台湾生活+考察

前に取った写真や考察・日常生活体験の文章

占いを四つに分類してみた

2019-08-15 10:56:39 | 占い・スピリチュアル系

  こんばんは。連日、こっちは雨が降ったりで湿度がすごいです。

  最近よく仕事の関係の人とも香港のことを話します。どうなるんだろう・・と。もうほぼ戦争になっているような危機感を私自身は感じますが、日本での報道はどうなんでしょう?香港の警察では人数がすでに足りないはずだから、あの警察隊の中には中国の軍人も入っているのではないか?(こんなこと日本のプラットフォームでは言いにくいですけど)と話してました。新彊ウイグル自治区の民族(イスラム教徒)への圧力行使にしても・・(BBCの日本版に記事があります)長いあごひげを生やしている、また国外の家族と連絡取るだけでも、過激派とみなされて、教育施設に行くか、裁判かの選択をせまられ、教育施設に入るわけ。当局は「彼らが自分の意思で入っているのだ」と。

 台湾も「国」とは国際的には認められてないので、中国との経済関係がある国々で利益を考えて台湾と断交する国も出てますね。

 ***

 今日のタイトルの内容は以下です。自分が迷う事柄についてどの占いにしたらいいかも迷うってことがあって、色々やってみた中で四分類して、どの占いがいいかの判断材料にもなるかと。

** 以下は私が経験しました占い(となると自分は相当占い好きって部類に入りそう・・・でも一人の占い師が複数の占いを組み合わせるのが一般的です。)

  1. 誕生日で占う:四柱推命、星占い、数秘術など
  2. 身体的特徴で占う:手相、面相
  3. 直観と視覚イメージにより占う:タロット占い
  4. 見えない何かに祈りその声を聞くことによるもの:「亀の甲羅占い」、廟のお坊さんから神様の声の伝言
占いの情報源による分類です。

**1.四柱推命、八字、紫微斗数、星占い、数秘術・・・生年月日と時刻から算出する

 生年月日や生まれた時間がなぜ必要かというと、天体の位置を知るためですね。この考え方だと、我々が宇宙から出てきた存在であること、我々も宇宙の一部で因果法則により生まれて死ぬといった考え方に基づいてるのではないか、と思います。

 仮に、全てが因果法則としますよ・・すると、数億年前、ずーっと昔から私が生まれることも単純計算で算出可能ってことになるんですよね。極端な話。

 では人の意思はどうなるのだ?とよくある議論ですが、占いの場合は、仮に全てが因果法則として、これまでの、この星の動きのときの人間の傾向・・みたいなデータの総合から、あなたはこれこれですよ、と一つの基本情報といったようなことを説いてくるのだと思いますね。私の思考や意思までもが宇宙の法則によるのだ・・となると、占いで算出可能になるのでしょうかね・・・

 でも天体の影響を受けるというのは本当だと思います。単に身体的なものですけど、満月や新月では重力が変わりますよね。すると少しの違いがいつもより見られるのは当然のこと・・・地震のきっかけになったりもします。人間はその変化を感じないかもしれませんけど、感じる人もいます。
 
 
**2.手相・面相・・身体の特徴・・物理的変化・・面相はあまり信じてないです。

 まず私が面相を信じない理由は、欧米人、インド人、アフリカ人など、かなり顔が違うし、多民族国家だったら色々な人がいるので面相占いが使えないのはだいたい想像してみたらわかると思います。面相はその発祥であろう古代中国の人々の間にしか通用しないんじゃないかなと思ってます。アジア人なら・・とも思いません。

  アジアも広いから、地域によって顔に傾向がありますもんね。気候や歴史の影響で。単に皮膚の色だけではなく、目の大きさ、まつげの長さなどまで関係してくると思います。

 手相も面相と同じように、人種、地理的条件などで変化するから・・と考えられそうなんですけど、手の平のしわなら、より細かい情報を表してそうなので、国際的に通用するのかなあ・・なんて想像します。

 理由はあまりはっきりとはいえないものの、面相は私はあまり信じない・・でも手相は少し信じます。

 手相は変わるともいうので(大きいしわはあまり変わらないみたいですけど)、環境に左右される部分もあるんでしょうね。

 もし、全世界でサンプルを多く取り直して調査したら、現代版の手相と面相ができてきそうですけど。占い・・というよりは、分析でしょうか。

 そんな研究をしてみようという人がいるなら、あってみたいですね。

 **

3.タロットについて・・・透視にも関係する?

 タロットは視覚情報から得られる部類のものですよね。その視覚情報について自分の中で抱くイメージを読み解くものに近いと思っています。「夢占い」も似たようなジャンルかなと思います。

 台中の「紅楼」というビルの一角にてやりました。同じ先生に二回。中国語のみです。基本的に。英語もわかってくれますが、一部分です。

 不思議と当たるので、なんで?なんで?と思っていましたが、「見えていない、でも実は見えている、自分でなんとなく答えが描かれたカードがわかっているからだ」とのことをとある占い館の方から聞きました。とすると、本人の精神力や直観に関係してきますね。

 もし欠点を言うなら、それは全く「その人のイメージや想像」から得られた占い結果ということで、その人の世界の中でしか知りえないことしか出てこないってことでしょうか。だから、無意識レベルから自分の心が知りたい人にはいい占いなんだと思います。

 ただし本人が予想だにしない、何か突然の思いがけない出来事が発生し、自分がそれによって、選択を変えないといけない場合があるとすると・・・そこからまた自分の思っていた道とは別の道が開けるんですよ。そういう場合は、昨日までのタロット占いの結果はあまり当てにならなくなりますかね。

 ちなみに、「当たるタロット占い師」はきっと、相談者が正しいカードを選べる状態がわかる人、またその状態に導くことができる能力がある人だと思います。

 つまり、相談者の疑問に答えるカードを「選ばせる」んだと思うんですが、決してマインドコントロールの意味ではなく、その人がいま直観の波に乗ってるかどうか、チェックできるような人だと思います。「自分で選べる状態」かどうかってことですね。

 本人の感覚が研ぎ澄まされている場合ほど、同じ人物でも、当たるのではないかと思います。煮詰まって選べないとき、一度、リセットすることがありました。こういうのは考えれば考えるほど精度が下がるんだなと思います。疲れによって。

 眼の検査でもそうですが、ずっと検査をさせ続けると、見えにくくなったり、二重になって見えたりします。そういう時は、一度眼を閉じたり瞬きをしたりして、見ます。そんなもんですかね。

 なので、心理学も関係してます。タロットが当たる占い師は、おそらく、相談者の勘を鋭敏にさせたり、適度に休ませて仕切りなおしもさせることができるような人だと思います。カードを選ぶときの目つきや手の動き、選択までの時間など・・も、関係ありそです。

 **4.私の経験した、「神様の声」関係の占い。・・・すべて台湾でのことです。

 ①亀の甲羅占い(台北)②廟で神様のお告げを聞く占い(高雄) ③友人の紹介の占い師(新北市)④廟のおみくじ(鹿港)

 ①亀の甲羅占い、については数ヶ月前に受けました。手のひらサイズの亀の甲羅に古銭を数枚入れて、両手で包み持って念じながら振り、その古銭を、印や線などが付いた盤の上に振り出し、そのお金の落ちた位置などを先生が見て、結果を言うスタイル。 

 かなり自分でも気になっていたことなどが当たり、驚きました。私は、細かいとこまできちんとしてないと気がすまないような部分がたまに出るんですけど、そのせいで、周囲をげんなりさせるとの忠告をいただきました。それは自分でもわかってるのですが、特に職場では危険らしい・・ので気をつけます。

② 廟の神主が私を見て、祭壇に祈り、うちわを振りながらその声に耳を傾ける(高雄市)

 その廟は小さい家の一階にあり、住宅地を歩いていくとありました。友人のお母さんが人づてに聞いたお坊さんらしいです。特に占い師というわけではなく、相談事がある人は相談し、お坊さんにはお茶とか何か手土産を渡すだけでいいんだそうです。実はこの手のが私が思うに、一番当たるような気がしてますが、今となってはもう十年以上も前なので、気にしてもしょうがないな、と思います。

 お坊さんは、面相、手相、生年月日と生まれた時間を私に聞き、祈りながら、片方の耳に手をあてて、道教の神様(これは小さい人形なのですが)にむかって(うん、うん)とうなづきながら目をつぶって聞いてました。
 「日本に帰らないほうがいい、あなたの家族はおかしい」「○○科の病気に気をつけて」これらは本当でした。また、話すことを仕事にしたらいいとも。

 今思うと、私の手はきゃしゃでした。それに運動が得意ではないし。だからかなあと思ったりもしましたが、○○科の病気は、確かに本当でした。手術しましたし。ただ今となってはその予言は誰にでも言えそうというか、偶然かと思ったり。家族が、の部分は当たってる笑。

 また、私はお坊さんのお告げにそむいて、日本に帰りましたが、結構苦難の道をたどりました。決定的な被害というか。10年悩みました。

 ここでの教訓ですが、自分の意思がほぼ固まっているけど自信がない・・という場合、むしろ占いをしないほうがいいのではないかと思います。意思が固まってるのなら自分を信じて、失敗しても成功しても自分の責任として今後成長するきっかけにもなります。

 でももしそういうときに占いをしてしまうと、かえって迷い始めたり、また失敗したと感じたときに、占いの通りにした自分、または占いにそむいた自分について後悔するんじゃないでしょうか。
 まったく信者のように信じ込んでいるなら、まだいいのだと思います。

 でも私のような半信半疑の人間、また自分の意思がある程度ある人間が確認のために占いをする、というのはあまりよくないのではないかと思っています。
 完全に遊び感覚ならそれもまたいいのかもしれませんが、占いは怖いものだと思います。
 遊び感覚とはいえ、占いの結果は心のどこかにひっかかっています。そしてふっと出てきたりします。やっぱり多かれ少なかれ影響されることを覚悟で行ったほうがいいと思いますね。
 大事なのは、自分の選択だ、として自分を信じることでしょうね。失敗しても、これは必要な失敗だったのだとあとで思えるなら、それはいいんですけれども・・・。
 私は、そうは思えていないので、微妙な感覚です。
 
 ③新北市のとある占い師
 この方には超超悩んでいるときに行きました。信頼している友人がまたその友人に聞いて紹介された人です。きれいでふくよかで、さっぱりした優しそうな人でした。礼儀正しくて、教養もありそうな・・・ニコニコしていて、真剣に私の目を見て話す人でした。
 値段は高かったです・・台湾での占いでは一番高かったです。3000元以上でした。日本円換算では1万円より高くなりますが、私が思うに、ワンセッションで1時間以上かかるようなら、これは妥当な値段だと思います。私は多分2時間くらいかかったと思います。秘密も守るし、実は弁護士も在籍しました(通訳も兼ねる)。占いは危険な仕事でもあると思うので。
 オリエンタルな室内でお茶を出され、仏教音楽のようなもの、お線香とか何かいいにおいがしました。室内は何か工芸品か何かも売ってるらしくある茶店の一室でした。
 録音も許されて、あとでたまに中国語の勉強がてら聞いてもいました。
 四柱推命と面相、手相、それと何かの声を聞いたり直観で・・・アドバイスしてくれました。
 とはいえ、アドバイスは完全に実行はできていません。中途半端だから、中途半端な状態から抜けられないのかもなあ・・・
 日本よりは台湾、台湾よりは欧米がいいんだそうです・・・

 ④ 鹿港のお寺、天后宮でのおみくじ。

 こちらは数年前です。三日月の形の赤い二つの木片を振って、地面に投げ、片方が表、片方が裏になったら「よし」とのことで、脇にある、壺にたくさんの番号付きの棒が入っていますが、その束を両手で持ち上げて、振りおとし、落としたら、数本が飛び出ている状態になる。

 そして、その数本の飛び出した棒の中で一番高い棒をとり、番号を見て、その番号に該当するおみくじを取りにいき、結果を読む、とのことでした。

 私がやってみると「家族孝行をするように」とかかれておりました。自分の孝行の程度はすでに十分だと思い「もうすでに孝行している」というと、その神職者に「もっと」といわれました。

 なんでしょうか、家族だけではなく先祖の供養もやれということかとも思えます。ずっと海外にいるのでお墓参りはしてません。
***
 最後のおみくじは単なる紹介で、何も考察すべきことはないです・・・。
 昔は神仏をほぼ信じてなかった私ですが、今は神仏がいるかどうかわからないけど、念のためにきちんとアドバイスを聞いておこうと思っています。
 私は神社に初詣する時もまるで心がこもってませんでしたが、これからは心をこめようかなあ、なんて思ってます。
 不謹慎なことを拝んだこともありますし、実は、廟のお守りを私に渡してきた人が嫌いでそれをやぶって捨てたこともあります・・・(若干反社会的でしょうか?)黄色いお札を小さく折り、八角形になっている状態のものでした。私にはそういうものが余計に思えたので。
 私が何か呪われてるとでもいうの?それに捨てるに捨てられないじゃない!と思って、イライラしてしまい、ただ捨てるというわけではなく、どうなっているのか、一応ひらいてみてからやぶって捨てました。・・・・不謹慎!こんなこと書いたら反感買いそうですが、今はそんなことしませんからね・・・・。
 こちらの人は、廟でそういう黄色いお札をたくさんもらってくる場合もあるそうです。財布の中などに入れるんですって。そのお札は廟の線香の煙にかざしてから、もらうらしいです。

 

 それではおやすみなさい!
 

 

八字(バーズー)占いをしてきました:占い雑記

2019-08-13 14:51:40 | 占い・スピリチュアル系
 こないだ、手相占いにいくことを思い立ち、行ってきました。というのも、前から気になっていた、「仏眼」の相(親指の関節に目のようなしわ)が私の親指両方にあるぞ・・と思い、直接聞きに行きたいと思って、グーグルマップで手相占い師を探すと、近くに一つありました。
 私は今までけっこうたくさん占いに行ってるほうだと思います。高雄の廟、新北市の占い師、行天宮の地下の占い横丁(一般的に一件500元・多くの内容で1000元。でも多くのことでも500元で見てもらったこともあります。)、台中の一中街の紅楼の二階の占いコーナーでタロット占い(一回200元で30分くらいですかね。すごくよくあたりました)、あと、台北での本格的な占いは今回含め二回ですね。行天宮の占い横丁のはちょっとした楽しみ程度だと思います。そこまで一人をじっくり鑑定しません。
 日本でもここ数年では三回くらい行ってますね・・・・。
 高校生のときはゲームセンターのオーラ占いが始めてです。赤と紫だったか、二色のオーラで意外と当たってると思いました。赤は情熱、紫は芸術家ぽいみたいな診断でした。

  レビューを見てみるに、よさそうだと思って、行ってきました。決め手は「きついことを言われた」というレビューでした。良い事ばかりいう占い師よりも、本当に思ったことを言ってくれる人のほうが良いと思って。それを聞いてそれが本当かどうか判断するのは自分ですしね。
 
 台北駅の北のバスターミナルから中山駅までの道のりの途中にあるかんじです。

 ここかな・・と思って路地を入ると、すぐに手の看板が見えたのでわかりました。
 おじいさんと中年の男がタバコを外で吸いながらおしゃべりしてました。

 「すいません、ここ占いですか?先生いらっしゃいますか?(Qin-wen, zhe li shi suanmin ma? Laoshi zai ma?請問、這裡是算命嗎?老師在嗎?チンウン、ツァーリー スー スワンミンマ? ラオスー、ザイマ?(片仮名発音では決してないのですが強いて書きました)」
 すると、「請進(qin3jin4)チンジン」(どうぞ)とおじいさんが中に入れてくれました。
 「雑誌を見てきたんでしょ?うちのやり方知ってるよね。予約はある?」などのことを言われたので、何の話か、誰か勘違いしてるのかなと思ったんですが、日本人の客はだいたいその雑誌を見てくるとのことで、雑誌を見せられました。
 怪しいところじゃないぞ、とアピールしているのだろうか?と思ったので、大して中身は見ませんでした。(これはたぶん私の邪推。雑誌のことを聞いても私がちんぷんかんぷんな様子だから会話の流れで見せてきただけでしょう。)
 おじいさんが先生でした。

 そのおじいさん先生と10分くらい話したりして(生年月日をまず聞いてきます)、「29歳のとき、あなたが男だったらもう死んでた」というのを聞いて、私にはピンと思い当たるふしがあったので、詳しく聞きたくなりました。
 ちょっと面白そうだと思った。あと私の苗字が間違っている、とも。
***生年月日が間違いと言い当てたとある占い師の話・・
 こういうことを突然言う占い師というのは、いるらしいです。私の台湾の友人の母親も香港だったかマカオで占いに行ったらしいのですが、生年月日が間違っている、と言われたそうです。
 実際、彼女がいつも使っている生年月日は戸籍上のもの、政府の登録によるもので、占いのときもそれを言ったそうです。しかし、実際の生年月日は一日か二日ずれていたというんですよね・・だからその生年月日は間違いでは?と言われたんだそうですけど・・・

 簡単な話はある程度私の中国語でも通じましたが、占いに出てくる専門用語が全くわからないので、やはり通訳に来てもらいました。専門用語はネットでも出ている、正官、偏官、七殺、とかね。

 通訳の方(日本人)は15分くらいで来てくれました。
 たまたま誰の予約もなかったので、私のために取れる時間はけっこうたっぷりありました。制限時間も特に決まってはおらず、一応私が納得するまで質問させてくれたし、先生とお話した後、通訳者による細かいデータの説明も情報量が多くてよかったです。先生に習ったそう。
 所定の紙を通訳者が自作していて、そこに情報を書き込んでくれました。

***
 あまり内容的には良くないものもありました。良くない、というかちょっと残念、というものも。
 通訳の方が笑いもせず淡々とまるでレコーダーのようにつらつら述べるので、思わず笑えました。でも、そのぶん、真面目さというか、ふざけた人ではないな、と思いました。
 残念なのは、有益な友人がほぼいない、というのですね。聴いた瞬間は笑ってしまいましたが同時にショックでもあり。でもまあ、少し「覚悟」ができたというか。

 最近、一度離れた友人が戻ってきたという珍しい経験をしました。
 唐突にメッセージが来て、当時は仕事や健康、家族の世話などで・・と理由をいっていた。不思議だなあとも思います。でも私のところに来てくれるのは光栄です。
 ただ、何らかの私のサイドの原因もあったと思う(すでにほとんどわかっています)ので、気をつけようと思います。

 「家族運は?」と聞くと、「家族も友人も同じく、人間関係」としてとらえるとのこと。家族は最初の人間関係だから、のちの人間関係の前提になってるとの考えによるのかもしれませんが、家族と友人は全然別だと私は思ってますね。家族が最悪であるほど友人は自分にとって大事なものですし。家族が理解者とは限りませんからね。理解者は外で得られると私は・・私はそういうタイプだなと思ってます。
 
 台湾の占い師はけっこうきついことを言うこともあるようです(まあ日本も人それぞれですが)。
 台湾のまた別の友人の話。彼女が悩んでいるとき、彼女の友達が占い師のところに行こうと誘ったらしく、すると「一生けっこんできない」と言われたそうで。それを聞いて「何だって?!」と腹が立ったそうで、そもそも占いに興味のない人ですが、ますます興味なくなったみたいです。
  
 日本の占い師のサイトを見ると、時々注意事項とか書いてありますね。「人の生死やギャンブルに関わるご質問はうけかねます」と。のちのちクレームになったら困るのと、法律的な部分も関係してるのかもしれませんが・・・・。
 台湾ではそこまで細かく前もって文面にしたりしてるのは見たことがないですね。
 民間医療にしても、歯科治療の自己負担にしても、それほど詳細な告知事項は見たことが無いです・・・

 でも今回私はこのおじいさん先生に「何歳まで生きられるのか」と聞いてみたら、はっきり7○歳、・・の峠をうまく越したら8○歳の可能性といわれました。(ピンポイントで言うところがまた不思議)
 これは嬉しかったです。けっこう長生き。
 
  人生を仮に80年として、自分の地点がどこかと、そして全て、80歳までの年月を紙に書き出したんです。すると、○○歳から○○歳の間の○年はとても短かった。これがあと何回あるのか・・といったふうにとらえると、残りはとても短くなります。
 しかも、年をとるほど、時間のスピードは早く感じられるし、しかも色々と制約も加わり、さらに金も時間も必要だ。。と思うんですよ。
 
**行天宮の占い横丁は基本情報のみかも
 以前、行天宮の地下の占い横丁では、とある占い師に、1000元(2019年5月)とられたんですけど、終始ニコニコニコニコと、これでもかというほどニコニコされて、ニコニコしかできないのか、と思わせるほどの、徹底的なニコニコぶりの占い師だったんですが、
 「あなたの悪運は今月で全て去った。あなたの人生の中の悪い運は全部去った。これからはいいことだ、大丈夫。すごく運がいい、これからすごく運がいい」といわれました。
 これは嘘だな~と思いますよね。人生の中の全ての悪運が全て去ったという言い方でした。
 でもほんっとうにポジティブなオーラにあふれた笑顔で親指を立てて、GOOD!サインをしてるので、こっちも思わず笑うしかない。「仕事、これからすごくいい、老後、安泰だ」などと・・・
 あまりに占い師さんがポジティブな様子なので、ほんとかな?信じてみようかな?なんて思ったりも。
 こういう観光地の占い横丁は、観光客が多いし、観光気分を上げるためなのかなあ・・なんて邪推しちゃいましたね。

**十干干支は60通り
 で、こないだの話に戻ります。おじいさん占い師の占いは「八字(バーズー」という占いと手相と、二つを組み合わせてみてました。でもその先生の「八字」は他の先生のとは少し違うらしいですが。。。私はその先生によると「七殺」とか言われましたが、ネットでは違いました。何か計算方法とか違うのかも。でも先生の判断のほうが合ってるような気はしました・・

 「八字」によると、生年月日と生まれた時間から導き出される文字が八つあるそうで、生まれた年、月、日、時間の四つの軸からそれぞれ二つずつ、文字が出てくるみたいです。四柱推命の四の文字は、生まれた「年」、「月」、「日」、「時間」の四つからだそうで、日本では四柱推命と、台湾では「八字」という言い方をする・・・・とこれは聞いた内容と素人の私の推測を織り交ぜた判断で、気になる方はもっと調べてみてください。
 
 紫微斗数(しびとすう)ともいうそうで、十二支(12年で一回りですね)は日本でもご存知、それに加えて、十年で一周する十干(じっかん)というものを組み合わせて全部で60種の「十干干支」があるんですって。
 「丙午(ひのえうま)」の女性は性格がきついとかいう迷信がありますけど、その「丙」の部分が「十干」の中の一つだったんだと、こないだ勉強になりました。でも平安時代とか江戸時代とかには使われたんじゃなかったっけ・・・?
 十干干支なら、漢字二文字になります。「丙午」なら「丙」と「午」ですね。十干の文字と十二支の文字の組み合わせで、二つの漢字。
 十二支に十干が加わることによって、「十干干支」は60通りになるでしょう?つまり、自分の生まれた年の十干干支が再びめぐってくるのは60年後、60年で回ってくる、だから60歳は、「還暦」とは、ああ・・そういう意味か、と納得。「還」はめぐる、一周の意味ですよね。
 
 で、先生が書かれたメモをみると、(のちほどもらえます。ピンクの紙に草書体みたいな文字で書かれています。)生まれた年、月、日、時刻の四つの軸、それぞれに対応して二文字ずつ書いてあるので、全部で八つの文字が書いてありました。たとえば「正官」「偏官」とか。
 意味は聞いたけど、だいたいわかったくらいでしょうか。

**感想
 今回の占いのあと、以前のとある占い師に言われたことを、今は信じなくなりました。
 というのも、占いをたくさんやってみると、色々な人が色々な推測をしていて、どれも確かに当たっていますが、もちろん100パーセント当たってるわけではないし、自分がたとえそれに従っても従わなくても、自分の意思で決めたら、占いはもう過去のもので、気にする価値はもうないですね。

 占いに従わない時点で、もうその占いは効力が消えたと思います。そこから別の道ができたんですから。
 2007年ごろか、とある廟のお坊さんに見てもらったのがはじめての本格的な占いなのですが、日本に帰るかどうか迷っており、帰るな、と言われたものの、帰りました。この廟は友人の紹介で、料金はなく、お坊さんが神様に祈り、声を聞く。お金は払わない代わりに、ウーロン茶などもっていきました。
 帰国後、色々と私にとっては不運なことがありました。悪い病院にひっかかったのが最大の損でした。かなり恐ろしい経験で、人間不信とその以後の数年の病気はそこから始まりましたね。

 でも、占いの効力はそう長く続かないし、自分で決めたならそれがベストだと思っています。

 それに死ぬ直前に全てを総合して、自分で納得いく人生だったか、思うんでしょうしね。私は今の人生に納得していませんが、納得いくようにこれから作っていけばいいんだから、過去の失敗もそのきっかけの一つになりますよね。
 今回の先生は「そのつど、正しい選択をしてきた」と言ってくれたので、慰めにはなりました。
 自分を信じるにはいいことばですね。

**私が占いに対してポジティブに感じること
 占いの醍醐味は内容そのものよりは、それを聞いて、自分や先生がどう解釈するのか、これからどうするのかって部分だと思ってますよ。そのためにお金を払っているかんじです、私はね。

 人生最大の不幸は「死」と誰か哲学者が(おそらく複数の)いってたんですけど、私もそのとおりだと思います。まだ死んでないのだから、それだけでラッキーなんでしょう。生まれてすぐ死んだり、生まれることもできなかったり・・っていう人間も存在するんですから。
 感謝すべきですね。まだ夢は絶たれていないんだから。感謝を他の人のための力として使えたらいいなと思いますが・・・

 寿命は70か80代かそこららしいので、今までの自分は焦り、短気な部分があったけれども、もう少し寿命が延びるなら焦らずに他人にも自分にも厳しすぎないほうがいいんでしょうね。
 まあ・・30代後半ですでに老化のきざしとして内部で何か故障が起きていると数年前から感じ、そこから私は焦るようになりました。人生は永遠ではないとわかってはいたものの、思ったより早く終わりそうだぞという意識が出ましたので。
 最近思うのは、直観に従うことの重要性ですね・・
 私はどっちかというと、周囲や理性を重視して直観に忠実になることに引け目と罪の意識をもつような部分がありました。だから、そうではなくて、第一優先事項は直観で決められるのではないかと最近思い始めています。そうしないと、そのチャンスは二度と巡ってはこないだろうし、今できることは次の日にはできない・・ということを最近意識してます。

**「後悔」
 もしあの時~していたら・・・と考えるといつまでも後悔しますけど、でもその「あの時の別の選択」は私の頭の中に存在しても、現実に存在してるかといえば、それは存在しようがないですよね。
 何より当時の自分、自分で決めた自分に誠実であり、その自分を責めないことが大事かと思います。過去の自分は責める対象ではなくて・・・成長材料ですかね。誰かもそういってると思いますけど。自分で決めて失敗したら自分を責める。他人が決めて失敗してもどうせ自分を責めることになる。

 失敗するときは、失敗する、努力しなくて成功することもあれば、努力しても失敗することもある(「白い巨塔」の主人公の妻の父親のことばでもある)。努力はすばらしいが、やり方が非効率的だったり、自分の知識や能力とは全然違う分野だと、より多くの苦労が必要で、いつまでたっても成功もしないですよね。成功するにしても時間がかかりすぎて自分の寿命は多く費やされる。


****占いの値段について また、私が信じる・信じないを判断するとき・・
 私が今までの経験から思うに、変な占い師にひっかからないかぎり、7,8千、一万円くらいかかるのは妥当だと思っています。有名な人は二万円とか三万とかかかる場合もありますけど、特に商業目的の相談になると、かかりそう。
 私にとっては、一般庶民で、一応、きちんと見てもらうとして、4,5千円くらいは最低料金かな、と思います。
 プライバシーを守ることとか、占い師自身のリスクなど考えると、そのくらいは払えます。これは日本での話。
 2000円、3000円なら、おそらく基本情報が得られるのと、今の困りごとを少し相談できるという感じかなと思いますが、その先生の経験などにもよるでしょう。

 逆に私の場合は安い占いはもうやりたくないと思ってます。実はタロット占いはとてもよく当たり、200元という安さで台中でやったことがありますが、あれは自分の心がわからない時には、良いものだとは思いますが、それでは問題の解決にならないというような場合は、おススメしません。
 なぜなら、あなたの心を問いかけるだけで、宇宙とか神様の声を聞くとか、古い人間の歴史からのパターンで占うという類ではないからですね・・・
 宇宙とか神様の声とかいうと怪しいと思われそうですが、それらはいわゆる「他」の領域です。タロットは多分「自己」の領域からしか答えはでないと思います。
 未来の要素が低いと思います。もしそのほうがむしろいいなら、いいですけどね。
 
 高雄の廟のような、口コミで行く廟などは、けっこう当たるだろうと思いますけど・・・
 
 結局、料金ではなく、その占い師がどの程度真剣なのか、どの程度、自分に自信があるのか、どういった洞察力を持っているのか、洞察力があるのかないのか、真面目なのか、嘘つきではないのか、妄想ではないのか、全ての人に敬意を払っているかどうか、自分中心で失礼な人間ではないか、演技してるだけじゃないか、・・・・・などなど、そこで見てます。
 こればかりは会ってみないとわかりません。
 人を差別したり、早合点の人はあまり信じません。
 それと、自分しか見えておらず、この世界や他人に対する客観的洞察力が無いような人も信じないですね。
 そして、とても当たるであろう人のことばも全てではなく、吟味して、部分的にここは役に立つ、ここは気にする必要は無い、など、それも自分の判断ですね・・・
 その人が何か強く訴えてきたら、それはおそらく警告でしょう。それが正しいか間違いか別としてとりあえず頭の片隅に入れます。そして、何かのとき、この警告を思い出して、自分の行動をある程度良い方向へコントロールするようにすることはあります・・・

 また次回、別の占いに関することをかこうと思います。

猫村 next to Houtong train station

2019-08-06 10:23:30 | 台湾
Houtong train station猴銅(ほうとん)という名前の小さい田舎の駅(台北から区間車QuJianCheチュージエンツァー(各駅停車、座席指定はできません)または莒光車(快速、座席指定可 中国語ではChuKuang Cheだったかな?)電車賃は同じか快速が高いかわかりませんが、快速は69元くらいでした)へいき、駅の線路をはさんで向かいの猫村(小さいエリアですが、猫カフェや猫関係のおみやげ屋さんなどもあります)に初めていきました。
猫村というのは俗にそう呼ばれてるみたいで、ちょっとした小さいエリアに野良猫がたくさんいます。
病気のない猫とは限らないので、地元の人は触らないようすでした。私の見た猫もちょっと毛がはげてるとか、皮膚病?みたいのもいましたから、ご注意。
 
※私はこちらでの生活上、公衆トイレとかコンビニの席とかレストランとかでも気軽に使えるように小さいアルコール用スプレー容器に薬局で買ったアルコールをいれて持ち歩くこともあります。アルコール用スプレー容器は百均で売ってます。
 
友達はほぼゼロなので一人です。台北に来て数ヶ月ですが、友達は以前からの台北の友人が2人くらいいます。でもお仕事で忙しそうだし、一人できました。
 
ホウトン駅は以前、ビーチ(砂の城を見に行く途中で通ったことがあります。そこも有名なビーチなのですが、名前も忘れちゃいました・・思い出したら書き足しておきます)そのとき同行した(上に書いた友人の一人)友人が「このホウトンには猫がいっぱいいるよ」と教えてくれたので、今度行って見ようと4年前くらいに思ってたんですよね。
 
このエリア(おそらくRuifeng瑞芳駅(ホウトンより大きい台北からだとホウトンより前の駅)から九分(+にんべん)の間)は石炭が掘られていたらしく、ホウトンのトンは穴の意味、そして、ホウは「猿」の意味ですから、野生の猿もすんでいたのでしょうね(このへんは他のサイトでも情報はあるでしょう)・・とこれはホウトン坑という洞穴のなかをトロッコで通ったときにガイドのおじさんが言っていたと思います。
 
私は人ごみが嫌なので、午前中、猫目当てに十時くらいの電車で台北を出発し快速で(Chukuang号で)11時くらいにホウトンに到着しました。行きは座席指定で快速の切符で。ただ、どうやら悠遊カード(Easy Card)でセンサーにタッチして気軽に改札を通過して、乗ることもできるのかな?すると座席はないけど、急いでるときは便利ですね。
※Easyカードは私は買ったほうがいいと思いますよ。短期間の旅行でも。台中などではバスが無料ですし(10キロ以内。)カードで払うほうが交通費が少し割り引かれます。あと、Uバイク、貸し自転車も使えるはず。
 
一人で猫カフェでサンドイッチとコーヒーのランチ後(300元)のあと、炭坑をトロッコでめぐり(乗車賃は150元)、ホウトン神社の鳥居まで山の中を軽くハイキング、また猫撮影をして夕方に帰ってきました。
トータル6時間くらいですね。
 
これまで台北に3月くらいから住んでいるものの、一人で遠出したのは初めてでした。
いつもうちにこもってお風呂に入ったり、マッサージいったり、買い物したり、何かとすぐに土日が消えてましたね。
ホウトンは午後2時か3時くらいから急に人が多くなり、私はもう疲れだす時分だったので、4時半過ぎの区間車で帰りました。途中まで座れませんでした・・。ほぼ立ってました。疲れましたね。
 
気分転換にはすごく良かったです。
 
今度はルイファン(瑞芳)というホウトンの一つ前の駅で下車して、十分街(九分(ニンベン+分)が有名ですけど、十分街もあったんだな・・)という老街(ラオジエ)もあるそう。
ただ、私は台中郊外の鹿港(ルーカン)という老街もみているので、あまり目新しさは感じないかもしれないです。
 
遠いんですけど、タロコとか、東側のもっとジャングルみたいな雨林の中を歩きたい気がします。
相当昔に行ったきりです。
原住民が日本軍から逃れて作ったひみつの細道(がけの斜面にあります)を歩いた経験があります。
ああいうのは好きですね。
 
それと、「八里」という新北市の港で、朝の三時半くらいに出発して海の上を一人用ヨットをこいで進み、東の空からの日の出を見る短い時間のツアーがあるそうです。
以前の日本語の生徒がこの話をしてて、スマホで録画したビデオも見せてくれました。
波はなく穏やかな水面で、朝焼けの中をゆっくりこいでいく様子・・素敵でしたね。
 
台湾をいつか去る前には参加してみようと思います。
 
それでは。
トロッコは先頭がおそらく炭鉱採掘に使われたときの当時の車両で、小さい一人か2人しか乗れない車両ですが、日本の会社の名前などが書いてあります。
 
このトロッコツアーの中に、採掘の道具(掘る、運ぶ(手押し車。手でバーを押すと進みます)などの装置)を実際に手にとり使ってみる体験コーナーもありました。
なかなか、子どもにはよさそうなツアーですよね。楽しいし、学習もできる、と。
 
それでは。

鬼月が始まったらしい

2019-08-02 17:14:03 | 台湾
 昨日、鬼月が始まったようです。「鬼」(guiグェイ↓↑)は日本昔話に出てくるような鬼ではなく、「霊」の意味です。こちらでは。「好兄弟」(ハオ↓↑ションディ↓)「好姐妹」(ハオ↑ジエメイ↓)とも呼ぶようで、親しみこめてる呼び名ですね。

 昨日(旧暦七月一日)「地獄の門が開いた」ようで、いつも責め苦を受けてる霊たちがこの世に来るってことになってるらしいです。
 そういえば、店の前に供物を用意して、黄色い紙(神様や霊にあげるお金。「金紙」とも言うらしいが、銀紙もあるらしい。誰に上げるかによって、お金の名前が少し違うようですけど。)をドラム缶のようなものの中で燃やしているのを見かけました。燃やして届けるんですね。
 スーパーでも果物を入れたバスケットのセットがあり、お菓子(「零食」=スナック菓子や飴など。)も値引きされてました。
 生菓子なら、緑豆の粉を固めたお菓子とか、なぜか、日本のおはぎも売られていました。
 昨日、テレビで、「宜蘭」でなにやら祭りがあった模様。友達が数日前に宜蘭に遊びに行くといってたので、ああ、この祭りが目当てだったんだな、と納得しました。

 四月に「清明節」という墓参りの祝日もあるんですけど、この鬼月は、全体的にシーズンで一つの単位となっており、色々やってはいけないこと・禁忌があるみたいで、なんとなく、こっちのほうが大々的な雰囲気がありますね。

 実は、私、この時期に引越しをしようかと昨日考えていました。鬼月は引っ越しもそうなんですが、大々的な物事(転職、旅行なども)を避けるべきという考え方があるので、良い物件が安値であるチャンスなんですよね・・・。また、卒業・入学シーズン(6月卒業、9月入学)なので、引越しの時期でもあるのですが。物件が空いたり埋まったりする。

 私が見聞きした禁忌を書いてみようと思います。
以下↓
○転職、旅行、引越しなどしない。
○水遊び(川や海)も避ける。水の中にいる霊が身代わりを得ようとするらしい。
○靴を外に出さない、ドアの外に並べない。靴を外に置くと、霊が、その家に何人、人が住んでいるか数えるんだそうです。で、家の中に入ってなりすまそうとしたりするそう。
○服も夜間は干さない。霊がその服を着る、と聞きました。着て、家族になりすまして入ってくるのかもしれません。
○口笛を夜に吹かない
○人の名前をフルネームで呼ばない。これも霊がその人の名前を聞いて、なりすます、との考えらしいです。
 とにかく霊はできる限り人間界にとどまりたい、人間と取って代わりたいので、自分の身代わりになってくれる人を探すんだそうです。
○傘を部屋の中に干さない。これは、傘の下に霊が隠れる場所を得るからダメなんだそうです。
○山や森にいかない。なるべく市街地にいるようにする。山には霊がたくさんいるそうで。


・・・・・実は昔の友人もなぜか、傘を室内で干さなかったのですが、理由が違いました。彼いわく「太陽に対して失礼だから」これについてはよくわかりません。

日本のお盆は祖先対象ですけど、台湾では地獄から這い上がってきたふだん苦しんでいる複数の知らない霊たちを含めての慰め・・という雰囲気ですかね。

それから余談です。道教の廟の神様の誕生日に行うようなものも見られました。
お盆に限らないですが、定期的に拝む日(旧暦の15日だったかと思いますが)にも見られます。
 廟の前にステージを作り、40代くらいの女性が水着みたいな露出する服をきてストリップ(?)ダンスをする、または人形劇を行う。

 長いおみこし行列が通っていったりするときもあります。
 派手な荷車の上のステージで踊る(さきほどの露出した服装の中年女性の踊り)とか、太鼓・どらをたたく人、大きな人間に見える人も来るんですけど(かぶりものです。人か地獄の鬼か動物かの上半身が被り物で、それをかぶって歩いている人。2メートルくらいあるかと思います。今度見たら写真に収めるかも・・台北で半年ですがまだ見てないです。別の都市ではうちの前とかでも見られました)
 おみこしの中で座っているのは小さい人形ですが、道教の神様らしいです。

 以前、二階のレストランの窓から、交差点が見下ろせたとき、そこの交差点をおみこしが一周するのを見たことがあります。
 一緒に食事していた台湾人の友人がそのとき、「交差点では事故が多いから、ここを守るという意味で、一周するんだ」と話していました。

 道教はいわゆるTaoism ですが、あまり詳しくないので見聞を書いておくのみ・・

 では失礼します。