TRIBERG im Schwarzwald
8月15日(日)~8月18日(水)
黒い森地方の町 トリベルク
黒い森とは、南ドイツを中心に西はフランスのアルザス、南はスイスにまで及ぶ広大な森の総称。トリベルク(Triberg)は南部黒い森地方のほぼ中央に位置し、森に抱かれてたたずむ小さな町。ドナウエッシンゲンからは電車で32分と近い。
Tribergの駅は森の中
山好き・森好きのpocknだが、これまで黒い森を実感するような体験はまだしていない。今回のヨーロッパ旅行ではこの地方に4泊して、黒い森を体感・満喫した。ドナウエッシンゲンに1泊して、黒い森を走るSL乗車を楽しんだり、ドナウの源泉を訪ねたりしたが、トリベルクには3泊した。
Vogtsbauernhof & Gengenbach ~黒い森地方 トリベルクからの日帰り観光~
トリベルクはカッコウ時計発祥の地とも言われ、町ではカッコウ時計がたくさん売られていた。谷あいの小さな町だが、メインストリートにはお土産屋がたくさん並び、レストランやホテルも多く、観光客で賑わっていた。
ここには、世界一大きいというカッコウ時計が2つもある。でもどうして世界一が2つもあるのだろうか… どちらとも観光価値を失わないよう商売上の配慮かも知れない、そのうち一つを訪れたが、それは大きな時計小屋だった。
11時を告げるカッコウさん
部屋は子供用の2段ベッドがあるリビング+ツインのベッドルームの2部屋で、きれいで広々として気持ち良く、大きなバルコニーからは山と森が見渡せる。もっと長く滞在して部屋やバルコニーでのんびり過ごしたくなった。
とても雰囲気の良いレストランもあって、夕食には前菜~メイン~デザートの日替わりのコースメニューが手頃な値段で注文できるほか、子供用のメニューやアラカルトもあり、とてもおいしかった。
ストラスブール
Vogtsbauernhof & Gengenbach ~黒い森地方 トリベルクからの日帰り観光~
ドナウエッシンゲン&黒い森のSL
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8月15日(日)~8月18日(水)
黒い森地方の町 トリベルク
黒い森とは、南ドイツを中心に西はフランスのアルザス、南はスイスにまで及ぶ広大な森の総称。トリベルク(Triberg)は南部黒い森地方のほぼ中央に位置し、森に抱かれてたたずむ小さな町。ドナウエッシンゲンからは電車で32分と近い。
Tribergの駅は森の中
山好き・森好きのpocknだが、これまで黒い森を実感するような体験はまだしていない。今回のヨーロッパ旅行ではこの地方に4泊して、黒い森を体感・満喫した。ドナウエッシンゲンに1泊して、黒い森を走るSL乗車を楽しんだり、ドナウの源泉を訪ねたりしたが、トリベルクには3泊した。
ドイツで一番大きな滝が町中から歩いてすぐのところにあり、滝の周辺には森の中の遊歩道がいくつも整備されている。 トリベルクの近くには、この地方の古い農家の家屋などを見学できる体験型の屋外ミュージアムがあり、中世の佇まいを残す町・ゲンゲンバッハも近い。黒い森のいろいろな顔を楽しむ拠点として理想的なところだ。 |
Vogtsbauernhof & Gengenbach ~黒い森地方 トリベルクからの日帰り観光~
トリベルクはカッコウ時計発祥の地とも言われ、町ではカッコウ時計がたくさん売られていた。谷あいの小さな町だが、メインストリートにはお土産屋がたくさん並び、レストランやホテルも多く、観光客で賑わっていた。
お店でカッコウ時計をいろいろ見ていたら欲しくなってしまい、ちょっと買う気になったが、やっぱり家に置き場所はないし、これからの旅行中ずっと持ち歩くのも大変そうなのでやめた。でも、やっぱり欲しかったな… |
ここには、世界一大きいというカッコウ時計が2つもある。でもどうして世界一が2つもあるのだろうか… どちらとも観光価値を失わないよう商売上の配慮かも知れない、そのうち一つを訪れたが、それは大きな時計小屋だった。
小屋の中では、小さな歯車の回転が巨大な木製の歯車に伝わり、ゆっくりと時を刻んでいた。 11時になったとき小屋の中に収納されていた大きな木製のカッコウが、”Kuckuck”と時を告げたが、動きはゆっくりで声は枯れ気味、ちょっと辛そうだった。。。 |
11時を告げるカッコウさん
Booking.comのサイトで予約したホテルSchwarzwald Residenzは、トリベルクの町を見下ろす丘の上、森に囲まれた静かなロケーションに恵まれていた。 |
部屋は子供用の2段ベッドがあるリビング+ツインのベッドルームの2部屋で、きれいで広々として気持ち良く、大きなバルコニーからは山と森が見渡せる。もっと長く滞在して部屋やバルコニーでのんびり過ごしたくなった。
とても雰囲気の良いレストランもあって、夕食には前菜~メイン~デザートの日替わりのコースメニューが手頃な値段で注文できるほか、子供用のメニューやアラカルトもあり、とてもおいしかった。
息子はお子様メニューにソーセージ&フライドポテトがあって大喜び。息子にとっては地元の名物料理より、これがあればいつでも大満足ナノダ。 | |
トリベルク初日の夕食のメイン料理は、Züricher Geschnetzteltes mit Rösti und kleinem Salatteller (チューリッヒ風薄切り仔牛肉のクリーム煮、ロシティとサラダ添え)。このスイス料理はまろやかで美味だった。 ロシティはジャガイモで作る香ばしい付け合せの一品で、これもスイス料理。 | |
そしてデザートはApfelstrudel(アップルシュトゥルーデル)。アイスと生クリームが添えられている。 こうして今写真を見ているだけでよだれが。。。 | |
こちらは3日目の夕食のメイン料理、鹿肉のシチュー、ポテトコロッケ添え。しっかりした味のやわらかな鹿肉は、日本ではなかなか食べられないが、これもおいしかった。 |
カメラがない!。。。 Vogtsbauernhofに行った翌日、リュックに入れていたはずのカメラがないことに気づいた。粉引きの実演を眺めているときか何かのとき、リュックからすられた可能性が高い。もう24年も使っているオリンパスの一眼レフOM40。年季が入っているが使いやすく、大切にしているカメラだ。 すぐにVogtsbauernhofに電話してみたが届いていないという。望みは薄いが、とにかく警察に届けておこうと、家族には町でお土産屋でも見ていてもらい、ひとりトリベルクの警察へ出向いた。 西部劇の保安官みたいな感じのおまわりさんが応対してくれた。おまわりさんのデスクのある部屋で事情を話した。「盗まれた可能性がありますね」と言われた。おまわりさんは、その日の行動やカメラの特徴について質問して、僕が答えるのを聞きながら、それをワープロに打ち込んでいる。一通りの聴取が済むと、「今打ち込んだ内容を読み上げるから間違っていないか聞いていてください。」と言って、朗読を始めた。間違いない、ということでそれを印刷して、その調書にサインをした。カメラが見つかったときの連絡先方法などを話してくれた。 これとは別に、「こちらは保険金を請求する時に使ってください」と、盗難証明書も作ってくれた。証明書発行手数料みたいなものは一切取られなかった。約1時間後、おまわりさんと握手をして、お礼を言って警察を出た。こっちでは警察官や医者と握手を交わす。握手を交わすと、相手がとても頼りになる気がする。 しかし、いくらおまわりさんが頼りになっても、それでカメラが出てくるというわけではない。みんなから「近ごろはこういうカメラは見ないね」と言われながらも大切に使っていたカメラ。こんな古いカメラ、盗んだとしても、或いは置き忘れているのをネコババしたところで、使わないだろうし、売れもしない。なんとか返してもらえないだろうか… どこかでカメラがひどい目に遭ってるかと思うとそれも悲しい。 帰国後、保険金が下りて中古で同じOM40を見つけて購入したが、やっぱり自分が長年使い込んだカメラとは感触が違う。いまでもドイツから「カメラが見つかりました」というメールがくるのをどこかで待っている。 |
ストラスブール
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コメントありがとうございます。
黒い森の只中に住んでいらっしゃったなんていいですね。
ここにはやっぱり長期滞在したいな、と思いました。
ドイツのファスナハトもクリスマスもまだ体験していません。
南ドイツのカーニバルは伝統的なパレードで有名ですよね。一度観てみたいです!
ドイツ関連の記事は他にもいろいろ書いていますので、よろしければまたどうぞ。