ふうちゃんのお城ブログ

お城巡りについての記録、城郭検定試験の体験談

ふうちゃんのお城ブログ第83回

2025-02-04 10:07:18 | 城郭検定

12月19日から発売されました

拙著「城郭ウオッチングのすすめ」がご好評を頂き

嬉しい限りです。

お読みいただいた知り合いの方々から

お手紙を頂いております。

写真が多くよみやすい。

ガイドブックとして城廻りに行きたい。

難しい歴史を分かりやすく解説している等などです。

城郭検定を受ける方々のための勉強方法も

載せていますのご利用ください。

なお、ペーパーの本に加えて

本日2月4日から

アマゾンなどで電子書籍(Kindle版等)でも入手いただけるようになりました。

こちらもご利用頂けると便利かと思います。

申し込むと即PC,、ダブレット、スマホで読むことができます。


ふうちゃんのお城ブログ第82回 初めてのファンレター

2024-12-26 19:12:58 | 城郭検定

ブログで日本城郭検定について書くようになって

初めて、

次のようなコメントを「こじくん」さんから頂きました。

初めて頂いたファンレターです。

わたしが書いたアドバイス通り勉強され、

今回見事、日本城郭検定2級に合格されたというご報告です。

こんな嬉しいことはありません。

ブログの執筆も本の発行も皆様のお役に立って初めて

自己満足から次の段階に進めるのだと思います。

また、前回お知らせした拙著「城郭ウオッチングのすすめ」

をお買い求め頂き、

お読み頂いているとのことです。

「写真も多く、非常に読みやすい」とのお褒めの言葉も頂きました。

第6章では、日本城郭検定を目指す人へと題し

傾向と対策を具体的に述べています。

「こじくん]さんからお褒め頂いた内容が全て掲載されています。

日本城郭検定を目指す方には

ぜひ、ご一読頂きたい内容です。

https://www.amazon.co.jp/%E5%9F%8E%E9%83%AD%E3%82%A6%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AE%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81-%E4%BC%8A%E6%9D%B1%E5%86%A8%E5%A3%AB%E9%9B%84/dp/4866417854/ref=sr_1_1?crid=2BRO6J21XESAT&dib=eyJ2IjoiMSJ9.QsIqz0Hk7Ze9smzW5lqAeFQd5MMlzscZ8mwemwlb6bHxePvamzNS-tiTOEjbBgC5qORP5lQw9s32DvUzJqdu-9iAxyeOHsYWvudAYyU_y-9OoIyJuc35lncxgt-5dnXsPnhNHfKALYjV0IxBXRzy_jsZMfSZWu9-jXx017zXpy28EvLlVPnGQdV_UHcfYGOkQsZvD260YOu9kn0AUgjep6y3SrOBlSJnrbsrRzbVJ3k.3O3jyqZ-WoPGuzMnREjOQY7o4vcVm99qeBDi6ksdycE&dib_tag=se&keywords=%E4%BC%8A%E6%9D%B1%E5%86%A8%E5%A3%AB%E9%9B%84&qid=1735207531&sprefix=%2Caps%2C174&sr=8-1


ふうちゃんのお城ブログNO81 書籍「城郭ウオッチングのすすめ」12月12日上梓決定

2024-12-21 08:34:58 | 城郭検定

お久しぶりです。6月以来の投稿です。

このブロクをもとにして書籍を作りました。

12月12日に東京図書出版から発売されます。

伊東冨士雄著「城郭ウオッチングのすすめ」です。

日本百名城、続日本100名城をめぐっている方

日本城郭検定に挑戦している方

これから挑戦しようとしている方

にご一読頂ければうれしいです。

写真を多く掲載しているので

写真だけでも楽しめます。

お城巡りの楽しさと城郭検定をリンクさせることができます。

最寄りの書店に注文する。

または、

スマホやパソコンの検索ソフトで

「伊東冨士雄 城郭ウオッチング」と検索して下さい。

アマゾンなどの通販のリンクが表示されますので、そこから注文して下さい。

以下のリンクをコピーしてパソコンやスマホのURLを表示しているアドレスバーに貼り付けてもアマゾンが表付されます。

アマゾンからも注文予約できます。

以下のURLをコピーして貼り付けるとアマゾンを見ることができます。

https://www.amazon.co.jp/%E5%9F%8E%E9%83%AD%E3%82%A6%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AE%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81-%E4%BC%8A%E6%9D%B1%E5%86%A8%E5%A3%AB%E9%9B%84/dp/4866417854/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=E9G710QP9Z8P&dib=eyJ2IjoiMSJ9.QsIqz0Hk7Ze9smzW5lqAeFQd5MMlzscZ8mwemwlb6bFC-OBawQmx0vznUWaTqAx-3VGnkolzuumLW3PS3W3mDQXo55yC_mtqvZaQT-5ISKp8TLkWmYKYBzkxhUtaaYwBrQvyQIKJXRTrPpHHH6wVqIjHb7LziFFROR-YRHTv5QY.tbU3HvO2PsLvmpWgyc4AQB8eI1ZqUBlNPpjoCari3NQ&dib_tag=se&keywords=%E4%BC%8A%E6%9D%B1%E5%86%A8%E5%A3%AB%E9%9B%84&qid=1732792806&sprefix=%E4%BC%8A%E6%9D%B1%E5%86%A8%E5%A3%AB%E9%9B%84%2Caps%2C319&sr=8-1

 


80回ふうちゃんのお城ブログ 元気な桃と出会うたび

2024-06-15 18:06:59 | 城郭検定

令和6年4月15日、娘桃は44歳で旅立ちました。

5年前に娘桃とわたしで行った四国の城を辿る旅に妻と出ました。

徳島城の石垣です。

阿波青石と言われる緑色片岩で出来ています。

本丸まで続く一直線の急な階段を息を切らしながら登りました。

5年前、娘桃はこの急な階段を登ることができた。

と思うと感無量でした。

桃は、この3年間、体調不良で、

最後は要介護で、

、デーサービス、訪問看護、訪問医療等福祉関係の方々のお世話になって生活をしていました。

しかし、小脳に出血の小さな痕跡が発見される前までは、

元気に普通な暮らしをしていたことを実感できました。

桃は元気な人だったのです。

この広い本丸で椅子に座って息を整えながら、

元気な桃の姿を思い浮かべる妻とわたしでした。

 

高知城です。

大手門と天守が現存で残っている城は、高知城、丸亀城、弘前城だそうでとても珍しい。

現存の大手門と天守が同時にカメラに収まるのはもっと珍しいそうです。

珍しいことをもう一つ紹介します。

現存の12天守はすでに紹介。

現存の御殿は川越城、掛川城、二条城、そして高知城。

そして、現存の天守と現存の御殿が同じ空間にあるのは高知城だけです。

 

天守の上にいく急な梯子状の階段

天守の最上階まで行くにはこの階段を登らなければなりません。


宇和島城です。

この天守の特徴は、鉄砲や弓矢を撃つために開けた○まるや□しかくの狭間(さま)ないことです。

平和な時代の城です。

戦うためというよりは、見せることを意識しているのでしょう。

天守を真正面から見るためには、急な階段を20分歩かなければなりません。

5年前の娘桃は、元気にここを歩いたのです。

後ろ向きに立ち止まっているのは妻です。

そこから遅れて立ち止まりカメラを構えているわたしがいます。

 

大洲城と松山城です。

5年前に娘桃とわたしで廻った四国の城を

妻とわたしでその足跡を辿る旅も最終日になりました。

大洲城は現存の高欄櫓と台所櫓の間に平成16年に木造天守を復元しました。

松山城は12現存天守で姫路城とともに連結式の天守で、

戦いのための備えがプンプン感じられる城です。

両城ともに天守の上の階に行くには木造の梯子状の階段を登らなければなりません。

桃は元気にここにきたのです。

そのことを実感できました。

 今回の旅は桃の死から間もない頃、妻から言い出しました。

「桃が行った四国の城に行ってみたい。」

即、わたしは4月25日に飛行機とホテルの手配をしました。

 実は5年前の城廻は、当時、日本名城巡りしていたわたしが、

妻と行く予定だったのです。

出発前日になって、妻が発熱し、

急遽桃といくことになったのです。

 5年前のことが、今日のために仕組まれていたとしたら、

何とドラマッチクな話です。

発病後3年、特に、この1年だけが44年の生涯の中で、

特別な期間であったことを実感できた旅でした。

 

また、桃は親が知らない所で、

元気に年相応にイケメン(福士蒼汰、山崎賢人、松本潤等)にも興味をもち、

友達とだべること楽しんでいたことも、

お線香を上げに来てくれた高校時代の友人や

フラワーアレンジメントを一緒に学んでいた友達の話からわかりました。

 

お遍路さんではありませんが、同行親子、元気な桃に出会えた旅でした。

 

 

 

 

 


ふうちゃんのお城ブログ第79回 再々度小田原城総構へ

2024-05-16 15:04:13 | 城郭検定

 

5月5日に再々度小田原城の総構を

講師小田原城郭研究会の山本篤志さんの案内で

巡ることになりました。

小田原駅西口の早雲像ですが、

5月3日の小田原北條5代祭りに兜と陣羽織をつけるそうです。

この銅像小田原市民一人あたり500円の寄付でできたということです。

 

城下張出です。

東西に50m、南北に45mぼど北に張り出す構造をもち、

敵兵に対して横矢掛と呼ばれる側面攻撃が掛けられます。

「北條五大記」が殿主と呼ぶ櫓台とも考えら

小田原城総構の北端の最前線基地と考えられます。(小田原城総構散策Mapより)

 

総構を巡っていると小田原城の天守が見えました。

山ノ神堀切

総構の北側に位置する谷津丘陵が最も狭くなった場所、

南北方向に尾根を断ち切るように掘られた堀切。

幅約30m、高さは約50m、西側の尾根との標高差約5m。

 

稲荷森

かつて一面孟宗竹に覆われていたため、

最も良好に堀が残された場所になりました。

堀の深さは約10mを測ります。

城内に向かっての湾入地形に合わせて

総構の堀が作られている様子が観察できます。

 

小峯御鐘ノ台大堀切東堀

ここは以前にもきたことがあります。

しゃがんで視線を下げて向こうを見ます。

段差があるように見えます。

今回の発見です。

総構の堀は山中城にあるような障子堀になっていたということです。

これがこのツアーでの最大の発見です。

今まで見てきた城下張出や山ノ神、稲荷森の堀も

障子堀ではないかということです。

この写真は東堀の出口付近にある

小田原の蒲鉾会社の社長のお宅だそうですが、

石垣の土台の上に住宅が建っています。

この高さと堀の深さを比べるのに山本講師は

ここに着目したということです。

 

稲荷森の美しさ。

堀が障子堀になっていたということ。

これが今回のツアーでの新たな発見でした。

秀吉はこの総構をみて、京都に御土居を作ったといいます。

小田原攻めに参加した各地の大名もそれぞれの土地に総構を築いたようです。