2021年 8月6日(金) 
宇多田ヒカルが、サントリー南アルプス天然水のCM撮影で登った栗沢山と、更にその先のアサヨ峰を登って来た。

でも今回は山の話題ではなく、もうすぐ33歳になる愛車マーチくんのはなし。
東京から230キロを走って南アルプスの懐の仙流荘までやってきて、車はそこに停めて1泊2日の登山。下山した夜は仙流荘に泊まり、翌日マーチくんを走らせようとしたら、セルモーターがウンともスンとも云わない。「バッテリーがあがっちゃった~。。。」
宿の人に助けを求め、ブースターケーブルでバッテリーを繋いでエンジン始動を試みたが、これも申し訳程度に「グニュッ・・・」と動くだけでエンジンは全くかからない。困った~、朝から良い天気なので、駒ケ岳ロープウェイに乗って千畳敷まで行き、中央アルプスをトレッキングしたいのに。
JAFを呼ぶしかない。1時間半近くで到着したJAFの調べたところ、バッテリーの充電量は殆どゼロ。強力なスターターでエンジンはかかり、15分ほどのアイドリングで充電量も回復した。昨夕、山から下りて車を宿まで移動させたときは問題なかったし、ルームランプやスモールライトが点けっぱなしだったわけでもないのに、一晩でバッテリーがここまですっからかんになるのは不可解とのこと。「発電機もちゃんと働いているようなので、念のためバッテリーを交換することをお勧めします。ただ、バッテリーが原因とは言い切れないのですが…」という見立て。
伝票を受け取って別れ際、「ちょっと待ってください、ブレーキランプ、点いてないですか?」と云われ見ると、明るい陽ざしが照りつけるなかでもブレーキランプが点いているのがわかった。ブレーキを踏んでもいないのにどうして??JAFの方がブレーキペダルの奥をのぞき込んで小さな部品をつまみ出し「原因はこれです!」と、見せてくれたのは、バラバラになって落ちていた合成樹脂の直径2㎝足らずのボタンのようなもの。こちらがその写真。

「ブレーキペダルとライトを連動させる部品です。」
なるほど!山に行ってた丸2日、車を炎天下の駐車場に停めていたせいで劣化が限度を超え、昨夕、車を動かしたときに壊れて落ちて、それからずっとブレーキランプが点きっ放しになってしまったというわけか。
なんて感心している場合ではない。ブレーキランプが点きっ放しで公道を走るなんて危なすぎ。しかも「ブレーキランプは明るいのでバッテリーを食うんです。このままではエンジンを止めたらまたすぐバッテリー上がっちゃいますね~。」
「JAFさんでは直せないんですか?」
「部品もないし、近くの整備工場に持って行ってもらうしかないですね~、でも古い車だし、部品があるかどうか…」
宿の人に教えてもらった整備工場に行ったら、工員さんはちょうど出かけて午後まで戻って来ないとのこと。そのお店で教えてもらった輪屋(わっぱや)という別のクルマ屋に電話すると、
「見せてもらわないと何とも言えませんけど、修理はある程度日数を見てもらうことになると思いますよ。」とのこと。これではもう山どころか、家に帰ることも出来ないではないか。。5キロほど離れた輪屋へ行くと、ご主人がさっそく見てくれて、「取りあえずの応急でいいですか。」
「もちろんいいです。」
ご主人はハンドルの下に頭を突っ込んでブレーキペダルの下に何やら取り付けている様子。5分もしないで終わったようで、
「今はライト消えてますか?」
「消えてます」
「ブレーキ踏みますね。どうですか?」
「点きました!」
助かった。これでひとまず安心して家まで帰れる。それに、もう3時間もロスしちゃったけど、今ならまだ山にも行ける。
輪屋のご主人、そろそろクラシックカーの仲間入りしそうなマーチくんに、とても優しい眼差しで接してくれた。JAFの人も「ここまで長く乗ってきたんですから、できるだけ乗って欲しいですねぇ。」なんて言ってたっけ。だけど…
たったひとつのこんな小さな部品がペダルとライトを連動させている。それが劣化して破損し、こういう結果を招いてしまった。車って、こういう小さな部品が集まり、それぞれが大切な役目をはたしているんだな。そうなると、33歳のマーチくんの部品は他にも危ない状態のものがあるかも知れない。次の車検までまだあと半年以上、心配だなぁ…
JAFが原因を見つけてくれ、輪屋さんが直してくれたおかげで千畳敷でのトレッキングも出来て、また230キロを走って無事に帰宅できました。。

千畳敷から見上げる宝剣岳

千畳敷から下山するぼくを駐車場で待っていたマーチ君
頑張れ マーチ君!
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宇多田ヒカルが、サントリー南アルプス天然水のCM撮影で登った栗沢山と、更にその先のアサヨ峰を登って来た。

でも今回は山の話題ではなく、もうすぐ33歳になる愛車マーチくんのはなし。
東京から230キロを走って南アルプスの懐の仙流荘までやってきて、車はそこに停めて1泊2日の登山。下山した夜は仙流荘に泊まり、翌日マーチくんを走らせようとしたら、セルモーターがウンともスンとも云わない。「バッテリーがあがっちゃった~。。。」
宿の人に助けを求め、ブースターケーブルでバッテリーを繋いでエンジン始動を試みたが、これも申し訳程度に「グニュッ・・・」と動くだけでエンジンは全くかからない。困った~、朝から良い天気なので、駒ケ岳ロープウェイに乗って千畳敷まで行き、中央アルプスをトレッキングしたいのに。
JAFを呼ぶしかない。1時間半近くで到着したJAFの調べたところ、バッテリーの充電量は殆どゼロ。強力なスターターでエンジンはかかり、15分ほどのアイドリングで充電量も回復した。昨夕、山から下りて車を宿まで移動させたときは問題なかったし、ルームランプやスモールライトが点けっぱなしだったわけでもないのに、一晩でバッテリーがここまですっからかんになるのは不可解とのこと。「発電機もちゃんと働いているようなので、念のためバッテリーを交換することをお勧めします。ただ、バッテリーが原因とは言い切れないのですが…」という見立て。
伝票を受け取って別れ際、「ちょっと待ってください、ブレーキランプ、点いてないですか?」と云われ見ると、明るい陽ざしが照りつけるなかでもブレーキランプが点いているのがわかった。ブレーキを踏んでもいないのにどうして??JAFの方がブレーキペダルの奥をのぞき込んで小さな部品をつまみ出し「原因はこれです!」と、見せてくれたのは、バラバラになって落ちていた合成樹脂の直径2㎝足らずのボタンのようなもの。こちらがその写真。

「ブレーキペダルとライトを連動させる部品です。」
なるほど!山に行ってた丸2日、車を炎天下の駐車場に停めていたせいで劣化が限度を超え、昨夕、車を動かしたときに壊れて落ちて、それからずっとブレーキランプが点きっ放しになってしまったというわけか。
なんて感心している場合ではない。ブレーキランプが点きっ放しで公道を走るなんて危なすぎ。しかも「ブレーキランプは明るいのでバッテリーを食うんです。このままではエンジンを止めたらまたすぐバッテリー上がっちゃいますね~。」
「JAFさんでは直せないんですか?」
「部品もないし、近くの整備工場に持って行ってもらうしかないですね~、でも古い車だし、部品があるかどうか…」
宿の人に教えてもらった整備工場に行ったら、工員さんはちょうど出かけて午後まで戻って来ないとのこと。そのお店で教えてもらった輪屋(わっぱや)という別のクルマ屋に電話すると、
「見せてもらわないと何とも言えませんけど、修理はある程度日数を見てもらうことになると思いますよ。」とのこと。これではもう山どころか、家に帰ることも出来ないではないか。。5キロほど離れた輪屋へ行くと、ご主人がさっそく見てくれて、「取りあえずの応急でいいですか。」
「もちろんいいです。」
ご主人はハンドルの下に頭を突っ込んでブレーキペダルの下に何やら取り付けている様子。5分もしないで終わったようで、
「今はライト消えてますか?」
「消えてます」
「ブレーキ踏みますね。どうですか?」
「点きました!」
助かった。これでひとまず安心して家まで帰れる。それに、もう3時間もロスしちゃったけど、今ならまだ山にも行ける。
輪屋のご主人、そろそろクラシックカーの仲間入りしそうなマーチくんに、とても優しい眼差しで接してくれた。JAFの人も「ここまで長く乗ってきたんですから、できるだけ乗って欲しいですねぇ。」なんて言ってたっけ。だけど…
たったひとつのこんな小さな部品がペダルとライトを連動させている。それが劣化して破損し、こういう結果を招いてしまった。車って、こういう小さな部品が集まり、それぞれが大切な役目をはたしているんだな。そうなると、33歳のマーチくんの部品は他にも危ない状態のものがあるかも知れない。次の車検までまだあと半年以上、心配だなぁ…
JAFが原因を見つけてくれ、輪屋さんが直してくれたおかげで千畳敷でのトレッキングも出来て、また230キロを走って無事に帰宅できました。。

千畳敷から見上げる宝剣岳

千畳敷から下山するぼくを駐車場で待っていたマーチ君
頑張れ マーチ君!
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最新アップロード:「紅葉」(メゾソプラノ、チェロ、ピアノ連弾用アレンジ)
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