2008年6月7日(土)~6月8日(日)
時々
南アルプスと八ヶ岳を望む山梨県長坂町にある区の保養施設・グリーンヒル八ヶ岳には毎年のように訪れ、周辺でハイキングなどを楽しんでいる。今年は梅雨の真っ最中となってしまったが幸い雨にあうこともなく、陽光にも恵まれた。
大窪山のシャクナゲ?
小楢山に登るつもりだったのだが、気づかないうちに登山口の焼山峠を通過して乙女高原まで来てしまった。
乙女高原から大窪山への道は乙女高原の標高が高いせいか、むしろ下り気味の楽々コース。小鳥のさえずりを聞きながら鮮やかな緑の道のハイキングとなった。途中、シダが生い茂る植生は去年登った守屋山にも似ている。

30分ほどで山頂に着いた。樹木に囲まれた山頂はしかし展望はなし。それにシャクナゲはどこだ? 見まわしていたら少々下ったところにシャクナゲの木が何本か生えていて、そこに数輪のシャクナゲが咲いていた。「これだけ??」これにはかなりガッカリ。。。 あの看板は大いに偽りありだ。
山頂にはベンチはあれど、暗いし持ってきたおにぎりを食べたくなるような場所ではない。山を反対側に下って行ったところ、車道沿いに早咲きのレンゲツツジがきれいに咲いている場所があった。そこで遅めのお昼。


そこから遊歩道を乙女高原まで戻る途中で鹿のペアにも遭遇した。

グリーンヒル八ヶ岳
宿泊先のグリーンヒル八ヶ岳でゆったりと(実はかなり忙しく。。。)温泉につかったあとは地ビールのタッチダウンビールと冷酒の両方を飲みながら豪華な懐石料理の夕食。ここの料理はいつもおいしい。そして食後はインドアガーデンでチェンバークレッソンによる無料コンサートを楽しんだ。
今回の宿泊はまたコテージになった。このコテージは6人用だが、6人で使っても広々としているところを4人で使うのだから快適そのもの。ノッキングチェアーに揺られながら本を読んだら… やっぱり目が回った◎

コテージが点在する林には散策路がある。不思議なオブジェが林立する広場はキャンプファイアー場。
翌日、11時のチェックアウトぎりぎりまでコテージで過ごして、勝沼ぶどう郷駅の近くの大日影トンネル遊歩道へ行った。
車まで戻らなければならないので同じトンネルを戻った。さすがに少々足がくたびれたがこれはなかなか楽しい。しかも無料というのがいい。
竜門峡ハイキングコース?
コンビニで弁当を買って次に訪ねたのは、トンネルからも近い龍門峡のハイキングコース。2年前に一度行ったことがあるが、コース半ばに「落合三つの滝」というなかなかいい滝があるので、そこまで行って弁当にするつもりで歩いた。
コースはアップダウンの少ない渓谷沿いの歩きやすい山道。もう3時を過ぎてお腹を空かせて到着した「落合三つの滝」への分岐の看板。そこから板を渡した橋で川の向こう岸まで行き、鉄梯子を登ったりして滝まで行けるはずなのに、どこを探しても2年前にあった向こう岸へ行く橋が見つからない。増水かなにかで橋が流されてしまったようだ。流れの速い深い渓流を渡るのは無理だし、探している途中岩で滑って尻もちをつき、おケツが泥んこになってしまった。。。
「初夏の緑の中、渓谷沿いの散歩はそれだけで気持ちよかった」なんていうのはやっぱり負け惜しみのような気がしてきた。
栖雲寺
駐車場から更に上がって行ったところにある栖雲寺を帰りがけに訪ねた。花菖蒲が見事な境内を抜けると、奥には山の斜面を利用して自然の巨岩や洞窟を巡る散策コースが広がっていた。夕暮れ時ということもあって何だか幽玄の世界に足を踏み入れているような感覚を味わった。
帰りは例によって中央道は渋滞。なので、しばらくは甲州街道を走った。一般道の笹子トンネルは趣きがあるし、笹子駅の近くで名物「笹子餅」を買って食べるなど、一般道を走るのは高速よりもずっと楽しい。


南アルプスと八ヶ岳を望む山梨県長坂町にある区の保養施設・グリーンヒル八ヶ岳には毎年のように訪れ、周辺でハイキングなどを楽しんでいる。今年は梅雨の真っ最中となってしまったが幸い雨にあうこともなく、陽光にも恵まれた。
大窪山のシャクナゲ?
小楢山に登るつもりだったのだが、気づかないうちに登山口の焼山峠を通過して乙女高原まで来てしまった。
戻ろうと思ったら道端に「シャクナゲの大窪山20分」という看板が立っていた。途中高速の渋滞で遅くなってしまい山頂まで1時間半かかる小楢山へ行くのは時間的に少々きつい。 看板によれば今がちょうどシャクナゲの見ごろということだし、急遽この大窪山とやらに行くことにした。 | ![]() |
乙女高原から大窪山への道は乙女高原の標高が高いせいか、むしろ下り気味の楽々コース。小鳥のさえずりを聞きながら鮮やかな緑の道のハイキングとなった。途中、シダが生い茂る植生は去年登った守屋山にも似ている。

30分ほどで山頂に着いた。樹木に囲まれた山頂はしかし展望はなし。それにシャクナゲはどこだ? 見まわしていたら少々下ったところにシャクナゲの木が何本か生えていて、そこに数輪のシャクナゲが咲いていた。「これだけ??」これにはかなりガッカリ。。。 あの看板は大いに偽りありだ。
山頂にはベンチはあれど、暗いし持ってきたおにぎりを食べたくなるような場所ではない。山を反対側に下って行ったところ、車道沿いに早咲きのレンゲツツジがきれいに咲いている場所があった。そこで遅めのお昼。

![]() | そこら辺一帯はレンゲツツジがまだ見頃には少々早いものの、結構いい感じに咲いていた。 |

そこから遊歩道を乙女高原まで戻る途中で鹿のペアにも遭遇した。
![]() | 乙女高原 乙女高原は規模は小さいながら明るい高原が広がっている。 高原を巡る遊歩道を歩いたが、こちらのレンゲツツジはまだ殆ど蕾。これが一斉に花開けば壮観だろうな。 |

グリーンヒル八ヶ岳
宿泊先のグリーンヒル八ヶ岳でゆったりと(実はかなり忙しく。。。)温泉につかったあとは地ビールのタッチダウンビールと冷酒の両方を飲みながら豪華な懐石料理の夕食。ここの料理はいつもおいしい。そして食後はインドアガーデンでチェンバークレッソンによる無料コンサートを楽しんだ。
今回の宿泊はまたコテージになった。このコテージは6人用だが、6人で使っても広々としているところを4人で使うのだから快適そのもの。ノッキングチェアーに揺られながら本を読んだら… やっぱり目が回った◎

コテージが点在する林には散策路がある。不思議なオブジェが林立する広場はキャンプファイアー場。
翌日、11時のチェックアウトぎりぎりまでコテージで過ごして、勝沼ぶどう郷駅の近くの大日影トンネル遊歩道へ行った。
大日影トンネル遊歩道 ここは明治36年に開通したあと、ほんの10年前まで現役のトンネルとして電車が走っていたところを遊歩道として整備したとのこと。線路もそのまま敷かれていて古びたトンネルから今にも煙をもくもく吐き出してトンネルからSLが出てきそう。これを見た途端息子の目の色が変わった。 ![]() 1.4キロのトンネル遊歩道は両側に歩行用のスペースもあるが線路の上も歩ける。内部のレンガの壁はSLが走っていた名残の煤の跡もついているし、一部レールの間には水路が流れていたり、様々な標識なども当時のままで、別世界を歩いているような不思議な気分。 ![]() あちこちにある避難用のくぼみにはトンネルの歴史や成り立ちについての写真パネルが掛けられている。いろいろと眺めながら30分以上かけてトンネルの反対側に出た。すぐ横に新トンネルの出口が並んでいて、こちらは電車がビュービュー走っていた。 ![]() |
![]() | トンネル出口から階段を登るとそこは勝沼ぶどう郷の駅。近くには電気機関車が展示されていた。 |
車まで戻らなければならないので同じトンネルを戻った。さすがに少々足がくたびれたがこれはなかなか楽しい。しかも無料というのがいい。
竜門峡ハイキングコース?
コンビニで弁当を買って次に訪ねたのは、トンネルからも近い龍門峡のハイキングコース。2年前に一度行ったことがあるが、コース半ばに「落合三つの滝」というなかなかいい滝があるので、そこまで行って弁当にするつもりで歩いた。
コースはアップダウンの少ない渓谷沿いの歩きやすい山道。もう3時を過ぎてお腹を空かせて到着した「落合三つの滝」への分岐の看板。そこから板を渡した橋で川の向こう岸まで行き、鉄梯子を登ったりして滝まで行けるはずなのに、どこを探しても2年前にあった向こう岸へ行く橋が見つからない。増水かなにかで橋が流されてしまったようだ。流れの速い深い渓流を渡るのは無理だし、探している途中岩で滑って尻もちをつき、おケツが泥んこになってしまった。。。
仕方なく滝に行くのはあきらめて、川岸で弁当を食べた。 この「落合三つの滝」帰ってからインターネットで調べたら、甲府市観光案内所のホームページに「竜門峡遊歩道は台風の影響で登山道の橋などが流されてしまい、落合三つの滝への通行はできない」なんて載っているではないか! 現地の看板には通常のコースの案内以外何も表示されていなかったのに、これはひどいんじゃあないかなぁ。。。。。 | ![]() |
「初夏の緑の中、渓谷沿いの散歩はそれだけで気持ちよかった」なんていうのはやっぱり負け惜しみのような気がしてきた。
栖雲寺
駐車場から更に上がって行ったところにある栖雲寺を帰りがけに訪ねた。花菖蒲が見事な境内を抜けると、奥には山の斜面を利用して自然の巨岩や洞窟を巡る散策コースが広がっていた。夕暮れ時ということもあって何だか幽玄の世界に足を踏み入れているような感覚を味わった。
帰りは例によって中央道は渋滞。なので、しばらくは甲州街道を走った。一般道の笹子トンネルは趣きがあるし、笹子駅の近くで名物「笹子餅」を買って食べるなど、一般道を走るのは高速よりもずっと楽しい。