#耽美派 新着一覧
289 耽美の荒庭
毎年花時は詩人画人にとっては嬉しくも忙しない時期で、花に鳥に詩書画に毎刻飛び回るような日々だ。残念ながら今週後半は雨続きの予報で、せっかく咲き揃った染井吉野も山桜も長く保たないかも知れな...
小説「傾国のラヴァーズ」その24・肩すかしな彼
月曜の朝、普通に出勤するといきなり緊急会議だった。 彼の警備・警護の内容を変更して欲...
小説・「傾国のラヴァーズ」その23・不思議な気持ち
本当に彼から連絡が来るとは思っていなかったので、見ていたパソコンのすぐ脇のスマホが鳴...
小説「傾国のラヴァーズ」その22・次の火曜に
しかし、特に彼は何も言ってはくれなかった。 外部の人間に案件のことを話題にするのも嫌だったのかもしれないし、朝のこともあったのだと思う。 …長期になるであろう警護の...
小説「傾国のラヴァーズ」その21・働く彼
気持ちを切り換えなければ、と思いながらも、俺はまだモヤモヤしていた。 しかし、すぐに、...
小説「傾国のラヴァーズ」その20・夜中の電話に期待する
でも俺はどうにか、「誰にも言いませんが、もし、僕ができることがあったらいつでも連絡し...
小説「傾国のラヴァーズ」その19・謎の人脈
しかし彼は、「いや、それは無いんだけど…」と答えてはくれたが、その声に、俺はためらいの...
小説「傾国のラヴァーズ」その18・二人だけの秘密
自分でもお節介なことを言っていると俺は思うのに、彼は無言ではあったが不愉快そうな様子...
小説「傾国のラヴァーズ」その17・どうして俺は
それでも彼は、「ゆうべちょっと寝るのが遅くなっただけなんだけどな。あの後、調べものに...
小説「傾国のラヴァーズ」その15・いつかは合宿
さすがに俺は断った。 いくら気が合いそうでも、出会ったばかりの顧客の家に泊まるわけに...
小説「傾国のラヴァーズ」その14・泊まっていかない?
そして、農業から伝説が始まったと聞く彼の祖父の呪縛には、とらわれていないことにもほっ...