高校の時からの親友で、東京に来た時期も一緒で、近所に住んだり色々遊んだりして、東京で暮らす私の中での存在の大きかった子が、このたび彼氏が出来て、長野に引っ越すことに決めたみたい。みんなどんどん先に進んでるってことにふっと気づいて急に寂しくなったり焦ったりする。なんだか一人だけぽつんと取り残されたような気分になる。今のままでいいのかって気もするし、今のままじゃなくなるのがすごく嫌だと思ったりもする。生活は変わらなくても、時は流れているってことに、鏡を覗くと気づく。うーん、老けたなあ。いつまでパピコ歌えるかな。いつまでも歌っちゃえばいいかな。