24日に不整脈を治すカテーテルアブレーションという手術を受けた。
あまり思い出したくないが、万が一この体験が誰かの何か参考になれば…と思って一応記録しておこうと思う。
私の不整脈は WPW症候群のA型という種類。
本来無いところに回路があって、そこを電気信号が通ってしまうため近道のような位置にあるので動悸が早くなるパターンらしい
治療の流れ
1 消毒・麻酔
2 シースの挿入
3 心臓電気生理学的検査
4 カテーテルアブレーション
5 治療効果の確認・止血
予定では2泊3日の入院で、当日は朝10時までに病院へ行って、入院手続きをする。
当日の朝 熱をはかったら37度3くらいあった。
実は9月から具合悪くなって依頼、朝は微熱があることが多かったので自分としては「またか」くらいに思っているが、
病院としてはコロナ対策のため、37度以上ある場合は扱いが変わってくるのだ。
自分としてはむしろいつもより調子はいい感じだったんだけど…
病院へ着いてからも隔離っぽい席に待たされて、11時ごろにようやく病室へ案内された
待っていた隔離席がドアのそばですっごく寒かったので、せっかく調子よかったのに弱ってしまった(・_・;)
4人部屋だけど、入ると誰もいない
聞いてみたら 熱のある患者は念のため他の人とは別の部屋に分けているらしい。
…てことは、4人部屋に私一人だけ 個室より広い個室だーヤター
一人だから室内で電話も許されたし、気を使わないでいられたのが唯一嬉しかった
そしてもう手術用の服に着替える
何かそれだけで緊張するけどあくまでただ服を着替えただけで本当につらいのはこの先だ…と思いつつ、テレビカードを買っておく。
次に看護師さんに除毛してもらう。
もう恥ずかしいとか思う以前に手術がこわいので、除毛だのは数の内に入らない。
それが終わって、もう点滴をするという。
もうこのへんからガクッとしてくる…針刺すのがもうキライ…
治療用の針だからちょっと太いですよ~と言われて覚悟したけど、
看護師さんが上手かったのか、痛くなかったのが嬉しかった😭
予定では手術は13時ごろだけど前の人が時間かかっているらしく、私は14時過ぎに決まった。
姉も付き添いに来ていて手術終わるまで外で待ってくれるみたい。
ギリギリにトイレ行っとこうと思っていくと、多めの出血があってあせった
せっかく調子よくきたのによりによってこんなギリギリで出血って大丈夫か❓と不安が…
それでも手術には支障はないということで、無情にも時間が来て手術室へ行く…
入り口で主治医の先生と他の先生たちとあいさつして、酸素マスク?のサイズをはかる
そして初の手術室に入る。。
いろいろ器具なんか置いてあるけど、あんまり見ると想像しちゃってこわいから見ないようにしつつ…
ベッドの上に乗ると、そこからは複数人で一気に準備をしていく感じ。
一番嫌だった尿カテーテルもここで入れるわけだが、入れるときやっぱりイタイ😿
血圧計とか足にマジックでマーキングとか点滴に薬を入れたりとか もう一気にやった
足回りに消毒してタオル体にかけて、いよいよ始まる
まず足の付け根に麻酔注射 これを4~5か所にわけてやる(すぐ麻酔が効くので最初のチクッとする以外は痛くない)
で、そこから多分切り込み入れてカテーテルを入れている。
なんか大きめのやつがあるらしく、それを入れるときだけグッと押し込まれている感じがする。
(おそらくシースと呼ばれる、カテーテルを通すための管だと思う)
あとは細い管をいくつか入れているんだろうけど、感覚はほぼないのでよくわからない。
そして心臓に色々な電気を送って不整脈をわざと起こさせて調べるのを始めた
…これが思っていた以上につらくて時間もすごく長かった!
自分の想像だと 何度かちょいちょいっとやって終わりかな?と甘く考えていたが…
思うにこの工程が、手術時間の3分の2を占めているんじゃないだろうか、と思うくらい長い時間やっていた。。
不整脈を起こさせるので当然動悸がドキドキドキ・・として苦しい。
苦しかったら言ってください と言われていたので、私も初めのうちはなれないので「く…苦しいです」と訴える
そうすると先生が「ごめんね苦しいよね、ちょっとがんばろう」と声掛けはしてくれる。
そして延々といろんなリズムの動悸が起きて、息も苦しいし、何というかすごい運動したように疲れてきた
苦しい動悸に一生懸命耐えてるときに腕の血圧計が定期的に測定を行って腕がギューッと閉まるので「それどころじゃねーー」と心の中で思ったり
途中で点滴から痛み止めの薬を何度か追加するんだけど、薬を入れるとき針の所の腕がビリビリっという痛みが走る!
あと細かいこと言うと 先生がカテーテル入れ替えるときに脇腹触るとき、くすぐったくてそれも耐えるの微妙にきつかった
とにかくそんな感じでいつ終わるかわからない長い時間だった。
そして、やっとケント即を切る段階になり、心臓に多少の熱さか痛みは覚悟していたものの…
いきなりジュワーーっと心臓がギュ~~っと締め付けられるような痛みに見舞われた
もう表現できないけど…痛いというか苦しいというか、ぐあ~~~!!って感じの痛み?が少し長めに続いた。これを二度ほどやった
説明書では 熱さや軽い痛みを感じることがあります。と書いてあったけど。。軽…い…?(;゚Д゚)
万が一我慢できないような場合は医療スタッフにお知らせください…ともあるが、うぐーーっと苦しんでいる時に伝えようがない…というかこれくらいは我慢する範疇ということなんだろうか(-_-;)
ただもう終盤であることは間違いないので、もうすぐ終わるんだという希望だけでがんばるしかなかった。
最後にまた不整脈を起こして調べるのをやった。
これもそれなりに長くつらかった
だいたい中盤頃からもう私が「苦しいです」と訴えても先生は黙々とやるだけで訴えはどうせ無意味だった
私は思った。具合悪い人やきつい状態の人には声掛けは本当に大事だと…
弱った状態だと寄り添った優しさの言葉があるだけで安心感が生まれる。
痛み止めの薬も時間たってきたのか、管を出し入れするのに段々、痛みというか感触が出てくるようになってきてて、それも嫌だった。
とにかく後半は研修医のような人に先生が「このパターンはこうで…」とか教えているし
向こうの電気を流すブース(?)にいる人たちは談笑してほのぼのムードだし
見えないけど業者のような人が荷物もって来たり出入りしているしで私一人苦しくてもうなんだこの状況というカオスだった。
そしてやっと終了。
管を全部出すのだが、足の付け根の出入口付近は感触があるのでいや~な感じ
で最後に一番大きいのを出すとき「ちょっとがんばってね」と先生がグッと出すのが、やっぱりきつかった
すごい痛みとかではないんだけど、やっぱり感触というか多少の痛みというか…。
止血でしばらく先生が押さえていて、ようやく終了!2時間かかったみたい。
看護師さんたちにベッドに移してもらって手術室を出る。
外で待っていた姉に手であいさつしてそのまま病室に運ばれる
ものすごくつらかった…けど終わったのでとりあえずホッとして とにかく疲れていたので休む😪
16時に終わったので気晴らしにテレビをつけたりしたけど疲れすぎて気が付くと眠っては起きての繰り返し。
止血でまだ4時間は足を動かしてはいけないので、寝返りもできない。
腰とか痛くてこれもたしかにきついのだが、あの手術の苦しさにくらべたらマシかもしれない…
夕食は一応出るらしいけど、体を起こしてはいけない(ベッドの頭部分を起こすのも駄目)というので食べずらい…というか食べれん
ので夕食は抜きで。
水も飲みずらいので飲めなかった。。むせたら地獄だし
尿カテーテルと点滴は翌日はずせる予定だから、この日はとにかく眠るしかない。
あらためて思い返してみると、手術の説明を読んだ感じだと、もっと意識がぼんやりしているのを想像していたけど
がっつり普通に意識はあったし、怖くて目はつぶっていたけどもちろん普通にまわりを見渡すこともできる。
痛み止めらしき薬が切れてくると、たしかになんとな~く体の中に管がうごめいてる感覚も多少ある。
自分は喘息とかがあるのでもしかしたら使えない薬もあるかもしれない。
酸素マスクのサイズを測ったけど結局使わなかったので、これはいざという時のものだったのかな?
あと入院手続きの時に、血栓を防ぐために足にはく弾性ストッキングのサイズもはかったけれどこれも使わなかった。
カテーテルアブレーションを受けた感想としては、もう二度と絶対やりたくないである。
後から姉に聞いた話だと 私の前に手術を受けていたであろうおじいさんのような人が終わって出てきたときは、無表情というか深刻な顔ではなかったらしいが、
私が終わって出てきた時見たら、私の顔は眉間にしわがめちゃめちゃよってて涙目で険しかった・と言っていた。(・_・;)
一日目はこんな風に終わった…
あまり思い出したくないが、万が一この体験が誰かの何か参考になれば…と思って一応記録しておこうと思う。
私の不整脈は WPW症候群のA型という種類。
本来無いところに回路があって、そこを電気信号が通ってしまうため近道のような位置にあるので動悸が早くなるパターンらしい
治療の流れ
1 消毒・麻酔
2 シースの挿入
3 心臓電気生理学的検査
4 カテーテルアブレーション
5 治療効果の確認・止血
予定では2泊3日の入院で、当日は朝10時までに病院へ行って、入院手続きをする。
当日の朝 熱をはかったら37度3くらいあった。
実は9月から具合悪くなって依頼、朝は微熱があることが多かったので自分としては「またか」くらいに思っているが、
病院としてはコロナ対策のため、37度以上ある場合は扱いが変わってくるのだ。
自分としてはむしろいつもより調子はいい感じだったんだけど…
病院へ着いてからも隔離っぽい席に待たされて、11時ごろにようやく病室へ案内された
待っていた隔離席がドアのそばですっごく寒かったので、せっかく調子よかったのに弱ってしまった(・_・;)
4人部屋だけど、入ると誰もいない
聞いてみたら 熱のある患者は念のため他の人とは別の部屋に分けているらしい。
…てことは、4人部屋に私一人だけ 個室より広い個室だーヤター
一人だから室内で電話も許されたし、気を使わないでいられたのが唯一嬉しかった
そしてもう手術用の服に着替える
何かそれだけで緊張するけどあくまでただ服を着替えただけで本当につらいのはこの先だ…と思いつつ、テレビカードを買っておく。
次に看護師さんに除毛してもらう。
もう恥ずかしいとか思う以前に手術がこわいので、除毛だのは数の内に入らない。
それが終わって、もう点滴をするという。
もうこのへんからガクッとしてくる…針刺すのがもうキライ…
治療用の針だからちょっと太いですよ~と言われて覚悟したけど、
看護師さんが上手かったのか、痛くなかったのが嬉しかった😭
予定では手術は13時ごろだけど前の人が時間かかっているらしく、私は14時過ぎに決まった。
姉も付き添いに来ていて手術終わるまで外で待ってくれるみたい。
ギリギリにトイレ行っとこうと思っていくと、多めの出血があってあせった
せっかく調子よくきたのによりによってこんなギリギリで出血って大丈夫か❓と不安が…
それでも手術には支障はないということで、無情にも時間が来て手術室へ行く…
入り口で主治医の先生と他の先生たちとあいさつして、酸素マスク?のサイズをはかる
そして初の手術室に入る。。
いろいろ器具なんか置いてあるけど、あんまり見ると想像しちゃってこわいから見ないようにしつつ…
ベッドの上に乗ると、そこからは複数人で一気に準備をしていく感じ。
一番嫌だった尿カテーテルもここで入れるわけだが、入れるときやっぱりイタイ😿
血圧計とか足にマジックでマーキングとか点滴に薬を入れたりとか もう一気にやった
足回りに消毒してタオル体にかけて、いよいよ始まる
まず足の付け根に麻酔注射 これを4~5か所にわけてやる(すぐ麻酔が効くので最初のチクッとする以外は痛くない)
で、そこから多分切り込み入れてカテーテルを入れている。
なんか大きめのやつがあるらしく、それを入れるときだけグッと押し込まれている感じがする。
(おそらくシースと呼ばれる、カテーテルを通すための管だと思う)
あとは細い管をいくつか入れているんだろうけど、感覚はほぼないのでよくわからない。
そして心臓に色々な電気を送って不整脈をわざと起こさせて調べるのを始めた
…これが思っていた以上につらくて時間もすごく長かった!
自分の想像だと 何度かちょいちょいっとやって終わりかな?と甘く考えていたが…
思うにこの工程が、手術時間の3分の2を占めているんじゃないだろうか、と思うくらい長い時間やっていた。。
不整脈を起こさせるので当然動悸がドキドキドキ・・として苦しい。
苦しかったら言ってください と言われていたので、私も初めのうちはなれないので「く…苦しいです」と訴える
そうすると先生が「ごめんね苦しいよね、ちょっとがんばろう」と声掛けはしてくれる。
そして延々といろんなリズムの動悸が起きて、息も苦しいし、何というかすごい運動したように疲れてきた
苦しい動悸に一生懸命耐えてるときに腕の血圧計が定期的に測定を行って腕がギューッと閉まるので「それどころじゃねーー」と心の中で思ったり
途中で点滴から痛み止めの薬を何度か追加するんだけど、薬を入れるとき針の所の腕がビリビリっという痛みが走る!
あと細かいこと言うと 先生がカテーテル入れ替えるときに脇腹触るとき、くすぐったくてそれも耐えるの微妙にきつかった
とにかくそんな感じでいつ終わるかわからない長い時間だった。
そして、やっとケント即を切る段階になり、心臓に多少の熱さか痛みは覚悟していたものの…
いきなりジュワーーっと心臓がギュ~~っと締め付けられるような痛みに見舞われた
もう表現できないけど…痛いというか苦しいというか、ぐあ~~~!!って感じの痛み?が少し長めに続いた。これを二度ほどやった
説明書では 熱さや軽い痛みを感じることがあります。と書いてあったけど。。軽…い…?(;゚Д゚)
万が一我慢できないような場合は医療スタッフにお知らせください…ともあるが、うぐーーっと苦しんでいる時に伝えようがない…というかこれくらいは我慢する範疇ということなんだろうか(-_-;)
ただもう終盤であることは間違いないので、もうすぐ終わるんだという希望だけでがんばるしかなかった。
最後にまた不整脈を起こして調べるのをやった。
これもそれなりに長くつらかった
だいたい中盤頃からもう私が「苦しいです」と訴えても先生は黙々とやるだけで訴えはどうせ無意味だった
私は思った。具合悪い人やきつい状態の人には声掛けは本当に大事だと…
弱った状態だと寄り添った優しさの言葉があるだけで安心感が生まれる。
痛み止めの薬も時間たってきたのか、管を出し入れするのに段々、痛みというか感触が出てくるようになってきてて、それも嫌だった。
とにかく後半は研修医のような人に先生が「このパターンはこうで…」とか教えているし
向こうの電気を流すブース(?)にいる人たちは談笑してほのぼのムードだし
見えないけど業者のような人が荷物もって来たり出入りしているしで私一人苦しくてもうなんだこの状況というカオスだった。
そしてやっと終了。
管を全部出すのだが、足の付け根の出入口付近は感触があるのでいや~な感じ
で最後に一番大きいのを出すとき「ちょっとがんばってね」と先生がグッと出すのが、やっぱりきつかった
すごい痛みとかではないんだけど、やっぱり感触というか多少の痛みというか…。
止血でしばらく先生が押さえていて、ようやく終了!2時間かかったみたい。
看護師さんたちにベッドに移してもらって手術室を出る。
外で待っていた姉に手であいさつしてそのまま病室に運ばれる
ものすごくつらかった…けど終わったのでとりあえずホッとして とにかく疲れていたので休む😪
16時に終わったので気晴らしにテレビをつけたりしたけど疲れすぎて気が付くと眠っては起きての繰り返し。
止血でまだ4時間は足を動かしてはいけないので、寝返りもできない。
腰とか痛くてこれもたしかにきついのだが、あの手術の苦しさにくらべたらマシかもしれない…
夕食は一応出るらしいけど、体を起こしてはいけない(ベッドの頭部分を起こすのも駄目)というので食べずらい…というか食べれん
ので夕食は抜きで。
水も飲みずらいので飲めなかった。。むせたら地獄だし
尿カテーテルと点滴は翌日はずせる予定だから、この日はとにかく眠るしかない。
あらためて思い返してみると、手術の説明を読んだ感じだと、もっと意識がぼんやりしているのを想像していたけど
がっつり普通に意識はあったし、怖くて目はつぶっていたけどもちろん普通にまわりを見渡すこともできる。
痛み止めらしき薬が切れてくると、たしかになんとな~く体の中に管がうごめいてる感覚も多少ある。
自分は喘息とかがあるのでもしかしたら使えない薬もあるかもしれない。
酸素マスクのサイズを測ったけど結局使わなかったので、これはいざという時のものだったのかな?
あと入院手続きの時に、血栓を防ぐために足にはく弾性ストッキングのサイズもはかったけれどこれも使わなかった。
カテーテルアブレーションを受けた感想としては、もう二度と絶対やりたくないである。
後から姉に聞いた話だと 私の前に手術を受けていたであろうおじいさんのような人が終わって出てきたときは、無表情というか深刻な顔ではなかったらしいが、
私が終わって出てきた時見たら、私の顔は眉間にしわがめちゃめちゃよってて涙目で険しかった・と言っていた。(・_・;)
一日目はこんな風に終わった…