皆さん、おはようございます(@^▽^@)。
今月に入ってから、I❤さんいんBSSのラジオニュースや、地元新聞記事で、これまで中学校歴史の教科書にも書かれていなかった戦後の行動が、来年度の歴史の教科書にのる事が決まったと報道していました。その行動は、島根県安来市出身で画家の加納筦蕾(かんらい)と言う方です。この方は、マニラ軍事裁判により、戦後フィリピンの刑務所に収監されていた、日本人戦犯の方々を釈放する為に、当時のフィリピン・キリノ大統領に、4年間に40数通の嘆願書を送り、ローマ法王や、各国の元首にも、恒久平和の為の嘆願書を200通以上も出し、結果的にフィリピン大統領の特赦・恩赦によって、日本人戦犯100人以上の方々が日本に帰れた事に尽力された人物です。一人の画家の行動が、一国の大統領の心を動かして、多くの方々の命を救い、未来も切り開いた事は、とても素晴らしい事ですし、真似出来ない行動だと思います。それに、フィリピン・キリノ大統領も、難しい決断をして、寛大な心で特赦・恩赦と言う形で行動された事も、素晴らしい事だと思います。キリノ大統領は、「赦し難きを赦(ゆる)す」と言われたそうです。日本人戦犯の恩赦の声明でも、大雑把ですが「私は、妻と3人子供を日本兵に殺され、フィリピン国民も多大な被害を受けて、日本に憎悪を持っているが、この事を終わらせる最後の一人になるために私は決断した。 これからの両国の未来、隣国としての発展のため、私は大統領特赦・恩赦を決断した・・」と声明を言われたそうです。でも、わが国の国会議員の皆さんはどうだろうか?このような行動や志を持って活動してくれる人物がどれだけ居られるだろうか? 臨時国会が3日間で終わるけど、この加納先生のような人物は各地に居られると思うので、国会議員・人間として、選挙区に帰ったら各地の素晴らしい活動をされた方から、学ぶ機会を作って、議員として成長して欲しいと思います。