『東宝・新東宝戦争映画DVDコレクション』の第35号が届きました 第35号は「上海陸戦隊」です
【作品紹介】
昭和12年7月7日、北京郊外の盧溝橋で日中両軍の武力衝突が勃発、戦意高まるなか、8月13日、中国国民政府は上海停戦協定の破棄を声明、ついに市街戦の火蓋は切られた。兵力で勝る中国軍に対し、上海に駐留していた海軍陸戦隊は頼みの陸軍部隊の上陸まで厳しい戦いを余儀なくされていく……。現地ロケーションを敢行して上海市街戦の過程をドキュメントタッチで描いた戦意昂揚映画!(昭和14年公開)
【スタッフ】
製作:森田信義
演出:熊谷久虎
脚本:澤村勉
補訂:安達伸男
【キャスト】
大日方傳、清川荘司、北沢彪、小杉義男、光一、津田光男、鉄一郎、柳谷寛、中村英雄、原節子 他
本シリーズの中では製作年が最も古いもので、日中戦争の勃発を受け、記録映画を何本も製作していた東宝映画(現在の東宝の前身)が、記録映画的手法を応用して製作された劇映画です。事変のあった上海へ出演者とスタッフが大挙渡航し、実際に戦闘があった現地で記録映画タッチで再現して撮影を行ったそうです。
記録映画的に撮影されているので、“後援:海軍省”だけではなく、“監修:海軍少佐 山口肇、海軍少佐 田代格”や“賛助出演:上海在郷軍人會、上海居留民團、上海總合夫人會”といったテロップが流れます
完成した作品には、海軍省内部から「これは反戦映画だ」という意見が出て騒動となり、一般上映用フィルムとは別に改訂版を編集して海軍省に納めるという妥協案で解決したそうです
http://deagostini.jp/tsd/backnumber.php?id=42304&issue=35
【作品紹介】
昭和12年7月7日、北京郊外の盧溝橋で日中両軍の武力衝突が勃発、戦意高まるなか、8月13日、中国国民政府は上海停戦協定の破棄を声明、ついに市街戦の火蓋は切られた。兵力で勝る中国軍に対し、上海に駐留していた海軍陸戦隊は頼みの陸軍部隊の上陸まで厳しい戦いを余儀なくされていく……。現地ロケーションを敢行して上海市街戦の過程をドキュメントタッチで描いた戦意昂揚映画!(昭和14年公開)
【スタッフ】
製作:森田信義
演出:熊谷久虎
脚本:澤村勉
補訂:安達伸男
【キャスト】
大日方傳、清川荘司、北沢彪、小杉義男、光一、津田光男、鉄一郎、柳谷寛、中村英雄、原節子 他
本シリーズの中では製作年が最も古いもので、日中戦争の勃発を受け、記録映画を何本も製作していた東宝映画(現在の東宝の前身)が、記録映画的手法を応用して製作された劇映画です。事変のあった上海へ出演者とスタッフが大挙渡航し、実際に戦闘があった現地で記録映画タッチで再現して撮影を行ったそうです。
記録映画的に撮影されているので、“後援:海軍省”だけではなく、“監修:海軍少佐 山口肇、海軍少佐 田代格”や“賛助出演:上海在郷軍人會、上海居留民團、上海總合夫人會”といったテロップが流れます
完成した作品には、海軍省内部から「これは反戦映画だ」という意見が出て騒動となり、一般上映用フィルムとは別に改訂版を編集して海軍省に納めるという妥協案で解決したそうです
http://deagostini.jp/tsd/backnumber.php?id=42304&issue=35