ドイツ語研修出発までに準備することはいろいろある。必須は航空券の予約やパスポートの申請などの渡航準備。日本からの持ち物の準備もあるし、せっかく高いお金をかけていくドイツ語研修だから、向こうでの生活をより有意義に過ごすための準備も怠らずに進めよう。
3ヵ月以内の渡航の場合はパスポートと航空券さえあればOK。パスポートは帰国日よりも3ヵ月間余裕があるかどうか確かめておこう。 7月下旬から8月中旬は特に混み合うので、安い料金設定のチケットはすぐに売り切れてしまうし、割高のチケットも含めて満席になるのも早い。この時期に出発の場合はできるだけ早めに航空券を予約しよう。
せっかくドイツまで行くのだから、研修の前後で別の町や国を旅行してみよう。個人旅行の成否の決め手はどれだけ下調べするかにかかっている。町や国の情報をできるだけ入手して、どこに行って何をしたいのかを決めておこう。 検索エンジンでドイツ語のキーワードを入れてお目当てのサイトを発見するのは楽しい。 以下にいくつかのサイトを紹介する。ドイツ語を勉強しに行くのだから「ドイツ語のサイトは・・・」などと敬遠せずに積極的にドイツ語を使った検索をして、気分を早くドイツ語モードにしよう。 コンサート、お祭り等のイベントの情報 ヨーロッパの大きな町では毎日、市内のあちこちの会場でコンサートが行われている。 夏場は定期的なコンサートやオペラはオフだが、野外での公演、教会や宮殿でのコンサートなど、日本では味わえないものが行われる。クラシックに興味がなくても、ヨーロッパならではのお城や教会でコンサートを聴けばきっとインパクトは強いはず。 1度はコンサートを体験してみる価値はある。 チケットは当日券で殆ど手に入るが、人気の公演やフェスティバルの一環で行われるようなものは早く売り切れる。コンサート情報を前もって入手し、チケットを予約しておくのも楽しい。予約はホームページからもできる。コンサートについては本サイトの「コンサート、オペラにでかけよう」にも詳細を記している。 夏はお祭りシーズンでもある。地元の人達は夏が終わり、長くて暗い冬が来る前に楽しんでおこうと、野外での催しが多い。屋台や移動遊園地、ライブ、路上パフォーマンスなどで活気に溢れ、夜は花火なども行われる。 下記のサイトでコンサート、美術館や博物館で行われる特別展、お祭り情報などを事前にチェックしておこう。
サッカーの情報 サッカー王国ドイツ滞在中に、ドイツのプロサッカー一部リーグBundesligaの試合が観られればシメたもの。 ⇒ Bundesligaのオフィシャルサイト: https://www.bundesliga.com/de/bundesliga ドイツ鉄道情報 ドイツ、オーストリア、スイスは鉄道網が非常に発達していて、車がない旅行者には鉄道の旅が一番。 列車の発着・乗り継ぎネットで調べられる。このサイトでドイツやヨーロッパ各国の列車時刻、乗換えの情報、料金も簡単に調べることができ、座席の予約もできる。 ⇒ ドイツDBのホームページ: https://www.bahn.de/ ホテル情報と予約 上のドイツDBのサイトで経路検索をすると、目的地のホテルの検索に進める。また、ホテル情報はbooking.comなどメジャーな予約サイトのほか、各都市のHPからもホテルの予約はできる。 ドイツの地図 ドイツの町ごとの市街地図を呼び出せ、上下左右移動も自由、縮尺も選べる。地図を通りの名前から呼び出すことができるので、現地で迷うこともない。自分の滞在先の住所がわかったらさっそく場所を確認してみよう。 ⇒ ドイツの地図のホームページ: https://www.stadtplan.net/ きちんとした地図を入手しよう 市内を散策・観光する時、ガイドブックに載っているような簡単な地図だけを頼りに歩こうとすると必ず迷う。 かなり詳しそうに見える地図でも、通りの名前がきちんと入っていないと不十分。 足を頼りに行動する場合は全ての通りや広場の名前が現地表記でのっている地図を使おう。上記サイトの地図をプリントアウトしてもいい。スマホが使えれば経路検索できるが、広い範囲を確認できて書き込みもできる紙の地図は便利だ。地図は現地のTouristen Informationで入手することができる。
特に初めて海外に行く場合はいったい何を持って行ったらいいのか迷うかもしれない。しかし日常必要なものは殆ど現地で買うことができるので、国内を旅行するときを考えればだいたい持ち物は見えてくる。 帰りは現地で買ったりもらったりしたもので荷物は確実に膨れるから、行くときはとにかく荷物を少なくするように努めること。行きのスーツケースが既にキツキツだったりしたら絶対に減らさないとだめ。 チェックイン時に無料で預けられる荷物の重量はエコノミークラスでは20キロまでが多いが、もっと少ない航空会社もある。最近はチェックが厳しくなっているので、オーバーした場合は高額な追加料金を払わされることも多い。個人で出かける場合は特に注意しよう。 以下は、過去(1997~2006)にデュースブルク=エッセン大学の夏期ドイツ語研修に参加した学生から寄せられた「持っていくと便利なもの」をグラフにしたもの。デュースブルクでの夏期ドイツ語研修は毎年8月~9月に行われ、滞在先は全員がホームステイ、ということを念頭に参考にするように。
拡大可 ホームステイの場合はホストファミリーへのちょっとしたおみやげ(決して高いものは必要ない)、家族の写真などは必須。寮生活の場合は寮に食器類が備わっていない場合が多いので、必須用品は自ずと異なってくる。
ご覧のように「厚手の服」というのがダントツで多い。ドイツをはじめ、ドイツ語圏の国々では夏でも、日中は30度を越えるような暑い日も朝晩は15度前後まで冷えるし、8月下旬~9月になれば最低気温は10度前後にまで下がる日もある。そのうえ天気が悪いと本当に寒く、日中でも15度程度までしか上がらない日(東京だと11月下旬頃の陽気にあたる)がある。滞在が9月にかかる場合は寒さ対策は必須だ。
サンダルやスリッパは室内履きとして役に立つ。 出発直前にはこちらのチェックリストで大切な持ち物を最終チェックしよう。「持ち物」については「ドイツは留学天国」というドイツ留学に関するたこさんのサイトでも詳しく述べているので、少々古い情報だけれど参考になる。 ⇒ 「何を持っていこう」(「ドイツは留学天国」より)のホームページ: http://www.ryuten.de/
忘れてはならないのは海外障害保険への加入。外国で病気やケガをしたり、盗難にあったり、賠償責任が生じて多額のお金がかかる場合に保険から補償される。いつ何時、どんな災難が待っているかわからない。「絶対に医者にかからない!」とか「絶対に高価な売り物を壊さない!」なんて自信ある? それにドイツ語研修の参加条件に「自分の国で医療保険に必ず入っておくこと。」とことわり書きのある場合も多い。出発日から帰国日まで全日程をカバーするように保険に入っておくこと。 保険は出発日に空港で入ることもできるが選択肢は少ない。ネットで簡単に申し込みができるので、時間に余裕を持って早めに入っておこう。全ての項目が補償されたセットものよりも、項目毎に補償額を選ぶフリープランのほうが料金的に割安になる。
荷造りの段階で最終チェックして欲しい「絶対に忘れてはいけないもの」を中心とした重要度の高い持ち物のチェックリスト。少々筆者の私見も混ざっているが、とにかくチェックしてみよう。
|
最新の画像[もっと見る]
- やめよう!エスカレーターの片側空け★東京では右側に立とう!(2021.9.23) 2時間前
- やめよう!エスカレーターの片側空け★東京では右側に立とう!(2021.9.23) 2時間前
- やめよう!エスカレーターの片側空け★東京では右側に立とう!(2021.9.23) 2時間前
- やめよう!エスカレーターの片側空け★東京では右側に立とう!(2021.9.23) 2時間前
- やめよう!エスカレーターの片側空け★東京では右側に立とう!(2021.9.23) 2時間前
- やめよう!エスカレーターの片側空け★東京では右側に立とう!(2021.9.23) 2時間前
- やめよう!エスカレーターの片側空け★東京では右側に立とう!(2021.9.23) 2時間前
- やめよう!エスカレーターの片側空け★東京では右側に立とう!(2021.9.23) 2時間前
- やめよう!エスカレーターの片側空け★東京では右側に立とう!(2021.9.23) 2時間前
- やめよう!エスカレーターの片側空け★東京では右側に立とう!(2021.9.23) 2時間前
「ドイツ留学相談室」カテゴリの最新記事
- ドイツ留学相談室
- 留学体験記メニュー
- 留学体験記 Uni-Lüneburg, Uni-Münster, Uni-Rostock, Uni-Trier, Uni-Würzburg
- 「大検」(現:高卒認定)でのドイツ留学
- ドイツ語研修便利帳ーホームステイ
- 「ドイツ留学相談室」について
- 「お薦めの場所&お店」メニュー
- お薦めの場所&お店 Wienとその近郊
- お薦めの場所&お店 (Mainz, München, Münster, Oberhausen, Salzburg, Weimar)
- お薦めの場所&お店 (Düsseldorf,Essen,Frankfurt,Hannover,Heidelberg,Köln)