※クッシング症候群について書いていますが、こちらの記事はあくまで素人の私個人の知識で書かせていただいています。
愛犬がクッシングと診断され、ワラにもすがる思いでこのブログにたどり着いた方もいらっしゃると思いますが、状況・治療法は個々の犬の状態や獣医師の治療方針によっても大きく変わると思いますのであくまで参考までにとどめていただきますようお願いいたします
さて、昨日の記事でクッシングと確定する検査のことをコルチゾール検査とさらっと書いてしまいましたが、正しくは「ACTH刺激試験」という検査をしていました。
検査の手順は下記のとおりです。
①まず何もしない状態で採血をします。(この血液を「Pre」とします)
②ACTHを注射します。(ACTHとは副腎皮質刺激ホルモンのことです)
③1時間後に再び採血します。(この血液を「Post」とします)
ACTHの負荷をかけることで異常があれば大量のコルチゾールが作られるので副腎に異常があることがわかるのですが、クッシングと確定できる確率は70~80%だそうです。
また、コルチゾールはストレスなどによっても分泌量が増えてしまうので、病院嫌いのポチ君は間の1時間、家に帰るか近くの公園でアイスを食べて待つ(笑)などしてリラックスできるように努めました。
上はクッシングと診断されてから1年ちょっと経った頃のポチ君の健診結果。
ALPはとんでもない数値になり計測不能になってしまいました。
コルチゾール検査の結果もかなり悪く、主治医の先生は「そろそろ投薬を始めましょう」と診断なさいました。
クッシングの治療薬には当時主に2種類がありました。
①OP´-DDD(ミトタン)…副腎皮質を破壊することにより、コルチゾールの分泌量を減らします。抗がん剤としても使われます。
②トリロスタン(デソパン)…コルチゾールの合成を阻害する薬です。
あれから4年経っているので今はもっと薬があるのかもしれませんが、当時この2種類が主流で特にトリロスタンは副作用も低いとのことで多用されているようでした。
しかし、かかりつけの先生から勧められたのはOP'-DDDのほうでした。
話を聞くと先生もそちらでの治療の経験が多いようで、あとトリロスタンのほうは小型犬に対してはなんとかかんとか(←すみませんよく覚えていません
)とのことでOP'-DDDの投薬が始まりました。
治療スケジュールとしては下記のとおりです。
①1週間くらい連続投薬し(導入)一旦薬を中止し、コルチゾール検査を受ける。
②検査結果を見ながら導入を繰り返す。
③数値が落ち着いたところで間隔をあけて投薬し、安定した数値を維持する。
導入期間中、最も気を付けなければならないのは吐き気などの異常が出たらすぐに投薬を中止することです。
前にも書きましたが副腎皮質ホルモンというのは生命の維持に必要なホルモンで多い分には悪影響が出るだけですが、足りないと生命にかかわってきます。
異常が出るということはホルモンが足りない証拠、つまり副腎皮質を破壊しすぎたことになります。
1回目の導入後の数値。
まだ数値が高いので2度目の導入となりました。
2回目の導入後。
まだ高値ですが結構低くなりました。
3回目の導入後。
とりあえず最初の数値の半分以下になったのでこの状態を維持しようということになりました。
このOP'-DDDは錠剤でしたが抗がん剤なのでかけた粉などを吸い込むと人体にも影響が出ます。
決して素手では触らないうようにと注意を受け、薬を処方されるときは医療用のゴム手も出され、できればマスクをしてくださいとも言われました。
その後はこまめにコルチゾールを測りながら1年くらい投薬をしていました。
年が明けて2013年1月。
健診とコルチゾール検査の結果が再び高値を示すようになってきてしまったのです。
次回に続きます。
昨日は恒春は保育園でした
天気は曇りでそんなに暑くなかったので、清春とタマちゃんを連れて木場公園のドッグランに行ってきました
タマちゃんも狂犬病注射を打ったので登録して胸を張ってドッグラン入りです
ところがイヌミシラー2頭とヒトミシラー1人は他のワンコとも人間とも交流できず
でもそのうちに清春が一人で交流を開始しました
タマちゃんもシニアさんと。
清春「コニチハー
」
清春「楽しいのだーーー
」
清春は一人でランランたのしそうに走っていました
途中、ボール遊びをしていた他のワンちゃんのボールを強奪して逃げたのですが、「オスワリ
マテ
」のコマンドですぐに捕まりボールを返すことが出来ました。
最近の清春は本当にいい子です
アレ?恒春?
ではなくて途中でミニピンちゃんがやってきてちょっと遊べました
あずきちゃんという1歳半(←うろ覚え
)の女の子で、2.6キロの小さな子でした
お目々も真ん丸でかわいい子でした
(すみません写真がありません
)
その後、木場公園の横にあるドッグスクールで恒春をピックアップして帰ってきたのですが、清春が大喜びで大興奮だったので、カートにタマ・恒のちびっこ組、抱っこバッグに清春をインして30分かけて帰って来ました
5キロのお米を抱えて30分歩いたのと同じですからね、今日は体中が痛いです
byねんね
愛犬がクッシングと診断され、ワラにもすがる思いでこのブログにたどり着いた方もいらっしゃると思いますが、状況・治療法は個々の犬の状態や獣医師の治療方針によっても大きく変わると思いますのであくまで参考までにとどめていただきますようお願いいたします
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さて、昨日の記事でクッシングと確定する検査のことをコルチゾール検査とさらっと書いてしまいましたが、正しくは「ACTH刺激試験」という検査をしていました。
検査の手順は下記のとおりです。
①まず何もしない状態で採血をします。(この血液を「Pre」とします)
②ACTHを注射します。(ACTHとは副腎皮質刺激ホルモンのことです)
③1時間後に再び採血します。(この血液を「Post」とします)
ACTHの負荷をかけることで異常があれば大量のコルチゾールが作られるので副腎に異常があることがわかるのですが、クッシングと確定できる確率は70~80%だそうです。
また、コルチゾールはストレスなどによっても分泌量が増えてしまうので、病院嫌いのポチ君は間の1時間、家に帰るか近くの公園でアイスを食べて待つ(笑)などしてリラックスできるように努めました。
上はクッシングと診断されてから1年ちょっと経った頃のポチ君の健診結果。
ALPはとんでもない数値になり計測不能になってしまいました。

クッシングの治療薬には当時主に2種類がありました。
①OP´-DDD(ミトタン)…副腎皮質を破壊することにより、コルチゾールの分泌量を減らします。抗がん剤としても使われます。
②トリロスタン(デソパン)…コルチゾールの合成を阻害する薬です。
あれから4年経っているので今はもっと薬があるのかもしれませんが、当時この2種類が主流で特にトリロスタンは副作用も低いとのことで多用されているようでした。
しかし、かかりつけの先生から勧められたのはOP'-DDDのほうでした。
話を聞くと先生もそちらでの治療の経験が多いようで、あとトリロスタンのほうは小型犬に対してはなんとかかんとか(←すみませんよく覚えていません

治療スケジュールとしては下記のとおりです。
①1週間くらい連続投薬し(導入)一旦薬を中止し、コルチゾール検査を受ける。
②検査結果を見ながら導入を繰り返す。
③数値が落ち着いたところで間隔をあけて投薬し、安定した数値を維持する。
導入期間中、最も気を付けなければならないのは吐き気などの異常が出たらすぐに投薬を中止することです。
前にも書きましたが副腎皮質ホルモンというのは生命の維持に必要なホルモンで多い分には悪影響が出るだけですが、足りないと生命にかかわってきます。
異常が出るということはホルモンが足りない証拠、つまり副腎皮質を破壊しすぎたことになります。
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まだ数値が高いので2度目の導入となりました。
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まだ高値ですが結構低くなりました。
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とりあえず最初の数値の半分以下になったのでこの状態を維持しようということになりました。
このOP'-DDDは錠剤でしたが抗がん剤なのでかけた粉などを吸い込むと人体にも影響が出ます。
決して素手では触らないうようにと注意を受け、薬を処方されるときは医療用のゴム手も出され、できればマスクをしてくださいとも言われました。
その後はこまめにコルチゾールを測りながら1年くらい投薬をしていました。
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健診とコルチゾール検査の結果が再び高値を示すようになってきてしまったのです。
次回に続きます。
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天気は曇りでそんなに暑くなかったので、清春とタマちゃんを連れて木場公園のドッグランに行ってきました
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ところがイヌミシラー2頭とヒトミシラー1人は他のワンコとも人間とも交流できず
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最近の清春は本当にいい子です
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あずきちゃんという1歳半(←うろ覚え
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お目々も真ん丸でかわいい子でした
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5キロのお米を抱えて30分歩いたのと同じですからね、今日は体中が痛いです
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ポチッとお願いします
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こちらもポチッとお願いします
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ポチタマ写真館も宜しくお願いします
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