Pixysのポジティブライフ

困難に立ち向かうアラフィフの日常
働いて働いて働いて働いて、たまに旅に出る

ダンス、ダンス、ダンスの週末

2008-12-20 23:33:16 | 舞台やダンスの話
金曜日、学校から帰ってきて夜ダンスリハ、土曜日、昼から夜までダンスリハ、やっと振り付けも完了。人数多いと、みんなが揃う時間が少ないから大変だ。
うちの子は2チームで踊り、計4曲、明日から本番に向けて自主練しないといかん。4曲、時間にすると10分くらいはあるわけで、結構バテている。「足がガクガクする・・・」とか言っちゃって、帰りヘラヘラ引きつり顔で笑っていた。振り付けも覚えるのは大変。「えっと右手、左足、あれ、反対だ。これがこうでこうか?・・・・。」・・という具合でかなり混乱気味。
ダンサーは毎日踊ってないと踊れなくなるというのはこういう事だろうか。曲がかかれば勝手に体が動くまでにいかないと、その先の表現はできない。迷いがあるうちはダンスにならない。体操みたいなもんだ。これは芝居と同じだな。最初はただひたすら繰り返して体に振りを叩き込む。そのあと細かい動きの修正や曲調や気持ちの高揚を振りに乗せる。そして本番はさらに客やステージの空間をイメージして仕上げに入る。プロならここまで本番前に仕上げておかなければいけない。子供の目指す所は‘そこ’にある。
感覚で出来ちゃう所もあるけど、全く勘違いしている事もある。間違っても間違って見えないようなアドリブも技術がなければ出てこない。ここは芝居とちょっと違う所。芝居のアドリブは日常生活から拾って取り出せるけど、ダンスは技術と経験がなければアドリブは効かないのです。すぐバレるわけで・・・。

レッスンははたから見ていると振りもすぐに覚えられるし、ダメな部分も手に取るようにわかる。しかも3人で踊る時は3人のバランスや角度や目線や距離などのチームワークが必要になってくる。自分達の踊っているビデオを見て、あら捜しをしなければならない。いっぱい見つければ見つけるほど、良いチームとなる。

この年末から正月にかけては、体調管理とこの作業にかなりの時間を費やす事になる。来週から始まる彼の冬休みは、またきっとあっという間に過ぎていってしまうのだろうね。かわいそうに・・・・。