入口に並ぶときから異様だった。
周りにいる人間のほとんどが年上なのだ。
仕方ない。
自分は
おそらくリアルなヒットチャートに入っている時に
ラジオで曲を聴いていたもっとも若い世代のはずだから。
丁度5歳から10歳ぐらい上のみなさんが一番のコアなファン
ギターを弾こうとしていた時期にかった歌本を除いて
何冊かいわゆる歌詞集をかったことがある
ただの歌詩じゃねえか、こんなもん (新潮文庫)とか
愛が好きです(新潮文庫)とか
結局95年に全て失くしてしまったけど
2冊だけまだぼくの本棚に残っているものがある
阿久悠自選詞集と
サイモンとガーファンクル詩集 山本安見訳
そう 実現できたらいいねという夢の一つが実現した
Old friendsからコンサートは始った
思っていた以上におじいさんに見えた二人がでも
歌ってみると全然まだ大丈夫で
ポールサイモンは茶目っ気たっぷりにでも
めちゃうまのギターを弾けば
ガーファンクルはやはり心を揺さぶる声を広げて
なんどか胸いっぱいになる
卒業のシーンから始まるミセスロビンソン
本当はポールサイモンのソロの曲なのに
SGの曲になっちゃったよとかいってた
スリップスライディングアウェイ
でもやっぱり圧巻は
Bridge over Troubled Water
ピアノの前奏から期待が高まる
まずはガーファンクル
声も苦しいけど伸びている
いいねぇ
2番はポールサイモンが
(この人はまだバリバリ現役
きっとまだまだ若造にはまけないと
思い切り音楽してる)
っでガーファンクルが3番で〆
スタンディングオベイションが鳴りやまないなか
いったん引き揚げるスーパーデュオ
でも暗くなったステージに再度現われて
Hello darkness, my old friend・・・・
っで
I am just a poor boy
Though my story's seldom told
I have squandered my resistance
For a pocketful of mumbles Such are promises
いい
とにかくいい
最後は
Cecilia, you're breaking my heart
You're shaking my confidence daily
この曲も大好きな曲
いやぁ 心温まるコンサートでした