これが「順位戦の手」 南芳一vs塚田泰明 1994年 第52期A級順位戦 二上達也vs米長邦雄 1987年 第45期A級順位戦
「順位戦の手」という言葉がある。 将棋には各種タイトル戦から、最近ではネットのエキシビションまで様々だが、やはり棋士の「本場所」といえば「順位戦」をイメージされる方は多いだろう。 今は...
「泥沼流」退治の焦点の歩 森内俊之vs米長邦雄 1995年 第36期王位リーグ
「将棋が強い人は、歩の使い方がうまい人」 というのは、よくいわれることである。 オールドファン...
電光石火作戦 米長邦雄vs大山康晴 1986年 第44期A級順位戦 その2
前回(→こちら)の続き。 順位戦史上に残る大激戦の末、米長邦雄十段・棋聖、加藤一二三九段、大山康晴十五世名人の3人のプレーオフとなった、1986年の第44期A級順位戦。 ...
大雪の決戦と「生涯の油断」 米長邦雄vs大山康晴 1986年 第44期A級順位戦
「勝ったと思ったときが危ない」 というのは、将棋を観戦していて、解説者などからよく聞くセリフである。 私など子供のころは、 「勝ったと思うという...
「中原誠の名人防衛は【詐欺師の手口】」と米長邦雄は言い、高橋道雄は「違う」と応えた
「おいおい、【詐欺師の手口】って、なんやねん」 この間、そんなLINEを送ってきたのは、友人フカリバシ君であった。 先日、中原誠名人が見せた、執念ともいえる名人防衛劇を紹介したが...
詰むや詰まざるや 伊藤看寿「図巧 第一番」 米長邦雄『逆転のテクニック』より その2
前回(→こちら)に続いて、「将棋図巧 第一番」の解き方。 若き日の米長邦雄少年が、思わず固まってしまったのが、この局面。...
詰むや詰まざるや 伊藤看寿「図巧 第一番」 米長邦雄『逆転のテクニック』より
詰将棋を「鑑賞」するのは楽しい。 先日ここで、 「詰将棋はムリして解かなくても、一応は有段者になれる」 「苦手という人は、解くよ...
読まずに勝てる(?)将棋必勝法 不利な局面における、正しい嫌がらせ講座
「ゴロゴロ寝ながら、初段になりたい!」 という、ダメ人……費用対効果を重視する、経済観念にすぐれた将棋ファンのため、同じ...
これだけやれば初段になれる(?) 「ただの手の運動」棋譜並べのススメ
前回(→こちら)の続き。 ここまで私の、かなりかたよった棋歴を紹介したが(激辛道場編は→こち...
定跡の知識や詰将棋なしで、初段になりたい! ネット将棋で大ブレイク 将棋俱楽部24編
前回の続き。 ナマケモノの私が、いかにして「初段の壁」を超えたのかについて、このところ語っているが(ここまでの激辛道場編は...
「米長哲学」とはなにか 大野源一vs米長邦雄 1970年 第24期B級1組順位戦
1970年の、第24期B級1組順位戦。 その最終日は、後の将棋界に、多大な影響をあた...