっぱ多くの観客が求める「エイリアン」ではなかったかも

…上手くまとまりませんが、そういう感じの映画です



蛇足
最後に生き残る(そして絶望のまま映画のラストを迎える)主人公の女性。
ジャネット・ダニエルズ(キャサリン・ウォーターストン)ですが…
この映画でお顔を拝見する限り、近藤春菜さんに似ています
これは個人的な感想なのでしょうか、それとも一般的な意見か。
なので、ずっと「近藤春菜じゃねぇよ!」と脳内で響き続ける中での鑑賞となってしまいました。



(当ブログ内の関連記事)
2014年01月14日 【映画】プロメテウス…個人的には好みの映画



では、このあたりで



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