6月16日(土)森山 崇 指揮 早稲田大学フィルハーモニー管弦楽団 
落合第六小学校体育館
【曲目】
1.フンパーディンク/歌劇「ヘンゼルとグレーテル」~前奏曲
◎楽器紹介
弦楽セクション:アラジンのテーマ"A Whole New World"/木管セクション:崖の上のポニョ/
金管セクション:となりのトトロ/パーカスセクション:マリオ
2. ヨーゼフ・シュトラウス/かじ屋のポルカ
3. ブラームス/ハンガリー舞曲第5番
◎生徒指揮者体験
4. ドピュッシー/小組曲~「小舟にて」、「バレエ」
◎ 全員合唱「ビリーヴ」
【アンコール】
J.シュトラウスⅠ/ラデツキー行進曲
早稲フィルの落6公演は今回で9年連続。今回も団員の学生が勤める元気のいい、子供達を乗せる名司会で進行した。
最初の「ヘンゼルとグレーテル」、冒頭のホルンの四重奏が柔らかなニュアンスに富んで美しかった。それに続く弦のファンタジックな調べも素晴らしい。深い深い森の中へ誘われる気分。後半の波打つ華やかなサウンドを聴いていたら、フンパーディンクはワーグナー・シンパだったことを思い出した。
続く楽器紹介もこの早稲フィル公演の楽しみのひとつ。これは単なる楽器紹介に留まらず、各セクションによるミニコンサートとなる。どのセクションの演奏もハイレベルで楽しめたが、中でも弦楽五重奏で聴かせてくれた「アラジンのテーマ」はうますぎ。陰影に富んだ歌が織り成し溶け合う極上のアンサンブルにホレボレした。司会をしていた学生がアラジンに扮して会場を踊りまくったのも大ウケ。お疲れさまでした!
後半はドビュッシーがよかった。「小舟にて」の透明で伸びやかな弦の美しいこと。さりげなくハーモニーを添える管楽器のセンスと上手さにも脱帽。ハープのパートはピアノを使っていたのは仕方がないが、これを聴くとハープの役割の重さを実感した。「バレエ」での躍動感もよく出ていた。あと1曲ぐらい聴きたかったな。
全員合唱では一緒に「ビリーヴ」を歌ったが、これが保護者として参加する最後の早稲フィル公演だと思うとなんだかジンときた。毎年毎年落六にやってきて素晴らしい演奏を聴かせてくれるうえに、司会や演出でもいろいろ工夫して子供達を楽しませてくれ、休憩時間には子供達に楽器を持たせてくれたり、音を出させてくれたりと、生の本物の音楽に触れる機会を6年連続で得られた6年生は、きっとこの感動や楽しさ、感触が体と心に浸みているに違いない。コンサートの内容は毎年似ているが、繰り返し体験できることが本当に素晴らしい。これからも是非子供達に素晴らしい体験を与えてほしい。
地域住民として来年以降も聴くかも知れないが、取り合えず親として聴くのは今回が最後。早稲フィルの皆さま、本当にありがとうございました。今度は是非定期演奏会を聴きに行きたいと思います!
早稲田大学フィルハーモニー in 落六 2011

落合第六小学校体育館
【曲目】
1.フンパーディンク/歌劇「ヘンゼルとグレーテル」~前奏曲
◎楽器紹介
弦楽セクション:アラジンのテーマ"A Whole New World"/木管セクション:崖の上のポニョ/
金管セクション:となりのトトロ/パーカスセクション:マリオ
2. ヨーゼフ・シュトラウス/かじ屋のポルカ
3. ブラームス/ハンガリー舞曲第5番
◎生徒指揮者体験
4. ドピュッシー/小組曲~「小舟にて」、「バレエ」
◎ 全員合唱「ビリーヴ」
【アンコール】
J.シュトラウスⅠ/ラデツキー行進曲
早稲フィルの落6公演は今回で9年連続。今回も団員の学生が勤める元気のいい、子供達を乗せる名司会で進行した。
最初の「ヘンゼルとグレーテル」、冒頭のホルンの四重奏が柔らかなニュアンスに富んで美しかった。それに続く弦のファンタジックな調べも素晴らしい。深い深い森の中へ誘われる気分。後半の波打つ華やかなサウンドを聴いていたら、フンパーディンクはワーグナー・シンパだったことを思い出した。
続く楽器紹介もこの早稲フィル公演の楽しみのひとつ。これは単なる楽器紹介に留まらず、各セクションによるミニコンサートとなる。どのセクションの演奏もハイレベルで楽しめたが、中でも弦楽五重奏で聴かせてくれた「アラジンのテーマ」はうますぎ。陰影に富んだ歌が織り成し溶け合う極上のアンサンブルにホレボレした。司会をしていた学生がアラジンに扮して会場を踊りまくったのも大ウケ。お疲れさまでした!
後半はドビュッシーがよかった。「小舟にて」の透明で伸びやかな弦の美しいこと。さりげなくハーモニーを添える管楽器のセンスと上手さにも脱帽。ハープのパートはピアノを使っていたのは仕方がないが、これを聴くとハープの役割の重さを実感した。「バレエ」での躍動感もよく出ていた。あと1曲ぐらい聴きたかったな。
全員合唱では一緒に「ビリーヴ」を歌ったが、これが保護者として参加する最後の早稲フィル公演だと思うとなんだかジンときた。毎年毎年落六にやってきて素晴らしい演奏を聴かせてくれるうえに、司会や演出でもいろいろ工夫して子供達を楽しませてくれ、休憩時間には子供達に楽器を持たせてくれたり、音を出させてくれたりと、生の本物の音楽に触れる機会を6年連続で得られた6年生は、きっとこの感動や楽しさ、感触が体と心に浸みているに違いない。コンサートの内容は毎年似ているが、繰り返し体験できることが本当に素晴らしい。これからも是非子供達に素晴らしい体験を与えてほしい。
地域住民として来年以降も聴くかも知れないが、取り合えず親として聴くのは今回が最後。早稲フィルの皆さま、本当にありがとうございました。今度は是非定期演奏会を聴きに行きたいと思います!
早稲田大学フィルハーモニー in 落六 2011
記事を読んでとても嬉しく思いました。
団員も毎年楽しませてもらっています。
こちらこそありがとうございます。
是非定期演奏会にお越しください。
次回は2012年11月25日のお昼に飯守泰次郎先生とブラームスの第一交響曲をやります。浦和の埼玉会館は池袋からわりと近いです!詳細はHPにございます。
今後ともよろしくお願いします。
コメントをいただきありがとうございました。
今回は給食も生徒たちと一緒に食べていただいたとのことで、ありがとうございます。
オーケストラの団員が更により身近に感じられたと思います。
11月の定期演奏会、HPの方にはまだアップされていないようですが、
http://www.wasephil.com/index.php
ぜひ伺いたいと思います。
皆さまのご活躍をお祈りいたします。