知る人ぞ知る工業デザイナー村上克司さんについて書かれた本を読みました。
恥ずかしながら、この本を読むまで、この方についてあまりよく知らなかったのですが、その働きは僕らの世代が誰よりも知ってます。
そうか…あなただったのか!
超合金マジンガーZも、ライディーンも、コンバトラーVも、この人が生み出したのです。
この本には、当時、玩具で遊ぶ側だった者が想像できないような試行錯誤があったのだと知りました。
空想中のメカニックが、実際に立体になって、自分の手の上にあるという事が、どれだけ凄いかという事をひしひしと感じつつ、当時の記憶が頭に蘇ってきました。
当時、いつも持ち歩いていた、ライディーンの玩具、足がポキッと折れたんですよ、その時の悲しさ…。
当時、玩具はある意味神聖な物でした。
パッケージイラストを見てワクワク感を高め、実際に触って楽しんで…。
正直不満や、テレビとの違いはたくさんあったのだけど、それに負けない想像力があったようにおもいます。
今の時代、玩具は全て彩色されていますし、想像力や商品への要望が生まれにくいんじゃないかと思うのです。
飽和状態になったキャラクタービジネス。
先輩たちの作ってきたアイデアや、デザインを繰り返すだけや、人気のある安全牌を繰り出すだけでは、本当の意味で新しい物は生まれません。
新しい物を作るというのは難しい事ですけど、この本を読んでたらなんかワクワクしてきますよ。
なにか描きたくなってきます。
戦隊物や宇宙刑事シリーズ、撮影側と商品を作る側の関係により生まれた設定や効果など、本来、子供の物とされているアニメや特撮にこめられた熱い思いを感じる一冊でした。
物を作る方、描く方に激しくオススメします。
恥ずかしながら、この本を読むまで、この方についてあまりよく知らなかったのですが、その働きは僕らの世代が誰よりも知ってます。
そうか…あなただったのか!
超合金マジンガーZも、ライディーンも、コンバトラーVも、この人が生み出したのです。
この本には、当時、玩具で遊ぶ側だった者が想像できないような試行錯誤があったのだと知りました。
空想中のメカニックが、実際に立体になって、自分の手の上にあるという事が、どれだけ凄いかという事をひしひしと感じつつ、当時の記憶が頭に蘇ってきました。
当時、いつも持ち歩いていた、ライディーンの玩具、足がポキッと折れたんですよ、その時の悲しさ…。
当時、玩具はある意味神聖な物でした。
パッケージイラストを見てワクワク感を高め、実際に触って楽しんで…。
正直不満や、テレビとの違いはたくさんあったのだけど、それに負けない想像力があったようにおもいます。
今の時代、玩具は全て彩色されていますし、想像力や商品への要望が生まれにくいんじゃないかと思うのです。
飽和状態になったキャラクタービジネス。
先輩たちの作ってきたアイデアや、デザインを繰り返すだけや、人気のある安全牌を繰り出すだけでは、本当の意味で新しい物は生まれません。
新しい物を作るというのは難しい事ですけど、この本を読んでたらなんかワクワクしてきますよ。
なにか描きたくなってきます。
戦隊物や宇宙刑事シリーズ、撮影側と商品を作る側の関係により生まれた設定や効果など、本来、子供の物とされているアニメや特撮にこめられた熱い思いを感じる一冊でした。
物を作る方、描く方に激しくオススメします。