☆T-Life☆

HP制作や日常の記録

カテーテルアブレーション手術

2022-10-29 17:06:38 | 🌼TAC☆日記
24日に不整脈を治すカテーテルアブレーションという手術を受けた。
あまり思い出したくないが、万が一この体験が誰かの何か参考になれば…と思って一応記録しておこうと思う。


私の不整脈は WPW症候群のA型という種類。

本来無いところに回路があって、そこを電気信号が通ってしまうため近道のような位置にあるので動悸が早くなるパターンらしい



治療の流れ

1 消毒・麻酔
2 シースの挿入
3 心臓電気生理学的検査
4 カテーテルアブレーション
5 治療効果の確認・止血


予定では2泊3日の入院で、当日は朝10時までに病院へ行って、入院手続きをする。

当日の朝 熱をはかったら37度3くらいあった。
実は9月から具合悪くなって依頼、朝は微熱があることが多かったので自分としては「またか」くらいに思っているが、
病院としてはコロナ対策のため、37度以上ある場合は扱いが変わってくるのだ。
自分としてはむしろいつもより調子はいい感じだったんだけど…

病院へ着いてからも隔離っぽい席に待たされて、11時ごろにようやく病室へ案内された
待っていた隔離席がドアのそばですっごく寒かったので、せっかく調子よかったのに弱ってしまった(・_・;)
4人部屋だけど、入ると誰もいない
聞いてみたら 熱のある患者は念のため他の人とは別の部屋に分けているらしい。
…てことは、4人部屋に私一人だけ 個室より広い個室だーヤター
一人だから室内で電話も許されたし、気を使わないでいられたのが唯一嬉しかった

そしてもう手術用の服に着替える
何かそれだけで緊張するけどあくまでただ服を着替えただけで本当につらいのはこの先だ…と思いつつ、テレビカードを買っておく。
次に看護師さんに除毛してもらう。
もう恥ずかしいとか思う以前に手術がこわいので、除毛だのは数の内に入らない。
それが終わって、もう点滴をするという。
もうこのへんからガクッとしてくる…針刺すのがもうキライ…
治療用の針だからちょっと太いですよ~と言われて覚悟したけど、
看護師さんが上手かったのか、痛くなかったのが嬉しかった😭

予定では手術は13時ごろだけど前の人が時間かかっているらしく、私は14時過ぎに決まった。
姉も付き添いに来ていて手術終わるまで外で待ってくれるみたい。
ギリギリにトイレ行っとこうと思っていくと、多めの出血があってあせった
せっかく調子よくきたのによりによってこんなギリギリで出血って大丈夫か❓と不安が…

それでも手術には支障はないということで、無情にも時間が来て手術室へ行く…
入り口で主治医の先生と他の先生たちとあいさつして、酸素マスク?のサイズをはかる
そして初の手術室に入る。。
いろいろ器具なんか置いてあるけど、あんまり見ると想像しちゃってこわいから見ないようにしつつ…
ベッドの上に乗ると、そこからは複数人で一気に準備をしていく感じ。
一番嫌だった尿カテーテルもここで入れるわけだが、入れるときやっぱりイタイ😿
血圧計とか足にマジックでマーキングとか点滴に薬を入れたりとか もう一気にやった
足回りに消毒してタオル体にかけて、いよいよ始まる

まず足の付け根に麻酔注射 これを4~5か所にわけてやる(すぐ麻酔が効くので最初のチクッとする以外は痛くない)
で、そこから多分切り込み入れてカテーテルを入れている。
なんか大きめのやつがあるらしく、それを入れるときだけグッと押し込まれている感じがする。
(おそらくシースと呼ばれる、カテーテルを通すための管だと思う)
あとは細い管をいくつか入れているんだろうけど、感覚はほぼないのでよくわからない。

そして心臓に色々な電気を送って不整脈をわざと起こさせて調べるのを始めた
…これが思っていた以上につらくて時間もすごく長かった!
自分の想像だと 何度かちょいちょいっとやって終わりかな?と甘く考えていたが…
思うにこの工程が、手術時間の3分の2を占めているんじゃないだろうか、と思うくらい長い時間やっていた。。
不整脈を起こさせるので当然動悸がドキドキドキ・・として苦しい。
苦しかったら言ってください と言われていたので、私も初めのうちはなれないので「く…苦しいです」と訴える
そうすると先生が「ごめんね苦しいよね、ちょっとがんばろう」と声掛けはしてくれる。
そして延々といろんなリズムの動悸が起きて、息も苦しいし、何というかすごい運動したように疲れてきた
苦しい動悸に一生懸命耐えてるときに腕の血圧計が定期的に測定を行って腕がギューッと閉まるので「それどころじゃねーー」と心の中で思ったり
途中で点滴から痛み止めの薬を何度か追加するんだけど、薬を入れるとき針の所の腕がビリビリっという痛みが走る!
あと細かいこと言うと 先生がカテーテル入れ替えるときに脇腹触るとき、くすぐったくてそれも耐えるの微妙にきつかった

とにかくそんな感じでいつ終わるかわからない長い時間だった。
そして、やっとケント即を切る段階になり、心臓に多少の熱さか痛みは覚悟していたものの…
いきなりジュワーーっと心臓がギュ~~っと締め付けられるような痛みに見舞われた
もう表現できないけど…痛いというか苦しいというか、ぐあ~~~!!って感じの痛み?が少し長めに続いた。これを二度ほどやった
説明書では 熱さや軽い痛みを感じることがあります。と書いてあったけど。。軽…い…?(;゚Д゚)
万が一我慢できないような場合は医療スタッフにお知らせください…ともあるが、うぐーーっと苦しんでいる時に伝えようがない…というかこれくらいは我慢する範疇ということなんだろうか(-_-;)


ただもう終盤であることは間違いないので、もうすぐ終わるんだという希望だけでがんばるしかなかった。
最後にまた不整脈を起こして調べるのをやった。
これもそれなりに長くつらかった
だいたい中盤頃からもう私が「苦しいです」と訴えても先生は黙々とやるだけで訴えはどうせ無意味だった
私は思った。具合悪い人やきつい状態の人には声掛けは本当に大事だと…
弱った状態だと寄り添った優しさの言葉があるだけで安心感が生まれる。
痛み止めの薬も時間たってきたのか、管を出し入れするのに段々、痛みというか感触が出てくるようになってきてて、それも嫌だった。
とにかく後半は研修医のような人に先生が「このパターンはこうで…」とか教えているし
向こうの電気を流すブース(?)にいる人たちは談笑してほのぼのムードだし
見えないけど業者のような人が荷物もって来たり出入りしているしで私一人苦しくてもうなんだこの状況というカオスだった。

そしてやっと終了。
管を全部出すのだが、足の付け根の出入口付近は感触があるのでいや~な感じ
で最後に一番大きいのを出すとき「ちょっとがんばってね」と先生がグッと出すのが、やっぱりきつかった
すごい痛みとかではないんだけど、やっぱり感触というか多少の痛みというか…。
止血でしばらく先生が押さえていて、ようやく終了!2時間かかったみたい。
看護師さんたちにベッドに移してもらって手術室を出る。
外で待っていた姉に手であいさつしてそのまま病室に運ばれる


ものすごくつらかった…けど終わったのでとりあえずホッとして とにかく疲れていたので休む😪
16時に終わったので気晴らしにテレビをつけたりしたけど疲れすぎて気が付くと眠っては起きての繰り返し。
止血でまだ4時間は足を動かしてはいけないので、寝返りもできない。
腰とか痛くてこれもたしかにきついのだが、あの手術の苦しさにくらべたらマシかもしれない…
夕食は一応出るらしいけど、体を起こしてはいけない(ベッドの頭部分を起こすのも駄目)というので食べずらい…というか食べれん
ので夕食は抜きで。
水も飲みずらいので飲めなかった。。むせたら地獄だし
尿カテーテルと点滴は翌日はずせる予定だから、この日はとにかく眠るしかない。


あらためて思い返してみると、手術の説明を読んだ感じだと、もっと意識がぼんやりしているのを想像していたけど
がっつり普通に意識はあったし、怖くて目はつぶっていたけどもちろん普通にまわりを見渡すこともできる。
痛み止めらしき薬が切れてくると、たしかになんとな~く体の中に管がうごめいてる感覚も多少ある。
自分は喘息とかがあるのでもしかしたら使えない薬もあるかもしれない。
酸素マスクのサイズを測ったけど結局使わなかったので、これはいざという時のものだったのかな?
あと入院手続きの時に、血栓を防ぐために足にはく弾性ストッキングのサイズもはかったけれどこれも使わなかった。

カテーテルアブレーションを受けた感想としては、もう二度と絶対やりたくないである。
後から姉に聞いた話だと 私の前に手術を受けていたであろうおじいさんのような人が終わって出てきたときは、無表情というか深刻な顔ではなかったらしいが、
私が終わって出てきた時見たら、私の顔は眉間にしわがめちゃめちゃよってて涙目で険しかった・と言っていた。(・_・;)

一日目はこんな風に終わった…

おもしろおかしくない事態になった

2022-10-07 16:06:31 | 🌼TAC☆日記
ずっと体調不良中なのです
事の経緯を話すと…

8月26日にコロナにかかって喉が激痛・たんがからんで息ができない・高熱出る。
9月3日~4日でコロナによる熱も下がり、喉は少し痛いけど体調が良くなっていたので、散歩したり外にも出れるようになっていた。

ここまではまあ…きつかったけどまあ終わったし良かった…

しかーーし本当の悪夢はここからであった


9月6日の夕方から、胸のあたりがなんかバクバクしだした。
収まったりしたのでなんだろう?と思いつつやってたらまたバクバクする。
そして最終的にかなりきつめの動悸が起こってきた…
とにかく体の中が血の気が引いたような寒い感じ?なのに汗びっしょりで脈はバックんバックン強くて速い感じで
少し収まってもまた再び動悸…の繰り返し💦
なので収まってるときに電話で姉を呼び、もう苦しいので救急車呼んでもらった・・・。
熱は37・7度だけど酸素値は100%あるので隊員の人は大丈夫だという。
不整脈専門病院へ連れていかれるも、そのころには動悸は治まっていたので何の処置もなくそのまま帰される。
(当然だけど救急車は片道切符なので付き添いがいない場合余裕があれば、保険証のほかに履物や帰りの交通費分も持っていくと良い。)

9月9日
お昼近くか忘れたがまた動悸らしきものがきて苦しかった。
でも胸というよりおなかからバックンバックンしてる気がしたので、婦人科系の病気を疑って近くの婦人科に電話で相談。
何だかんだでもう救急車で大きい病院へ行った方が良いとなったので、自分もこんな状態で自力で病院へ行くこともできないと判断して2度目の救急車を呼ぶ・・。
S病院の婦人科に外来で待つなら診てくれるというのでそこに。
一度目もそうだったけど コロナなどで受け入れる病院がなかなか見つからないので隊員の人も探すの大変です。🙇
で、S病院で採血&検査・・して貧血がひどいのがわかったので鉄分の薬もらう。
あと婦人科系の病気がやっぱりあるらしいので、D病院に紹介状を書いてくれるという。
夕方にやっと終わって、検査などで疲れてふらふら…病院近くに喫茶店見つけてグラタンちょびっと食べて鉄分薬飲んで、帰った。

それから調子のよい時もあったが、油断すると動悸がきたりの繰り返し。
特に夜中トイレ行く時や明け方は動悸がするので恐怖だった

9月13日
S病院から紹介状が届かない…郵送でもう2~3日中には届きますよって言ってたのに
実は入院してる母が金曜日に退院予定だったので私も早くこの動悸を早く何とかしなきゃと思っていてあせってた。
S病院に電話したらなんと紹介状まだ書いてすらいないというではないか
もうあかんと思って紹介されるはずのD病院へ事情を説明してこの日行くことにした。
そして婦人科と内科受診して、またいやな検査…(´;ω;`)採血もまたやるのか
ただ不思議と病院にいる間は動悸が治まっていて助かった。

9月20日
循環器内科を受診&検査
いつも朝は動悸がしやすく、最初の救急車の頃から37度前後の微熱が常にあるのが嫌…
動悸がこわいから病院に行くのは結構きつくて電車でとてもいけないので高いけどタクシーを使って行ってる。
心電図やCTスキャンやる。CTスキャンは簡単で良い!
MRIは狭い筒の中に入るのが閉鎖感あって苦手だし音がうるさい。
あとホルター心電計付けて24時間記録する。
また採血やった。も~~血とるのやだ😭

9月21日
MRIやる。MRIは膝痛めた時に初めてやったことがあるけど、とにかく今は動悸がいつくるかわからないので
あおむけで動けない30分が恐怖だった。おなかの上に何かのっけて固定したのも重いし😨
ホルター返却して終わり。

9月26日
婦人科で。MRIの結果、あやしい影があると言われて…。
B病院へまわされることになった
循環器。それにともなってこちらもB病院へ一緒に移ることに。
一応不整脈が見つかって、WPW症候群A型というのがわかった。
母は退院をのばしてもらったり、一度帰って来たけどなんとかショートステイに入れてもらったりしてやりくりする。

9月29日
B病院に朝早いのがきついけど行く…。
さすがに疲れてきた。だって具合わるくなってから病院も3つ目だし、採血も毎週のようにやって検査三昧だし
でも鉄分の薬以外は治療はやってないわけだし。
この頃は動悸はかなり治まっていて、あったとしても小さめだった。それだけが救いである。
で、もちろんまた検査たちが待っているのだった。
検査やりつつ婦人科と循環器内科を往復。14時くらいにお昼ごはん食べてから大嫌いな採血を最後にやるか…とその前にトイレ行った。
そして採血場で紙コップも渡された (゚д゚)!まさか採尿あったのか?!
やっちゃった~
そこで30分以上待って…水飲んだり散歩したり。
まあなんとかギリギリ出たので終わった。。疲れたよ~~😫

10月4日
何だかんだでもう約一か月たつわけか、動悸のあの日から。
まず婦人科のほうは、詳しい検査を一つやるのだが痛くてできず、全身麻酔してやることになった😫ヤダー!!
でも不整脈のほうを先に治してからじゃないとできないというので、
循環器。カテーテルアブレーションという手術をすることになった。ヤダー!!!
あと胸に気になる影があるからって言われて乳腺科も行った…。次々出てきてもう精神がもたないんだけど。。
しかも診察室の簡易ベッドで有無を言わさず細胞を取る?だかで胸に注射された
思ったよりは耐えれなくもなかったけど…。何か気持ちがもうつらいというか。
婦人科の痛い検査も何度もトライしたんだけどやっぱり痛くて無理なのでそれも落ち込んだ。
ダメ押しとして帰りの乗ったタクシーが怖かった
運転手のおじさんが独り言でぶつぶつちくしょうとかなんか言ってたり、スピードすごい出す。
車内もよくみると、すっごいボロボロでガムテープとかで補修してある。
マスクも口まで出しててアクリル板もない。
会話で和ませようかともしたけど、その運ちゃん耳が遠いのかわからないけど、到着地伝えるとき何度も聞き返してきて大変だった。
下手に話しかけて運転がおろそかになったら怖いからあえてしゃべらなかった。
途中で降りようかとも思ったけど、万が一キレられるかも?と思ってできない…
乗るときと降りる時は優しそうな顔でニコニコしてるんだけど。運転中はなぜかアルコール入ってる?!と思ってしまうくらい情緒不安定で独り言と落ち着きない動作が本当に怖かった…。



そして今日は、昨日胸に注射した所がズキッと痛い
来週ショートステイから母が帰ってくる。
私が長期治療かかりそうなので、母も長期あずかってくれる施設に行ってもらうことになった。
何だかいろいろ大変になっちゃったな…
アブレーション手術が今月中にやるからもうコワい…考えないようにしてるけど昨日今日がちょっと心折れてる(´;ω;`)ウッ…
でもまず一つずつ…治すぞーーー