台湾生活+考察

前に取った写真や考察・日常生活体験の文章

南投県草屯鎮を歩く(2018年3月)その1

2019-01-11 11:32:04 | 生活

2018年3月草屯鎮という台中の干城バス停からバス番号6268バス会社「全航」(6268には二種類あります。国道6号のほうではなく、中投公路を走る地理中心碑までの草屯経由バスに乗る。)またはバス番号6333バス会社「総達」(これも中投公路経由で草屯と書いてあるものに乗ります。草屯を経由せずに水里へいくバスもこの番号なので、乗るときに「草屯」(ツァオトゥン)と一言言って、確認した方がいいでしょう。
干城から草屯までの途中で乗ることももちろん可能です。

草屯には寶島時代村(レトロな時代を再現したテーマパーク)、伝統工芸館に行けば何か珍しいものがみられるかもしれません。
あと、安めのB級グルメ(餃子、チャーハン、牛肉麺など)も食べられるでしょう。

蒸し餃子とチャーハン、炒めた麺は「品昇」という店が人気らしいです。お昼時は込んでいるのでお店の人はちゃきちゃき働いています。(私には少し蒸し餃子のこしょうが多いと感じましたが)
メニュー表に欲しいものの個数を空欄に書き込んで店員に渡せばいいです。持ち帰りなら外で待ち、店内で食べるならメニュー表にテーブル番号を書き込んで(例[卓号:2])座ってまち、だいたい食後にお金を払います。
個人的にはエビや肉の普通のチャーハンがおいしいと思います。量は多いです。

牛肉麺なら、草屯商店街の入り口から右にあるワンタン麺の店(20~30年くらい続いている家族経営の店です)がおいしいと思います。
値段も台中市より安く100元を越えないです(2018年現在)。


大観市場なら朝市では果物や野菜の量り売り(一斤=600グラムで、一斤あたりの値段が書いてあります)、夜なら屋台が立ち並ぶところとして楽しめるでしょう。

散歩記録。

バスで快速道路を走るのですが、運転は結構危険なのを覚悟してください。ボートのように揺れます。
悠々カードにお金を150元くらい入れておけば、往復は問題なしです。(片道は60元でしたが、今は65元くらいになっているかもしれません

まずは夕方の田園風景です。
ブーゲンビリアとマーガレットらしき花が咲いていました。(3月)

平日が多く正月が長い残業しない人々・子どもにたくさん勉強させる台湾・台湾の弁当や自助餐

2019-01-03 00:55:37 | 生活
 年末年始は12月29、30、31、1月1日というふうに公務員や銀行員などは四連休だったようです
 台湾人から聞く話では蔡政権の新しい政策で、公務員の休みの日が増えたといいます。つまり、公的な休日が増えたということ。これに対し、労働者は、自分たちが労働できないとむしろお金が稼げないという理由で抗議していたという話を、去年以前からきいています。

 また、先々週の土曜日は公務員や会社員の多くは出勤でした。銀行も郵便局も政府の機関(労働局、衛生局・・など)も開いていました。つまり「振り替え休日」ならぬ「振り替え出勤」ですね。
 次の週に連休(たとえば土日月)をもってきたいために、その時に休むぶん、その前の週の週末の土曜日に働くわけですね。

 台湾のほうが祝日は一年を通して日本に比べると少ないです。でも正月休みは一週間以上になったりします。
 あと日本人みたく残業を長時間しないんじゃないかな。多分、深夜まで残業・・は異常なレベルだとこっちの人・・・おそらく他の外国の人も思うんじゃないでしょうかね。でも会社によりますけど。
 いったいいつ寝るんだ?いつ家族とご飯が食べられるんだ?と思うでしょう。
 普段は定時に上がるけれども一年を通して平日が多く、旧正月だけ大々的に休むという感じですね。

 クリスマスもデパートでは大々的に飾りつけがありますが、生活のレベルでは特に台湾の方々は日本人ほどクリスマスを意識しないようです。ハロウィン、バレンタイン、ホワイトデーなど、関係ないですね・・・。
 バレンタインデーよりも七夕が情人節だったか、 夏七夕のほうがもっと恋人同士のイベントになってます。
 ちなみに旧暦が農暦とも言われるゆえんは、この暦にしたがって種まきとか収穫などを決めていたためだそうです。

 クリスマスやハロウィンなどの西洋のお祭りは商業的に飾り付けをして、若者が時々友達とレストランで食事したりなどくらいで、お祭りが過ぎても、その飾りはそのままだったりします。クリスマスツリーも今時期まで飾っておくなど。過ぎても、気にしないようです。または、過ぎても飾っておくことで雰囲気を楽しんでいるのかもしれません。

 旧正月の間は、赤や金の飾り物が多いです。それらの色は縁起がよいようで、お年玉、つまり「紅包/ホンバオ」は赤い封筒にお金を入れます。だいたい祝い事はホンバオにお金を包むようです。赤の下着もよく売っています。

 赤いランタン(提灯)なども。ランタンフェスティバルも各地で行われます。紙をはった大きなねぷたのような模型のなかに電気をいれる、大きいランタンが公園や川沿いなどの広めの場所で展示されており、夜に夜市も出て、観光地に様変わりします。高雄では愛河沿いにランタンが展示されていました。それと大道芸人などもみましたね

◆子どもたちは長い時間学校にいる。そして授業は日本より専門的。頻繁にある小テスト。
 私がこちらに来て感心したのは教育サービスの充実さですね。
 高校生の子から聞いたのですが、朝七時か七時半からもう登校して、自習または小テストが毎日のようにあるんですって。
 親が出勤前に子どもを原付バイクの後ろに乗せて、朝ごはんの店で朝ごはんを買い、それを持たせて、あるいは食べたあとに、子どもが学校に到着するようにする光景を私も見たことがあります。
 ある人の話では、共働き家庭がほとんどだから、出勤前に子どもを学校に送るほうが便利なんだ、とか。

 で、下校するのは五時とか聞きましたよ。
 小学生は水曜日の午後が休みというケースも見たことがあります。あと低学年は早めに帰宅できるのですが、親がまだ働いているときは「安親班」という学童保育のような塾に子どもがいるみたいです。
 実は私もその先生をしたことがありまして・・・当時は小学二年生に英語を見てあげてました。
 
 それと、昼休みは食事後(外から配達してもらうとかもあるみたいですね。高校生なら)学校でみな昼寝をして(机に伏せる)、静かにしないといけないらしく、消灯するようです。

 小学校や中学校などは7時半に登校などで、授業は8時くらいから、と確かききました。(アメリカの中学校も、昔、授業は8時からでした。そして毎日同じ科目を同じ時間に勉強します)

 先生も、「学級担任教師」と「科目担当のみの教師」に分担されており、担任は朝7時か6時半にいき、長時間働くようですが、科目講師とは別なので、負担は日本より軽いのかもしれません。
 こういう分業制は日本でも取り入れたほうがいいかもしれませんね。
 科目講師は数学だけを教えたり、英語だけを教えたり、という様子で、午後からの出勤とか非常勤の講師もいるようです。(小学校から英語は必須科目です。また、オプションとして、放課後の日本語や韓国語など、別の言語のクラブもあります。希望者がお金を払い、子どもを出席させます。)
 学校により違いますが、小学校の教師の友人はそう話していました。

◆自分の経験。アメリカの中学校(西海岸)
 そういえば、アメリカの中学校(私は短い期間、行きました)でも、アドバイザーの先生(ホームルームはその先生のもとでします。別のクラスメートで同い年です)と、英語(多国籍生徒のクラス)・数学・体育・理科・歴史の先生は皆別々でした。
 ホームルームでは先生の話は何かお知らせとか業務連絡ぽいものですね。あと、国旗に向かって誓いを述べるのも毎日です。みんな立って、国旗に向かい、胸に手を当てて、I pledge alliance, to the flag, of United States of America, ?? to the public...one nation under the god...当時呪文みたいに言っていたので、雰囲気は覚えているのですが、文字に今初めて起こしてみると、こんな感じだったな。。と思います。私は全然意味も大してわからず、ただまねしてました。
 日本でもしこれを全国籍の全部の学生にやらせるとなると、ちょっと問題が起きますね。宗教上の理由もありますし。
 私は個人的に、何の気持ちもなく、ただやるってだけでした。
 向かいの女の子(インド人)もやってましたね。
 でもたとえ、誰かがこれを拒否しても先生は、「じゃ、静かに座ってなさい」と言うだけですかね。
 こういう対応は日本ではどうなるかわかりません。先生も「やれ!」と怒るんでしょうかね。
 個人が拒否したらアメリカではその個人の意志を尊重で、無理強いはしないですね・・・特にもし理由をきちんと言えば、納得してくれることが多いと思います。日本批判で申し訳ないのですが(私も日本人)日本の場合、もし理由が理にかなっていても、「でも、決めごとだから」「でも、みんなやってるから」「でも、こういうもんだから」で終わるような気がします。
 役所で多いですね。こういうこと。
「でも、私たち、ちゃんと決められたやること、やってます(にこ!)」で何も変わらない役所仕事の人が多いと思います。
 卵の焼き方とか、ステーキの焼き方とか聞くのも、客に選択の自由を与えることが、向こうにとっての「善いこと」ですからね。
 
 日本の頑固親父ラーメン店とかだと、「これは俺のラーメンだ。俺のが食えねえなら、くわねえでいい」になり、「あの、ネギ、いらないです。」「あの、チャーシューはいらないです」「あの、メンマはもし工場のやつならいらないでください。」とか、いうと怒られるんでしょうけど。「贅沢いうな!」「それなら最初から来るな!」になるんですよね。
 私はこれは客としては辛いと思います。
 客は黙って、いただくものだ、という礼儀がありますかね。
 私は日本で怒られることが多くて、けっこう同じような考えの人が海外に出ちゃいますかね・・・海外はそれはそれで不都合やひどいことも多いんですけど、頭ごなしに叱るとか、ないですね。

 アメリカの中学校では、昼ごはんはカフェテリア、食堂、外のランチ用の施設で、一人一人が購入したり、持参の食べ物を食べたりしてました。全部の学生が同じように食堂に集まっており、日本見たく教室で食べる習慣はなかったですね。

◆高校生がもっている教科書を見ると、専門的な内容が多い
 また上記の高校生の方から話を伺いましたが、彼女は難関公立高校の人ですけれども、科目が日本にはないものもあり、その内容は専門的です。
 「地球科学」という科目では地球の誕生から歴史、恐竜の時代などまで学ぶそうです。また、太陽系惑星の特徴や、天球儀を使っての学習などを通して星と地球の関係も学んでいるようです。地球儀の周りに天球があり、天球の地図になってるのが、天球儀ですね。そう、地球を囲む透明の球に星の地図が描かれてるようなものです。
 物理とか生物とかもけっこう専門的な詳細な内容でした。

 また、軍人が教師として学校に来て授業を行うものもあるようです。厳しい人もいれば、優しい人もいるそうです。
 辛亥革命(1911年)を起こした孫文が建国の父なので、教室の黒板の上には孫文の肖像画がかけてあるそうです。でもその肖像画にはいたずら書きもされるようです。先生によっては怒る人もいそうなのですけど。

◆高校生の昼食
 給食は学校内で作られず、仕出し屋からの中華料理の弁当が来るようで、一食あたり30~40元ほどだそうです。一般的な弁当は、60元は少なくともするので、安めです。これは高校での話です。
 小学校では、仕出し屋からのバット入りの給食がきて、一人一人がバットから好きな量をとってたべているのを見たことがあります。机はそのままで、やや個食の感がありましたが・・・。
 そして、どちらもその後、机に伏せるお昼ね。

◆お弁当の様相イン台湾
 だいたいこちらの弁当は三種類の炒め野菜(労働者や大学生向けなら四種の野菜を入れてくれる店もあり)、そして肉または魚のメインディッシュに、白いご飯(または五穀米(ウー↑グーミィィ↑)、または紫米(ツーミィ↑)の選択肢もある場合もあり)、スープが小さいカップについてくる(無料で野菜の細切れや豚の骨などをダシにして塩味の)、といったものでしょうか。
 魚や肉の種類によって60元~80元くらいと値段は変動します。台北以外ならお弁当は一個百元以内で収まります。
 古くて客も少ないような路地裏にあるような最安値だと中部や南部なら50元もあると思います。台北ならちょっとそんな安いお弁当は無いかも。肉なし野菜のみなら50元もいけるかもしれません。南部なら野菜のみなら40元もあるかも。あるいは35元。
 台北の物価とそれ以外の地域の物価は差がけっこうあります。

 これらのメニューは「自助餐」と呼ばれる、中華バイキング方式のもっとも庶民的で気軽な食堂のおかずとほぼ同じと考えていいと思います。

◆自助餐:バイキング式の店

 自助餐は加熱した肉や野菜を得る手段としてはいいものの、油は多いです。スープは無料なので、スープに浸して油をとってから食べてます。私は、時々・・・。自助で買ってきた食材を湯がいたりあたためたりして再度自分の好きなように調理して食べるって人も昔の同僚でいました。
 油の多さは、台湾人の友人でもちょっと・・・という人はいて、彼女はよく麺の店で水餃子とかワンタンメンとか食べてましたね。野菜なら「タン青菜(タンチンツァイ)」という青菜(キャベツ・空心菜・地瓜葉・大陸妹などの青菜をゆでて、肉そぼろまたは醤油をかけたもの・こちらのお浸しですね。)を食べればいいので。それでさえラードや肉そぼろのタレがついてくるので、私はとある店では、醤油だけでいい、と言って油を入れない場合もあります。
 昔は貧しかったので、油がおいしいもの、という感覚から来ているのかもしれません。

◆タンチンツァイの具材(こちらのお浸し)
 ちなみに、空心菜はシャキシャキです(ゆですぎたらおいしくない)、地瓜葉は、直訳すると芋の葉っぱですが、本当のサツマイモの葉っぱとは違うのではないかと思ってます。緑が濃くてゆでるとやわらかく、粘着感はないものの、見た目はモロヘイヤみたいな感じ。大陸妹は苦いです。レタスのように感じるものの、レタスとはちょっと違います。
 あとスーパーでA菜と書いてあるものも、大陸妹と同じような味がします。同じなんでしょうか・・・
 夏時期はキャベツは農薬が多いと思うので、A菜や大陸妹のほうが、苦いので虫も大してつかないらしく、農薬を気にするなら、そっちのほうがいいと言っている人もいました。

◆自助餐の料金計算方法
 炒め野菜がバットに多く入っており、ステンレス製のトングで自分で好きな量を取り、メインディッシュとなる肉または魚をだいたいの人は一種類とります。(二種類取ると値段は上がると思っていいでしょう。)
 そして、野菜の量が一般的な量なら、係りの人が目で見て確認して、値段を言います。野菜は日本の感覚より多くとっても値段は大して上がりません。一般的な野菜の量と肉料理が一つなら、だいたい70元くらいでしょうか。そこに煮卵や焼き卵も入れると、10元か5元アップでしょう。
 ご飯は「小碗(シャオ↑ワン↑)」「大碗(ダー↓ワン)」か言って、、女性なら小さいの、男性なら小さいのまたは大きいのでよいと思います。

 紙製のお碗の縁より高く盛られたらそれは「大碗」です。その縁と同じ高さだと「小碗」です。

 スープと飲み物(甘い紅茶)は飲み放題のところがおおいです。(店によってはスープが有料で、カップに入って売っている。でも台北でしか見たことがありません。)スープは中華の鶏がらスープもあれば、味噌汁もあります。


今日は初めてですが、結構わっと書いてしまいました。また内容も、台湾の休みから、学校教育、そして庶民派食堂についてでした。
私の癖で、内容が色々回る面がありますが、随時、写真も追加していけたら、もう少しまとまり感がでるかな、と思います。
本日はここまでで、お付き合い、ありがとうございます。


自己紹介

2019-01-03 00:37:31 | 日記
台湾に現地採用でだいたいは語学系の仕事をして住んでいる30代後半の日本人です。撮りためた写真を利用したり、社会のことなど、息抜きに文章を書いて表現したいと思いまして、ブログを始めようと思いました。
明るく楽しい旅行記風にするのか、それとも社会や政治への意見も書くのか・・・両方書きたいですがね。私はどちらかいうとリベラルです。
読んでる人がなるほど、と思えたり、楽しめるブログにはしたいと思っています。
高雄、台中、台北に在住経験があります。24歳から、トータルでは10年弱になりそうですが、ずっと継続的にすんでいるわけではなく、数年、日本で働いていたこともあります。

よく話す友人は台湾人か多国籍…な英語話者ですかね。
日本人の友人は、2人くらいの元同僚しかいないですね。

宜しくお願いします。