皆さん、こんばんは(@^▽^@)🎵。
先月7月に、安来市立加納美術館に開催されている「浜田桂子 絵本原画展」を見に行った時に、日本・韓国・中国の絵本作家が参加した「平和絵本プロジェクト」で製作された絵本を、手に取って読む機会がありました。 その中で涙を流してしまった作品がありました。 韓国の絵本作家さんの作品で、「春姫という名前の赤ちゃん」と絵本です。 物語は、朝鮮半島から日本へ強制連行された旦那さんを追いかけて、お母さんは日本へやって来ましたが、連行された広島で原子爆弾投下で多大な被害地の中で、旦那さんを探しましたが出会うことは出来ませんでしたが、翌年の春にお母さんは、女の子の赤ちゃんを産みました。
でも、「春姫」と言う赤ちゃんはいつになっても大きくなりません。 時は流れて、岡山県の瀬戸内海沿いの町で小学生の女の子と、おばあさんになったお母さんとの付き合いからの交流が始まりますが、ある日おばあさんの家に救急車が来て、「春姫」という名前の赤ちゃんの病状が悪いことが分かってしまいます。
「春姫」という名前の赤ちゃんは、お腹中で、原爆の胎内被爆をして体が成長しなかったまま年を重ねてきましたが、いま一緒に住んでいる義母(嫁さんのお母さん)と重なってしまって、読んでいて涙が流れてしまいました。 義母は1947年(昭和22年)生まれの被爆二世に当たります。 がんなどの病気を患いましたが克服していますが、自分が生んだ子供たちには先だたれたりして、悲しい出来事にも乗り越えて、今も元気で暮らしていますが、いつ被ばくの影響が出て来るか分かりませんが、どうしても重なってしまって、涙が出たと思いますが、孫である12歳になる甥っ子のT君が嫁さんを迎えるまで、長生きして欲しいと思います。
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