#平安王朝 新着一覧
「今昔物語」をよみ終えて
・こちらのブログで、田辺聖子さんが訳された古典を読んできました。他にも田辺さんの古典訳の本はあるのですが、この辺りで一度古典は置いて、現代小説を読み直そうと、考えています。コロナ禍にな
24、美女ありき ②
・「法華経は習ったのですが、まだ、そらんじてはいません」「難しいものなの?そらでよむっ...
24、美女ありき ①
・「なまけ者を励まして、学問させる方法・・・これはむつかしい」と老僧は微笑む。嵯峨野の...
23、捨てられた妻 ②
・その男は今、乞食のように落ちぶれてさすらっているという。妻はどうかして男を見返してや...
24、捨てられた妻 ①
・「もともと愛し合っておられたご夫婦でした。それはそれは仲のよいご夫婦、それに殿のほう...
23、赤子を食う鬼 ②
・私の話を聞いた老婆はもらい泣きして、「それはお気の毒なこと。そんなご事情なら、そのま...
23、赤子を食う鬼 ①
・身寄りもない若い女がふと懐妊してしまった。男はあてにならぬ、はかない仲。誰に頼ろうと...
22、玉とり狐 ②
・その気味悪さは、その後の怖ろしさに比べれば何でもなかった。人々が墓穴に棺を下ろし、土...
22、玉とり狐 ①
・よりましはふっくらした頬の少女であった。しばらく眠っていたようだったが、ふと眼をみひ...
21、瓜と爺さん ②
・爺さんが立ち去ったので、我らも腰を上げて、いざ馬に瓜の籠を積もうとすると、これはいか...
21、瓜と爺さん ①
・稲穂がそよいでなびく。田植えのにぎわいはついこの間のことのように思えるのに。「さても...